本城雅人のレビュー一覧
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かなり骨太な、社会派の一冊。
ときどき行く本屋さんで、店員お勧めの
気合いの入ったポップを見て購入。
滅多に読まない系の内容で、新鮮でした(^ ^
ストーリーは、新聞記者と警察・検察などとの、
狢と狸と狐とアナグマの腹の探り合いがメインかな(^ ^;
少女の誘拐事件とか殺人事件とかの話なのですが、
印象に残るのは泥臭い&男臭い人間関係。
作者が描きたかったのは、もちろんそこだろうし(^ ^
最後のオチは、「スカッと爽やか」とはいかないが、
まぁ、現実なんてそんなもんだろうな、という
妙なリアリティ(^ ^;
でも、最後の警察の発表は、7年前の事件に遡り、
そうしたら「すでに死刑を執行され -
Posted by ブクログ
「球界消滅」では球団が消滅する危機に立ち向かう球団フロントを、「嗤うエース」では野球賭博をめぐるエースピッチャーと刑事との人間ドラマを描いた本城氏がサッカーを題材に描くのは日本代表の監督選考をめぐるドラマです。
他の本城氏の作品と同じく、プレーシーンの描写は少なく、選手自身はストーリーの中で存在感は大きくありません。しかし、日本サッカーの将来を考えて監督選考の最前線に立ち続ける主人公と、監督選考を自らの協会内権力闘争に利用しようとする協会幹部、協会幹部と癒着したマスコミなど様々な立場の登場人物が現れ、最後まで誰が黒幕なのか、誰が味方なのかハラハラさせながら最後まで読めました。
実際の代表監督選 -
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プロ入り以来、常に勝ち数が負け数を上回り安定した成績を残してきたエース級ピッチャーの浪岡。しかし彼には八百長疑惑が付きまとう。和歌山の寒村から球界のスターにのし上がった浪岡の小学生の頃の姿を見かけた刑事の半沢は、小学生ながら地元の博打好きな大人と生々しいやり取りをする現場を目撃して以来、半沢の八百長疑惑を払拭できずにいた。果たして、浪岡は八百長に手を染めているのか否か。
浪岡を追い詰める浪岡の高校時代のチームメイト四之宮は高校時代に浪岡との確執を抱えつつ、浪岡の八百長疑惑に迫ろうとしていた。果たして、真実はいかに。
野球を題材にした小説ですがプレーシーンはほとんどなし。野球をめぐる暗部を生々し -
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再読しました。
ダークヒーローとも言える牛島の造形は見事だと思います。
日本プロ野球のステークホルダー相関を考え直してしまう。良書だと思います。
スポーツ小説でもあり、経済・企業小説でもあります。
一昔前、実際にパ・リーグで球団が消失し、1リーグ制が提唱されました。その時、ファンと選手会が反発し選手会が主導してストライキに突入しましたが、ファンを中心とした世論のほとんどは選手会を指示していました。
その様子は非常に感情的でポピュリズムと捉えられても仕方がない状態でした。
プロ野球は文化なのか?ビジネスなのか?
プロ野球球団にとってのステークホルダーとは誰なのか?
プロ野球球団の社会的目的 -
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ネタバレフィクションということで読むと、メジャー好きにとっては素晴らしい作品。著者の取材力も光る。
一方で、現実の世界ではこんなにトラブルは起きないし、大事な仕事を一番下っ端のクラビーに任せることはないし、そんなに気軽に選手と出かけることもない。関連した業務を囓ったことのある人間の感想。
NYCでうだつの上がらない留学生の描写は秀逸。アメリカにはこんな感じの裕福な「苦学生」が山のようにいる。
前者で現実離れしているので星を3つにしようとしたが、大ファンの吉井理人氏の解説がうれしく星を1つ追加。続編が見たい気もするが、現実離れした話の連続になりそうなのでなんとも言えない。 -
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プロ野球の球団合併を題材にしたフィクション。球団合併の一報がマスコミに報じられ、球界に激震が走ります。第2の球団合併の噂も流れ、12球団が10球団の1リーグ制への移行が予想されるなか、選手、ファン、球団フロント、審判などの様々な立場の登場人物が織り成す物語。ストーリーの進行に連れて、この合併が単なる球団数の削減ではなく、日本のプロ野球界が4チームに集約され、韓国、中国のチームを加えて6~8チームによるMLBの「極東ディビジョン」を形成するという遠大な構想の一部であることが露になっていきます。合併に反対する選手達、自らの野望のもとに構想を進めるフロント。果たしてこのMLB編入という構想は実現する
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野球が好き&ミステリーが好きな人は
かなり読んでて楽しいミステリーだと思う。
メジャーリーグで活躍する東洋人本塁打王の
隠された秘密を追う人物ミステリーで
光と影の2つの人物像の描き方は
東野圭吾『白夜行』を彷彿とさせる。
成功を収める人物の隠された過去を地道に追いかける
というプロットは、松本清張や『飢餓海峡』など
リアリズム・社会派ミステリーによく見られたもので
新聞記者である著者の良さを引き出している。
ただ、物語のかなり序盤で正体自体が判明し、
序盤から中盤にかけては、過去をちょっとずつ
暴いていく流れで新展開が少なく、
ちょっと中だるみを起こしているところが気になった。
NU -
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信楽京介という上司と二人きりで、二係捜査と呼ばれる特命捜査を任されてまもなく一年になる。 二係捜査とは事件化されていない行方不明者と、最近起きた逮捕者との関連を結び付けて自供を引き出す。
登場人物 森内 洸……警視庁捜査一課所属。二係捜査担当刑事。野方署から二係に異動してきた。 妻菜摘、娘咲楽、
信楽京介……警視庁捜査一課所属。二係捜査のベテラン。巡査部長。
田口 哲……警視庁捜査一課所属。五係の刑事。森内の親友。
江柄子良弘………警視庁捜査一課の理事官。
岸登士樹……弁護士。野村栄慈の代理人。
藤瀬祐里……中央新聞の記者。捜査一課担当。(『ミッドナイト・ジャーナル』に登場)
二