栗原聡のレビュー一覧

  • AIにはできない 人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性

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    AIに関してあまり知らなくてもよめるAI本
    自分には、聞いてきた話の寄せ集め感が否めなかったので、パラパラよんだ。

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    2025年03月23日
  • AIにはできない 人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性

    Posted by ブクログ

    他のAIの本よりも、Aポジティブな面だけでなく、ネガティブな面も書かれていました(AI自体よりも社会へ及ぼす影響について)。

    特におもしろかったのが、日本と欧米の自立型AIの捉えた方の違いです。
    欧米があくまでも「道具」として捉えるところを日本では「パートナー」として捉える風潮が強いとのことで、例として『ドラえもん』などを挙げているのがわかりやすかったです。

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    2025年03月16日
  • AIにはできない 人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    群知能 アリやイワシの集団行動 群れることで創発が起こる
    知能には専門知識だけでなく常識が必要 その量はとんでもなく多い
    統計から ディープラーニングへ インターネットによる大量データで実現に

    脳が行っていることをすべて言葉にはできない
    脳と同じレベルで詳細な特徴を抽出するのがAI
    言葉=単語が時系列に並んだデータ  並び方の特徴
    Transformer 文法ではなく言葉と言葉のつながり方を学習
    データ量とAIのサイズと計算能力を指数関数的に増やして AIの性能が飛躍的向上

    ChatGPT=汎用AI ≠ 自律型システム
     高度な論理的思考や数学的思考や 適応的な思考 はまだできない
     人間

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    2025年02月01日
  • RE-END 死から問うテクノロジーと社会

    Posted by ブクログ

    死生観は時代と共に変わるものなので、今生きている人たちが死後CGで作られて何かに使われることに対して、良い気がしないというのであればそれがやっていいところとそうでないところのラインなのだと思います。
    テクノロジーの進化の前に、死が身近でなくなっているから、CG作ったりマインドアップロードとかそういう発想になるのかなぁと。
    技術の進化はそれはそれで出来ることが増えるのはすごいけど、ひとの気持ちや歴史も踏まえた上で取り入れないと道を踏み外しそうなこわさがあるなと思いました。
    しりあがり寿さんの漫画は短いながらもゾッとしました。

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    2022年02月13日
  • AI兵器と未来社会 キラーロボットの正体

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    AI業界の人間からすると内容は物足りないが,一般の人向けにわかりやすく書かれてある.
    「木を見る西洋人 森を見る東洋人」の例が面白かった.
    現在日本は米中にAI開発を引き離されているが,それは道具型のAIについての話.今後人と共生する汎用性の高い自律型AIの場合は,システムが大規模化・複雑化する.この場合,トップダウン型の開発は難しく,生物のような群知能型が活きてくる可能性があり,東洋的感性を持つAI研究者がブレイクスルーを起こす可能性がある.
    宗教的には,一神教では,神→人→他の生物といった序列があるので,AIはあくまで道具という感覚が強いはず.一方で日本人は宗教観が強くなく,いろいろなもの

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    2021年03月01日