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職場の人間関係に悩む人必読!
天才、秀才、凡人が職場においてどういう関係性で成り立っているかを、著者の前作『転職の思考法』と同様に、小説風の体裁を取ってわかりやすく描いています。
人間関係の悩みは尽きませんが、天才~凡人というラベリングで説明している点が今までの人間関係の本とは異なる点です。
本書では、最終的には天才が理解されず(秀才からは疎まれ、凡人からは理解されない)殺されるという関係性になりますが、実は間に立つ潤滑油の役割がいると指摘しています。
確かに、会社でも友人関係でも、間を取り持つキーパーソンは確かにいるのではないでしょうか。
自分が天才~凡人だからとあきらめることではなく、自分が潤滑油になれるかどうか、または潤滑油はだれか?を改めて考えなおすことで人間関係に縛られていた心が楽になると思いました。