北野唯我のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ端的にめちゃくちゃ面白かった。
「職場の人間関係に悩む人へ」という文言を見て手に取ったが、自分の職場にいる様々なタイプの人の考え方に思いを馳せ、理解しようと努力する一歩になったと感じる。天才は創造性、秀才は再現性、凡人は共感性という3つの武器を持っており、それぞれが組織の発展に欠かせないものであることを知った。
性格診断のような使い方をするのもおかしな話だが、おそらく自分は「最強の実行者」に当たるように感じる。というのも、再現性を重視し、データや法律を根拠に行動する一方で、他の人の言うことにも一理あると感じてしまうし、夢を語る人がいると全力で応援したいと思ってしまう。作中では横田が「最強の実行 -
Posted by ブクログ
人間力学の構造をシンプルにしてくれたおかげでよく理解できたし、タイプに応じたコミュニケーションをする事で、仕事がしやすくなりそう。
大きく3タイプの人間が存在。
天才は凡人に認められたいが、凡人は天才を理解できない。それゆえ、天才が生み出した革新的なサービスが世に受け入れられず、天才が死んでしまう構造。
1.天才:創造性が武器
2.秀才:再現性が武器
3.凡人:共感性が武器
上記3タイプだけでは世の中回らないので、それぞれの間を埋めるタイプも存在。
3タイプ全てを全員が持ち合わせており、割合で自分がどの才能を持っているかが決まる。
1-1.病める天才
2-1.最強の実行者
3-1.エリ -
Posted by ブクログ
今の組織の個別の顔を思い浮かべながら、読んで腹落ちできた。創造性、再現性、共感性の3つで整理している。全て持ち合わせていつつ、どの比重が大きいかで天才、秀才、凡人が決まる。人間関係を客観的、俯瞰的にみるのに使えそうな考え方。
フレーズ
「人は、完璧やから愛されるんちゃう。むしろ逆や。弱点をさらけ出すからこそ愛されるんや。
人が一番思い悩む根本は、『自分の才能をコントロールしようとしたとき』なんや。
凡人には武器がある。天才を殺すことができるナイフを持っている。そのナイフの名は『多数決』なんや」
つまり、芸術と、科学と、モノづくり、この三つが重なって初めて『強い経営』はできる。
仕方