水原とほるのレビュー一覧

  • 徒花

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    かなり痛いシーンがありますが、終盤が切なくて悲しくて愛おしかった。受けの一途な想いが溢れる作品でした。

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    2010年04月26日
  • 夏陰 ―Cain―

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    初めて読んだヤクザ物です。痛い。でもその中には愛があり、不器用な人間の生き方が描写されています。出会い方が凄く魅力的でした、色んな意味で。

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    2010年01月20日
  • 午前一時の純真

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    ドSで鬼畜な攻めが愛に関してとっても不器用。

    鬼畜な攻めが、受けを溺愛ってシチュが大好きなのですが
    溺愛できるほど攻めは器用じゃなかった。。。

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    2010年05月19日
  • 氷面鏡

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    兄弟モノとか大好物の那義です。
    ましてや双子となればもう!
    双子モノって神秘の繋がりを感じさせてくれますよね。
    でもこの作品は、その繋がりを深めるのではないという観点が良かった。

    引き離されてしまった双子が再び一緒に暮らし始めて、お互いの傷をなめあうように身体を繋げてしまいます。

    兄弟を越えてしまった二人。
    それが間違ってると気づいてしまった弟の兄に対する苦悩が辛いです。
    その弟を優しく包み込む存在が現れて、双子の関係が変わっていくのですが、それを知った兄の弟に対する執着が痛く悲しいです。

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    2010年05月19日
  • 金色の龍を抱け

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    横浜中華街が舞台のお話です。
    母と二人、中国の貧しい村から日本に移り住んだ姿慧は、病で倒れた母の入院費のために、祖父に教えられた拳法で違法な賭け試合でファイトマネーを稼いでいる毎日。
    賭け試合の興行主である梁瀬に目をかけられ、髪を金髪に、女物のチャイナ服を着せられ試合に出るようになる。
    女のような華奢な容姿で、逞しい男を倒していく姿慧に、ヤクザの宮城谷が目をつけ罠を張り…。

    ハードな世界観の中で、孤独なもの同士がお互いのぬくもりを求めて、戸惑いながらも心を寄り添わせていきます。

    大好きな高階佑氏の絵が、この作品を素敵に彩ってます。
    梁瀬が大人の色気でカッコイイ~!
    もちろん姿慧も綺麗で素

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    2010年05月19日
  • 春の泥

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    この作品は、BL的に見ると苦手と感じる人がかなり出そう。
    というのも、攻め=弟が、受け=兄の浮気を疑って、手を上げるシーンが
    あり(平手ではなさそうで)、ここが最大の“萌えない”ポイントになるかと。

    1つの“恋愛小説”としてみた場合、DVというレベルではないので
    (カッとなって同性に手をあげたまでで、毎回暴力で抑圧、ではない)
    おろかだとわかっているけれども止められない執着愛の話で終わる。

    ところが、BLとして多くの読者が求めるものが
    「どんなに陵辱しようとも、そこには絶対の愛があり
    そしてそれは暴力であってはならない」
    なので、ちょっと興ざめしてしまう人が出ても仕方ないかなと。

    個人的

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    2009年10月22日
  • 愛の奴隷

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    【あらすじ】 宏樹は久坂彰信が好きだ。もういつからかは分からない。彰信は久坂組四代目組長の長男だが、家を継ぐ気はないと言い普通の会社員をしている。無口で無愛想だが、足の不自由な宏樹が通うリハビリセンターの送迎もずっとしてくれている。そして週に数回、宏樹を抱く。友人でもないましてや恋人とも言えない関係を続けて十年以上。彰信の気持ちは見えないけれどこのまま続けばいいと思っていた。しかしある日、予期せぬ久坂組の跡目抗争に巻き込まれて…。

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    2009年10月04日
  • 小夜時雨の宿

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    兄の恋人を愛してしまった弟の気持ち。死んでしまった恋人を想いながら少しずつ恋人の弟に惹かれてゆく主人公。切なくとも甘い…

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    2009年10月04日
  • 禽舎の贄

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    初水原さん作品。
    この話を読んで水原さんが好きになりました。

    設定としては面白いなー、受けも好きだなー、と思うけどオチ的にすこし不満とかが、ありました。だから☆四つ。

    ピアスは師匠の皮肉ですよね。

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    2009年10月04日
  • 午前一時の純真

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    攻めの執着具合がよい。

    水原さんの書くやく○゛が好き

    受けが少しなよっとしてていらいらする面もありますが、攻めがろくでなしでいいですね。
    攻めが受けに入れ込みすぎているのがいい。

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    2009年10月04日
  • 氷面鏡

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    近親ネタにしては最後はさわやかにしめてくれます。
    兄の狂っちゃったり束縛しちゃう感じは水原さんの常套ですが、最終的にまるく納まっていい話。

    おっさんがわかいこにいれあげるの、こういうはなしならいいよね。

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    2009年10月04日
  • 陰猫

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    攻めがかっこいいけど受けがすこし気が弱すぎる。
    でもあんまり攻めが受けに酷いことしてないのではらはらせずに読めます(笑)

    ただお姉さんの頭の病気が気になります。いるよねこういう人←

    当山と由紀奈ちゃんの関係性がすごくいいなあ。

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    2009年10月04日
  • 氷面鏡

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    読み終わって「この話、好きかも」と、ふと思いました。
    肉親で肌を寄せ合う温かさは、朝、布団の中でまどろんでいるような感覚にも似て、目を覚ますのがかったるくなる辺りまでそっくりなんですが、そのまま停滞していていいのかといえば、そういうわけでもなくて。
    もつれきった迷宮も、逃げ出さず真摯に取り組めば、きっとどこかに出口が見つかるものなんですね。

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    2009年10月04日
  • 陰猫

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    主人公の貯金を持ち逃げしてしまった婚約者の女性は、ちょっと頭の病気で「お金には手を付けていないから、あなたとやり直したい」と涙ながらに主人公に訴える。
    「実は、僕は君の弟に恋してしまったんだ」Σ(゜д゜lll)
    ショックで頭の病気が進行してしまわないことを祈る。

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    2009年10月04日
  • 面影

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    父親かもしれないおっさん×大学生の主人公という個人的にはかなり好みの設定でした。面白かったですよ。水原さんの文章って淡々としていて好きなんですが今回も淡々と物語が進んでいく感じで。この堂島っていうおっさん(攻)がコレまた私好みのイイ男で…やっぱり男は40代からだな、と痛感させられましたね。さりげなく主人公が若干の淫乱ちゃんというか男好きのする身体でそこもまた良いかと。

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    2009年10月04日
  • 小夜時雨の宿

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    死んでしまった恋人の弟とつきあうことになる
    しんみりとした物語です。

    あらすじ読むだけで、だいたい展開予想はできて
    しまうのですが、それなのに引き込まれるお話
    でした。

    死を告知された時、恋人に正直に言えるのだろうかと
    考えさせられました。
    愛する者を悲しませたくないと、偽りの別れを告げる
    残酷な優しさは、果たして残された者に救いとなるのか
    それとも惨い仕打ちなのか…

    しっとりと物語に入って読書したい時にお勧めです。

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    2009年10月04日
  • 夏陰 ―Cain―

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    大学生×ヤクザ組長代行

    ごく普通の大学生がいきなりヤクザに見初められ
    その場で強姦され、入院させられ、一方的に
    伴侶扱いされるという衝撃的な始まり。

    狂気と暴力に彩られた関係で、嵌り込んだら
    底なし沼にこちらまで埋まってしまいそうな
    戦慄が走る物語。
    暴力の中に狂気と甘さが混在していて
    こちらまで翻弄されてしまいます。
    続編と合わせてどうぞ

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    2009年10月04日
  • 徒花

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    ヤクザ×普通のリーマン 同級生再会物

    これは読んでいて非常に読みやすかった。
    途中の暴力シーンは相当なものですが…
    (3人の男に目の前で強姦させてますし)

    それでも、不器用なヤクザの心の変遷が
    純粋な初恋を大事にし、ヤクザを愛する
    普通のリーマンの視点から読みとれます。

    ヤクザのしがらみ、思考をも凌駕する
    「初恋」パワーに引かれて静かな
    ハッピーエンドを迎えます。

    血と暴力シーンに拒否反応があまり無ければ
    お勧めします。

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    2009年10月04日
  • 影鷹の創痕

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    ほんの少しの好奇心から、殺伐とした闇の世界へ
    閉じこめられた平凡な大学生の話。

    血、恐怖、暴力とまさにヤクザの世界に関わり合って
    しまった学生が、強姦、屈辱、恐怖の日々を送る。
    そんな日々の中、彼を気遣う男の優しさ、彼を監禁する
    男の虚無などが実に暴力的に描き出されています。

    引き込まれるぐらい面白いけれど、どこか完全には
    浸れないところがあるのがちょっと難点…??

    途中3Pあり。暴力シーンあり。
    苦手な方は避難をお勧めします(苦笑)



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    2009年10月04日
  • 月下の縁

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    昭和30年代ぐらいの横浜中華街暗黒物語といった感じ。

    途中輪姦シーンなどがあり、読む人を選びますね…
    主人公がどうしてそれでも輪姦させた男を選ぶのか
    共感しにくいのが残念…

    相当に重い話ですが、読み応えはあります。

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    2009年10月04日