本城雅人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりの本城氏の作品。序盤・中盤にかけての展開、「友を待つ」という意味深な言葉に対して刑事側の攻防や元同僚の調査が進んでいくあたりは非常に引き込まれたが、結末はイマイチだった。少し話が込み入りすぎていて、頭が追いつかなかったのが大きい。小説というよりはテレビドラマ向きな内容かなと思う。
作者の作品の登場人物はリアリティがあり人間味があって非常に好きだ。今回も瓦間や石橋、新見はひと癖があるが日常にいそうな人物として書かれていると思う。ただ、刑事側の主人公である涼子が少し激しくて苦手だった。警察内部の不倫を糾弾する一方で、自分は夫と別れ、文句を言う割に子供のお迎えの時間には遅れ、自己正当化する -
Posted by ブクログ
IT大企業の創業者・釜田芳人が、余命六か月という時に自叙伝のゴースト依頼を上坂傑にするというところから物語は、始まる。
以前にも三冊の著作を代筆した際に金銭でのトラブルがあり、断るつもりが…
結局、病床にある釜田を訪ね、1日1時間という約束で仕事を受ける。
取材を進めていくにつれ、驚きの真実が続々と出てくる。
前半は、少々ありがちなこと…(今ならではのITに力を入れて、起業家になるまでのいきさつ等)
なんて思いながらも中盤以降にはぐいぐいと引き込まれてしまう。
ちょっと予想できなかった真実に驚愕する。
個人的には、上坂傑に好感がもてなかったのが残念だった。