本城雅人のレビュー一覧

  • シューメーカーの足音

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    シューメーカー、靴を作る職人、という知らない世界を見せてくれるという意味では、非常に丁寧で面白い作品だった。

    ロンドンに店を構える、人気の靴職人斎藤。
    そんな斎藤に挑むのは、日本で靴の修理をしながら細々と靴作りをする若者の智哉。

    前半の、隙がなく清濁併せのみながらのし上がっていく感じの斎藤が、後半はどんどん変化していく。
    靴作りの大切さとして挙げられた「痛みと快適さ」をはじめとして、「写実と創造」「野心と礼節」など正反対と思われることが、実は同一線上にあったり、入れ替わったりが面白い。

    職人、ビジネス、ミステリー、色々な味付けの、やはりハードボイルド小説という印象でした。

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    2023年07月10日
  • 四十過ぎたら出世が仕事

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    広告の仕事のイメージがなかったので、営業がどのような苦労をしているのか知ることができた。が、途中でもういいかなとなってしまった。

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    2023年05月28日
  • 贅沢のススメ

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    高級品を扱う店を次々と買収するボス・藤浪と、その下で働く若者・古武士。二人はまず店に乗り込み、藤浪が帳簿を確認し、古武士が店で実際に働く-。職人達の再生の物語。

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    2023年04月20日
  • 残照

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    2023-7天才ジョッキーの苦悩と現実。死亡事故と競走シーンが並行していくのには背景的に重すぎる感じ。どっちかだけでも充分に小説になると思うけどなあ。全般に詰め込み過ぎて最後の数ページがとっても雑になったね。

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    2023年01月23日
  • 四十過ぎたら出世が仕事

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    課長世代となる40台になったサラリーマンのビジネス小説。

    6話構成でそれぞれ主人公が異なっていて、最終話以外は40歳の同じ年の課長としての物語だが、後半は社内の派閥抗争的な話がメインとなってきて面白かったです。
    ただ、スカッとしたどんでん返しがあるわけでなく、負け犬の遠吠えにも近いようだが、理不尽な社会で生き抜く心構えだけは素直に心にしみました。

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    2023年01月21日
  • 崩壊の森

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    ネタバレ

    産経新聞の駐ソ特派員であった斉藤氏をモデルとした「東洋新聞 土井垣」記者が,ペレストロイカ半ばのモスクワに赴任し,改革派と保守派の抗争,ベルリンの壁崩壊,保守派クーデターとエリツィンの台頭を経て,ソ連が解体されロシア共和国が設立されるまでの5年間を描く.
    ゴルバチョフのペレストロイカは,国民の民主化運動よりも,むしろソ連構成国の民族運動に火をつけ,それはゴルバチョフらの予想を上回るスピードで進行し,グリップを失った共産党は70年間に及ぶ統治者の座から降りざるを得なくなる,
    一方,赴任当初は当局発表の行間を読み取り,各方面を刺激しないような記事を作成することが特派員の業務であったのに対し,チェル

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    2023年01月02日
  • 友を待つ

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    久しぶりの本城氏の作品。序盤・中盤にかけての展開、「友を待つ」という意味深な言葉に対して刑事側の攻防や元同僚の調査が進んでいくあたりは非常に引き込まれたが、結末はイマイチだった。少し話が込み入りすぎていて、頭が追いつかなかったのが大きい。小説というよりはテレビドラマ向きな内容かなと思う。

    作者の作品の登場人物はリアリティがあり人間味があって非常に好きだ。今回も瓦間や石橋、新見はひと癖があるが日常にいそうな人物として書かれていると思う。ただ、刑事側の主人公である涼子が少し激しくて苦手だった。警察内部の不倫を糾弾する一方で、自分は夫と別れ、文句を言う割に子供のお迎えの時間には遅れ、自己正当化する

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    2022年11月14日
  • オールドタイムズ

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    フェイクニュースを暴くウェブニュースサイト「オールドタイムズ」。

    最初こそ、何を載せてもパッとせず、数多のネット記事に埋もれてしまうばかりだったが、人気番組の嘘を暴く、という形で進めた取材が、意外な真実に行き当たることになる。

    ウェブニュースサイトであるのに「オールドタイムズ」という名を冠する不思議。
    対象とする年齢層もあるが、元新聞社員も含まれるスタッフの、仕事や記事に対する矜持が、若い者に受け継がれていく所にも関わっている。

    最近、メディアを扱った小説で、踊らされる大衆を背景に、出来事を動かしていくものをよく読む。
    それはある意味、社会を照らしてはいるのだけど、情報は無機質なものでは

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    2022年10月23日
  • 夢を喰う男 3勝を遂げた馬主、ノースヒルズ前田幸治の覚悟

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    ネタバレ

    馬主ノースヒルズの前田幸治の人生と牧場経営の苦労など一代記。本業も競馬も苦労はあっただろうが、そこはさらりとと流し失敗も成功のこやしとして成功に繋がる物語となっている。家族関係も協力者もみんないい関係で出来過ぎ感もあるが魅力的な人物なのだろう。
    競馬ファンならもっと楽しめたと思うので、そこが残念。

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    2022年10月23日
  • 残照

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    武豊さんのNスペで騎手の大変さ知ってる積もりだったが、減量がここまで過酷とは。「好きなものも食えず、夜もまともに眠れず、競馬のことばかり考えているのに勝つのは1割」でも京都東山に豪邸が建つ。後半一気の謎解きは興醒めだし、主人公ジョッキーでなく探偵かと…。

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    2022年10月06日
  • 残照

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    競馬界を舞台にしたミステリー小説。ちなみに時期としては桜花賞からオークスにかけての頃。減量の壮絶なディテールが初めて知る世界で面白かった。主人公は過去の出来事をきっかけに睡眠障害も患っており探偵サイドのハンデはなかなかエグいw巧みに張られた伏線が回収されていく終盤の展開には膝を打ったが、結末が唯一好みではなかった…

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    2022年09月09日
  • 夢を喰う男 3勝を遂げた馬主、ノースヒルズ前田幸治の覚悟

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    ノンフィクションの“一代記”だから仕方ないけど、もう少しお馬さんの魅力伝えてほしかった。競馬に興味ない身としては、数字や記録の羅列は…。同じ競馬小説でも早見さんや馳さんのは馬への愛情感じられ楽しく読めた。「母以外の手が触れたモノは食べられない」幼少期にあった“あれ”は何だったんだろ。潔癖症?

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    2022年09月01日
  • 崩壊の森

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    ロシア、ウクライナの件もあり購入。
    崩壊直前のソ連と、その外や中にいる人の会話。
    同じような会話は実は様々な企業の内側でもありそう。
    その企業は滅びないことを祈る。

    ※評価は常に3にしています

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    2022年07月01日
  • 友を待つ

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    本作品そのものは、軽くストーリーを、読まされてる感じ。この作品に出てくる、人物一人一人の、別ストーリーがありそうで、深く読みたいと、思った。

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    2022年06月23日
  • 紙の城

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    ネタバレ

    新聞製作の裏側が見られた感じです。
    物語は、ネット対紙の新聞みたいな構図でしたが、時代は図らずも、ゴードンが目指した?ようにネットと新聞の融合になってきている気がします。(個人的には紙の新聞が好きですが)

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    2022年06月12日
  • 紙の城

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    「情報とは何か」をキーに新聞は生き残れるかまでテーマを拡大したドラマになっている。ここで描かれる新聞の生き残り策が的を射ているとは思えない。けど、一次情報を収集するのには手間と時間が必要だよなぁ。これからの社会でそれを担うのはどこになるのだろう。

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    2022年03月12日
  • 四十過ぎたら出世が仕事

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    「仲間を守るためにも責任ある役職に就く事が大事」と言われるが、大抵はその途中で、変節してしまう…人は弱いから…。新政NO6、懐かしい。コロナ前は渋谷の居酒屋でよく飲んだのに。「笑顔は勇気を育てる」

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    2022年03月05日
  • 四十過ぎたら出世が仕事

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    面白かったけどタイトルが気になる。
    出世しない人間は駄目なのかなと思う。
    メインの登場人物はみんなカッコ良いよね。
    小説だからだよね。

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    2022年02月13日
  • あかり野牧場

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    すこし前に読んだ馳星周の『黄金旅程』に似た読後感だった。競馬馬の育成牧場を舞台にするとみんな同じようなテイストになるのかもしれない。
    結末はやはり重賞レースの勝利場面を期待するけれど、そんなに甘くないとも思えてしまいどうしても嘘くさく感じてしまう。悪くはないけど感動するまではいかない原因だろう。

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    2022年01月23日
  • 四十過ぎたら出世が仕事

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    普通に面白いがそれだけ。内容に深みは全くなくヒネリもなく、それなりに人生を生きていれば当たり前のことしか書いてない。40過ぎた人は読まなくてもいい本かもしれない。

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    2022年01月15日