【感想・ネタバレ】月下の縁のレビュー

あらすじ

母を亡くし、倹しい生活を送っていた晶(あきら)。しかし戦後の中華街で幼なじみの敬生(けいせい)と志を同じくし、日本人でありながら中華街に生きる台湾人としてそこを守ってきた。そんなある晩、中国から来た凱士(がいし)という美丈夫に出会う。表向き貿易会社を営む凱士だったが裏では中国マフィアとの繋がりがあると噂されていた。中華街を脅かすものの正体を探るため、晶は凱士の懐に潜り込む。「あんたの仲間として認めるなら抱かれてもいい」晶の挑発に乗った凱士は、晶の身体を暴き立てようと甘くも狂おしい快楽を与え…。晶は凱士と中国マフィアに自分の運命を翻弄されていく中、深まる謎…「凱士は何者なんだ?」

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Posted by ブクログ

戦後の中華街とか設定的に大変美味しいので贔屓目で読んでしまう作品でした。水原さんほんま歴史好きやな〜。という感じ

主人公が輪姦されちゃうので貞操観念のがっちりとした腐淑女には受け入れられない作品かなあ。
優しい幼馴染より少し歪んだ愛を寄越す男を選んじゃうのは同じものを感じたからなんでしょうか。

歴史好きにはハァハァな作品であることは言うまでもありません。ハァハァ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

戦後の日本である事情により中華街で暮らす美貌の日本人の晶と大陸からやって来て日本のヤクザとヘロインの取り引きをする日本人と中国人のハーフの美丈夫凱士。
受けの晶は大切な幼馴染で、台湾人の恋人敬生と仲間の台湾人を守るため二重スパイとして攻めの李凱士に近づく。
だか、晶はスパイであることがバレ凱士に散々な目に遭わされる。
ムチで打たれたり、アヘンを吸わされたり、ヤクザに輪姦されたり、そこまでするかというほど酷いことを。
うーん、優しく愛してくれる敬生より残酷な李凱士を選ぶのか。
なんかね、敬生が気の毒でした。十数年後の2人の話が出てくるなら敬生のその後も書いて欲しかったな。敬生の幸せな姿も見たかったな。

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2016年12月26日

Posted by ブクログ

昭和30年代ぐらいの横浜中華街暗黒物語といった感じ。

途中輪姦シーンなどがあり、読む人を選びますね…
主人公がどうしてそれでも輪姦させた男を選ぶのか
共感しにくいのが残念…

相当に重い話ですが、読み応えはあります。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

帯を外すときっついなあ(笑)自分を愛してくれる幼馴染よりも、無茶苦茶ひどい目にあわせるS男の方がいいのか。主人公が真性のMならわかりやすいんだけど、そうでもないらしい。この心境は謎ですね〜

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2009年10月04日

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