本城雅人のレビュー一覧

  • ノーバディノウズ

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    メジャーリーグを代表する東洋系本塁打王の正体を暴け! 調査を命じられた新聞記者が辿り着いた驚愕の真実とは? コリアンマフィア、辣腕エージェント、敏腕記者…。「キング」争奪戦の行方は? 迫真の野球ミステリー。

    作者の本城雅人はサンケイスポーツの元記者。本作は第16回松本清張賞の最終候補作で、第1回サムライジャパン野球文学大賞作なのだそうだ。荒唐無稽な話なのに、つい引き込まれて読んでしまう…そんな魅力のある作品だった。
    (B)

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    2016年06月18日
  • ビーンボール スポーツ代理人・善場圭一の事件簿

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    消えた人気球団の元・四番打者と甲子園優勝投手の謎の自殺。真相を探る敏腕代理人を描く異色のスポーツビジネスミステリー。
    何気ないシーンの一瞬に恐るべき陰謀が隠されている。決定的瞬間を撮るカメラマンのエピソードも含め、深い知識と徹底した取材力がなければ創作できない。プロローグのビーンボールの場面が、たくさんの人間の運命を変えることになるとは。そして、その展開が嘘臭くなくリアルに感じさせる筆力を称賛したい。

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    2016年05月04日
  • ノーバディノウズ

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    とても面白かった!
    面白かったのだけど、どうしてもオチというか、話の結末がすっきりしない。
    途中が非常に面白く引き込まれるように読んでいただけに、何ともいえない後味でした。

    私は悪は滅びる話が好きなので、何となく納得できないだけなんだと思いますが、そこだけが少し残念でした。

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    2015年11月10日
  • ボールパークの神様

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    ネタバレ

    フィクションということで読むと、メジャー好きにとっては素晴らしい作品。著者の取材力も光る。

    一方で、現実の世界ではこんなにトラブルは起きないし、大事な仕事を一番下っ端のクラビーに任せることはないし、そんなに気軽に選手と出かけることもない。関連した業務を囓ったことのある人間の感想。

    NYCでうだつの上がらない留学生の描写は秀逸。アメリカにはこんな感じの裕福な「苦学生」が山のようにいる。

    前者で現実離れしているので星を3つにしようとしたが、大ファンの吉井理人氏の解説がうれしく星を1つ追加。続編が見たい気もするが、現実離れした話の連続になりそうなのでなんとも言えない。

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    2015年07月04日
  • 球界消滅

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    プロ野球の球団合併を題材にしたフィクション。球団合併の一報がマスコミに報じられ、球界に激震が走ります。第2の球団合併の噂も流れ、12球団が10球団の1リーグ制への移行が予想されるなか、選手、ファン、球団フロント、審判などの様々な立場の登場人物が織り成す物語。ストーリーの進行に連れて、この合併が単なる球団数の削減ではなく、日本のプロ野球界が4チームに集約され、韓国、中国のチームを加えて6~8チームによるMLBの「極東ディビジョン」を形成するという遠大な構想の一部であることが露になっていきます。合併に反対する選手達、自らの野望のもとに構想を進めるフロント。果たしてこのMLB編入という構想は実現する

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    2015年02月19日
  • ノーバディノウズ

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    野球が好き&ミステリーが好きな人は
    かなり読んでて楽しいミステリーだと思う。

    メジャーリーグで活躍する東洋人本塁打王の
    隠された秘密を追う人物ミステリーで
    光と影の2つの人物像の描き方は
    東野圭吾『白夜行』を彷彿とさせる。

    成功を収める人物の隠された過去を地道に追いかける
    というプロットは、松本清張や『飢餓海峡』など
    リアリズム・社会派ミステリーによく見られたもので
    新聞記者である著者の良さを引き出している。

    ただ、物語のかなり序盤で正体自体が判明し、
    序盤から中盤にかけては、過去をちょっとずつ
    暴いていく流れで新展開が少なく、
    ちょっと中だるみを起こしているところが気になった。

    NU

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    2014年08月31日
  • ノーバディノウズ

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    ネタバレ

    メジャーを代表する東洋系スラッガーの「ジャスティン・キング」。彼の正体を探る人間が相次いで姿を消していく・・・。
    メジャーリーグを舞台にした野球小説かつミステリー。ミステリーの部分はツッコミどころが多いものの、メジャーリーグを扱った部分はよく取材されていることが伝わり、野球小説としては充分すぎるほど楽しめる内容です。

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    2013年10月18日
  • ノーバディノウズ

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    記念すべき「第一回サムライジャパン野球文学賞」受賞作。
    多少のツッコミどころも無いわけではないが、野球を舞台としたミステリーとして上手く纏めている。ところどころに散りばめられた驚くほどの野球知識などは、さすがMLB取材に長年携わった著者の賜物だろう。解説には生島淳氏という贅沢さ。しっかりと堪能出来ました。野球ファンとしては注目の作家さんとなりました。

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    2013年02月18日
  • 刑事継承

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    ネタバレ

    二係捜査シリーズを読んでいないとそこまで楽しめないと思う。しかし、シリーズと関係あるようなことは書いてくれていない。不親切。

    それにしても、デートしてて相手が若い男に舞い上がっていたら泣いちゃう。
    建設業は大変そう。相川が社内で浮いてるところも辛い。

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    2026年04月24日
  • 嗤うエース

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    常に黒い霧を纏っていた、あるエースについての話

    幼少期から絶対的な才能を持つ男の少年期から大人になるまでが、彼の周囲の人間の目を通して描かれている。
    「やった」か、「やってない」か。それだけのことなのに証明は難しく、動機に至っては最後の最後まで明かされない。
    そこに至るまでのエース本人、また視点人物たちの心情描写には夢中になったが、ラストがあまりにも呆気ない。ただその呆気なさが物悲しくて良い面もある。

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    2026年04月08日
  • 医療Gメン氷見亜佐子 臨床利権

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    2作目よりは面白かったが、政治家2人の関係性描写が曖昧で深みがない。氷見亜佐子のキャラも変わらず魅力が乏しいのと同僚2人の特異なキャラも悪目立ち過ぎて現実味がない。フィクションだといってもテーマがテーマなのでもっと現実味のある登場人物でないと説得力がない。

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    2026年03月18日
  • 残照

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    ネタバレ

    競馬が好きなので、馬や競馬に関する本をいくつか読んではいますが、騎手が主人公のミステリー?謎解き?は昔読んだディック・フランシス以来かな?と思いつつ読み進めました

    日本の競馬界を背景にしてるので
    親しみやすい部分もあって読みやすかったのですが

    私が女性のせいか
    主人公の魅了がよく分からなかった…

    何故モテてるのか分からない

    後輩元嫁のメンヘラ女に振り回されて、離婚までしてるのに、自分が悪いとか言っちゃうし、
    同厩舎の女性厩務員を気にかけながら、彼女の好意には無頓着
    よくあるダメだけど魅力的な男を表現したかったのかな?
    あまり伝わって来なかったけど…

    全体の点が結びついて
    色々解明する

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    2026年03月09日
  • 医療Gメン氷見亜佐子 暗夜病棟

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    ネタバレ

    元外科医で厚生労働省職員の主人公が、医療現場の不正を暴く。シリーズ1作目を未読でこちらから読んでしまった。多少前作からの続きかなと思われる部分もあったが、本作のメインストーリーは、藤正会病院の不正を追及するもの。
    生活保護受給者をターゲットに不正な入院、治療で荒稼ぎするセーブバードと、その社長に言いくるめられて共犯になる藤正会病院の藤村病院長。彼らの不正を調査する厚生労働省、警察、潜入捜査するライター。最後は政治まで登場するが、複雑さはなく読みやすかった。
    表紙のイラストから想像していたよりも亜佐子は普通のキャラクターで、もう少し個性が際立つと面白くなる気がする。

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    2026年02月22日
  • 医療Gメン氷見亜佐子 暗夜病棟

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    ちょっと内容がありなさすぎて、途中でやめようかと思ったけど最後まで読んだら、まだ続くみたいですね。
    最初のがすっごく面白かったからちょっと残念でしたが。
    フィクションだからなんでもありなのかな。

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    2025年09月01日
  • 真贋 二係捜査(6)

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    ネタバレ

    すっかり信楽と森内が仲良くなっているのでこちらのパートはストレスなく読めて良い。
    しかし、犯罪者?パートは最悪。自分が時計とかに興味ないのもあってひたすら嫌な世界を見せられた。
    栗原が立ち往生しなければ、変な気を起こさなければ、そもそも廣澤と仲良くしていなければと嫌なことばかり。婚活パーティーのあいつとかもむかつく。

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    2025年05月30日
  • 灯火

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    騎乗依頼仲介者という職業があるという事は知らなかったです。
    その珍しさだけですね。
    淡々とストーリーが流れていくだけでラストも盛り上がりにかけていたと思いました。
    期待が大きかっただけに残念ですね。

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    2025年05月27日
  • 灯火

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    落馬事故が原因でジョッキーを引退した河口八宏は、セカンドキャリアに現役ジョッキーに代わって騎乗馬を探すエージェントの仕事をする。

    彼が担当する松木と郡司は、全く性格が違うが二着を独占するほどの大躍進を遂げた。
    だが郡司の落馬があってから松木の肘が原因かに思われ、八宏は彼のエージェントを降りるのだが…。

    競馬に詳しくなくても読み進めているうちに面白くなり、最後は予想外の展開に驚くことになる。
    無愛想で露悪的に振る舞う松木に対し、郡司は優等生を装いながら腹黒くて思うがままに振る舞うところがある。
    もっと早く気づけていれば違ったのか…。


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    2025年05月13日
  • 灯火

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    興味ない競馬小説でもドラマあれば楽しめるが、今回は些か入り込みすぎか。ただムチ入れて走らせるだけでない、人馬一体かつそれぞれの心理戦…奥が深い。

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    2025年05月04日
  • 灯火

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     今月は「風の向こうへ駆け抜けろ」に続き競馬に縁があります。
    エージェント「騎乗依頼仲介者」?はじめて知りました。
     河口の生き方に共感を得ます。

     勝負事に人生をかける。
    サラリーマンも考え方では勝負してるかもしれなが、目の前で順位が決まる競馬は特に真剣勝負である。

             (本文より)
     人というのは必ず誰かが見ているんだ。真面目にやっていれば、いつか誰かが認めてくれる。

     日々の行動がすへてに直結する。

     勝ったのは自分ではなく相手のおかげ、その気持ちがなければ信頼関係は築けない。

     こちらが不義理をするから相手も不義理をしてくるのであって、信頼の積み重ねは年齢の

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    2025年04月21日
  • 灯火

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    中央競馬のエージェントの話なので、競馬ファンであればスイスイ読める。元ジョッキー救済の一手段としてのエージェント制度だったことは初めて知ったが、それなりの経歴がないエージェントだと現役ジョッキーとの関係性が難しいとは思う。ジョキーという職業と習性がわかるという意味では面白いとは思うが、まあ内容的には可もなく不可もなく。馬へのあたりが柔らかいとはいえ、新人に毛の生えたような女性ジョッキーがこんなに勝てるほど競馬は甘くないのも事実。

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    2025年04月07日