北野唯我のレビュー一覧
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ネタバレ場所によると思うし全てが正解とは思わないが大変勉強になった。見返しながら、自分という商品価値を高めて、一方目の前の人と仕事への仁義は通し、進む。
▼学び
1.マーケットバリューは「技術資産(会社問わず必要とされる技術力)」×「人的資産(「あの人のためなら人肌脱ごう」という信頼と人間的魅力)」×「業界の生産性(1人あたりの生産性 or 伸びてる産業か)」
2.自分の場合、【①高い業界生産性 or 伸びてる産業(=業界生産性)】で【②PdMとしての事業を伸ばせる経験と技術力(=技術資産)】で価値を最大化する。信頼貯金と人との関係はもちろん常に大切に。
3.99%のbeing型の人間は、「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」で考えればいい。「心からやりたいこと」という幻想で彷徨わなくていい。
▼詳細
・おもしろさを決める要素は少なくとも二つあることがわかっている」 1.自分の状態:主人公は適切な強さか。主人公は信頼できるか(迷ったときに、自分を嫌いにならない選択肢を選べているか) 2.環境の状態:緊張と緩和のバランスは心地よい状態か
4.社会からの目など死ぬ間際に本当にどうでもいいこと。やりたいことの種を見つけたなら殺さず進め!
▼詳細
・「いいか、青野。社会からの目など、死ぬ間際になると本当にどうでもいいことだ。どこの学校を出た、どこの会社に勤めた、そんなものは死を間近にするとまったく無意味だ。君がまだそのことを考える段階にいないなら、変わる必要はない。だが、もしも、君がやりたいことの種を見つけ始めたのだとしたら、決してその小さな種を殺していはいけない。そのやりたいことを大きくしていくプロセスを大事にしろ」
▼その他印象に残った点
・自分が自然体になれる瞬間は、ある人にとってはアイデア出しの打ち合わせのときかもしれない。あるいは、静かな場所でメールを一人、淡々と書いているときかもしれない。大事なのは、仕事をしているうえで、自分にとってまったくストレスを感じない瞬間はいつか? を考えることだ。それは好きなことに通ずる可能性が高い」
・①替えのきく存在から脱出したければ、自分の好きなこと、苦にならないことを「ラベル」にせよ。理想が入っていても、まだできないことでもかまわない ②ラベルをつけたら、「そのラベルがより強固になるか」という判断軸で仕事を選んでいくこと
・「最終的に転職するような優秀なやつは、在籍しているときは、必死になって会社という『みこし』を担いでいるわけでしょ。辞めるまではさ、一生懸命、会社を担いでくれる人材なのよ。でね、反対に、一生この会社にしがみつくぞ、みたいなやつはさ、おみこし担いでいるふりして、ぶら下がっているわけよ。人事部が大事にしなきゃいけないのは、ぶら下がっているやつじゃなくて、もしかすると3年後にいなくなるかもしれないけど、今必死に担いでるやつなんだよ。ほんとに担いでくれるやつだったら数年勤めてくれたら御の字じゃないの? -
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人間の特徴を、大胆に3つに分けてみる。
天才=創造性・独創性。
秀才=論理性・再現性。
凡人=共感性、感情。
誰でも、3つの特徴をそれぞれ併せ持っており、その割合の違いがタイプを決める。
自分で自分を見立てるならば、天才&秀才の雑種だと思う。
コミュニケーションや根回しは、どちらかといえば苦手だもの。
大きな組織でイノベーションが起こりにくいのは、天才の独創を秀才が論理で否定してしまったり、創造力の説明が機能せず、凡人から共感が得られないから。
この障害を乗り越えるには、コミュニケーションしかないんだってば。
対話の重要性を再認識する一冊でした。
個人的に印象に残ったのは、他人の言葉をデトックスして話すことが、共感を生むという考え方。 -
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この先の人生について、漠然とした不安やこのままでいいのかという気持ちを持ちながら読んだ本。
自分が感じている違和感を客観的に社会の一つの事象のように解説していてとても、腹落ちした。
同時に今自分が感じている違和感やそれに向き合う苦労をこれからするかどうかで今後の人生が変わっていくとさえ感じた。
よくよく考えてみれば社会人になって5〜6年。
様々な違和感に対して、些細な抵抗はしてきたが、その感性を徹底的に磨いて自分の生き方を見つけようとまでは思えていなかった。
それに今20代後半で気付かされたことをありがたいと感じ、立ち向かっていこうと後押しされた本だった。 -
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自分のいる会社でもお偉いさん方の足の引っ張り合いが毎度のように発生しており、端から見てなんて馬鹿馬鹿しい無駄な時間を過ごしているんだろうと眺めていたのだが、そもそもこの状況はどういう理屈で生まれているんだろうかと疑問に感じたので、これまたSNSで見かけたこの本を手に取った。
内容はストーリー形式になっており、非常に読みやすい。最近(初版は2019年発行なので超最近というわけでもないけど)この手法が流行っているのだろうか?多分私は凡人に当たるんだろうなーと思って読んでたけど、読み進めるうちに秀才かもしれん……と感じ始めてきた。そう考えるとなんか作中の秀才の扱いが悪者過ぎてちょっとモヤモヤする(明確な違いを伝えるために極端に表現しているのかもですが)。
世の中には天才、秀才、凡人の3種類の人間がいて、お互いがお互いを支え合って社会が形成されている一方で、その時のフェーズ次第では足の引っ張り合いにもなる。そしてさらに、資本主義社会の根幹にある原理により、いかなる主張も排除されてしまうこともある。
ふむ、理屈はわかった。理屈がわかったら、うちの会社の足の引っ張り合いはただの感情の応酬であり、なんのイノベーションの欠片もないということもよくわかった。ほんでそういう人たちに限って説明する側には論理性とかを求めてくるんだよ。
……ただの愚痴になってしまったが、作中では天才が殺される会社としての理由がきちんと示されていて納得できるものになっていた。もしかしたら自分も殺す側に回ることもあるかもしれないと若干の恐ろしさを感じつつも、社会で生きていくうえでは必ずそういったフェーズが存在するということも認識できたし、そういうことが起こり得るという覚悟が少し固まったように思う。逆に自分が殺される側になるかもしれないというのは本当に怖いので重箱の角に置いておくことにする。 -
Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★★
学べる★★★★
紹介したい★★★★★
一気読み★★★★
読み返したい★★★★
2019年のベストセラーを知人にお勧めしようと本棚から取り出し再読。改めて、名著だなぁ。
妙な方言を喋る忠犬ハチ公が凡人サラリーマンを説教するという設定は【夢を叶えるゾウ】を彷彿とさせるが、その軽快な会話形式でストーリーにするっと入り込めるのは確か。
かつ小噺や才能に対する切り口も独特で面白く、一つ一つ納得しながら読み進んだ。
一定規模の組織人の経験がある人なら、身近な人物を思い浮かべモデリングしながら読めるはず。
そんな適格性?性格?診断としても活用できるが、作者の狙いにもあるように、息の詰まるような日本の会社に風を通す手立てになり得る本。
各人が自分の才能をちょこちょこっとベクトルを変えて活かせれば、組織はより良く回り出しそうなのに、、本当に惜しいよなぁ!という場面があれこれ浮かぶ。
誰が特別で凄いわけでもない。人が沢山集まって全体として最高のパフォーマンスを上げるには、各人それぞれの性質の理解と使い方が大事なのだね、という本です。
ちなみに私はどこのカテゴリーかよく分かりません。恐らく【最強の実力者】である知人に本書を貸して聞いてみよう。共感力がない凡人かもな。笑