本城雅人のレビュー一覧
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プロ入り以来、常に勝ち数が負け数を上回り安定した成績を残してきたエース級ピッチャーの浪岡。しかし彼には八百長疑惑が付きまとう。和歌山の寒村から球界のスターにのし上がった浪岡の小学生の頃の姿を見かけた刑事の半沢は、小学生ながら地元の博打好きな大人と生々しいやり取りをする現場を目撃して以来、半沢の八百長疑惑を払拭できずにいた。果たして、浪岡は八百長に手を染めているのか否か。
浪岡を追い詰める浪岡の高校時代のチームメイト四之宮は高校時代に浪岡との確執を抱えつつ、浪岡の八百長疑惑に迫ろうとしていた。果たして、真実はいかに。
野球を題材にした小説ですがプレーシーンはほとんどなし。野球をめぐる暗部を生々し -
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再読しました。
ダークヒーローとも言える牛島の造形は見事だと思います。
日本プロ野球のステークホルダー相関を考え直してしまう。良書だと思います。
スポーツ小説でもあり、経済・企業小説でもあります。
一昔前、実際にパ・リーグで球団が消失し、1リーグ制が提唱されました。その時、ファンと選手会が反発し選手会が主導してストライキに突入しましたが、ファンを中心とした世論のほとんどは選手会を指示していました。
その様子は非常に感情的でポピュリズムと捉えられても仕方がない状態でした。
プロ野球は文化なのか?ビジネスなのか?
プロ野球球団にとってのステークホルダーとは誰なのか?
プロ野球球団の社会的目的 -
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ネタバレフィクションということで読むと、メジャー好きにとっては素晴らしい作品。著者の取材力も光る。
一方で、現実の世界ではこんなにトラブルは起きないし、大事な仕事を一番下っ端のクラビーに任せることはないし、そんなに気軽に選手と出かけることもない。関連した業務を囓ったことのある人間の感想。
NYCでうだつの上がらない留学生の描写は秀逸。アメリカにはこんな感じの裕福な「苦学生」が山のようにいる。
前者で現実離れしているので星を3つにしようとしたが、大ファンの吉井理人氏の解説がうれしく星を1つ追加。続編が見たい気もするが、現実離れした話の連続になりそうなのでなんとも言えない。 -
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プロ野球の球団合併を題材にしたフィクション。球団合併の一報がマスコミに報じられ、球界に激震が走ります。第2の球団合併の噂も流れ、12球団が10球団の1リーグ制への移行が予想されるなか、選手、ファン、球団フロント、審判などの様々な立場の登場人物が織り成す物語。ストーリーの進行に連れて、この合併が単なる球団数の削減ではなく、日本のプロ野球界が4チームに集約され、韓国、中国のチームを加えて6~8チームによるMLBの「極東ディビジョン」を形成するという遠大な構想の一部であることが露になっていきます。合併に反対する選手達、自らの野望のもとに構想を進めるフロント。果たしてこのMLB編入という構想は実現する
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野球が好き&ミステリーが好きな人は
かなり読んでて楽しいミステリーだと思う。
メジャーリーグで活躍する東洋人本塁打王の
隠された秘密を追う人物ミステリーで
光と影の2つの人物像の描き方は
東野圭吾『白夜行』を彷彿とさせる。
成功を収める人物の隠された過去を地道に追いかける
というプロットは、松本清張や『飢餓海峡』など
リアリズム・社会派ミステリーによく見られたもので
新聞記者である著者の良さを引き出している。
ただ、物語のかなり序盤で正体自体が判明し、
序盤から中盤にかけては、過去をちょっとずつ
暴いていく流れで新展開が少なく、
ちょっと中だるみを起こしているところが気になった。
NU -
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ネタバレ競馬が好きなので、馬や競馬に関する本をいくつか読んではいますが、騎手が主人公のミステリー?謎解き?は昔読んだディック・フランシス以来かな?と思いつつ読み進めました
日本の競馬界を背景にしてるので
親しみやすい部分もあって読みやすかったのですが
私が女性のせいか
主人公の魅了がよく分からなかった…
何故モテてるのか分からない
後輩元嫁のメンヘラ女に振り回されて、離婚までしてるのに、自分が悪いとか言っちゃうし、
同厩舎の女性厩務員を気にかけながら、彼女の好意には無頓着
よくあるダメだけど魅力的な男を表現したかったのかな?
あまり伝わって来なかったけど…
全体の点が結びついて
色々解明する -
Posted by ブクログ
ネタバレ元外科医で厚生労働省職員の主人公が、医療現場の不正を暴く。シリーズ1作目を未読でこちらから読んでしまった。多少前作からの続きかなと思われる部分もあったが、本作のメインストーリーは、藤正会病院の不正を追及するもの。
生活保護受給者をターゲットに不正な入院、治療で荒稼ぎするセーブバードと、その社長に言いくるめられて共犯になる藤正会病院の藤村病院長。彼らの不正を調査する厚生労働省、警察、潜入捜査するライター。最後は政治まで登場するが、複雑さはなく読みやすかった。
表紙のイラストから想像していたよりも亜佐子は普通のキャラクターで、もう少し個性が際立つと面白くなる気がする。