本城雅人のレビュー一覧

  • 真贋 二係捜査(6)

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    ネタバレ

     明らかになれば、粗雑な登場人物達の行動の組み合わせと分かる。しかし、プロセスの中では、その分だけで謎が深まる。
     味わいの深まりを感じる。

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    2025年04月13日
  • ノーバディノウズ

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    野球とミステリー
    MLBの東洋系選手が日本人ではないかと
    探る人物たち
    ただ、年齢も違うし打者の左右も違うし
    はたしてどういうことなのか
    読んでいて徐々に明らかになる事実で
    早く話の先が、と気になって気になって
    とても楽しめました

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    2025年03月11日
  • ゴースト 二係捜査(3)

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    シリーズ3作目。
    2作目はダメだったけど、今回はまずまず。警察と報道のせめぎ合いも、良い加減で書かれていて、読んでいて違和感なく読めた。

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    2024年12月28日
  • 宿罪 二係捜査(1)

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     本城さんも、こういうフレームに沿った小説(刑事物)を書いてたんだな。
     テレビとかだとゴールドケースは、よく出てくるが、実態は縮小傾向というのは、そうだろな。

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    2024年10月17日
  • 九人のレジェンドと愚か者が一人

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    プロ野球ペナントレース中に起きた26年前の伝説の逆転劇試合。その最中にロッカールームで起こった窃盗事件。犯人と疑われたマネージャーはその後退団し、数年後に亡くなっていた。

    過去に起きた事件をテレビの取材で明らかにしていくという割と好みのミステリ。ただ主人公である平尾が一体なににひっかかってこだわってるのか?最後まで語られず読者はちょっとおいてきぼり感。最後まで読めばわかるわけですが、推理するタイプのミステリではないのかな。窃盗事件の真相とかそのあたりのあれこれも推理するだけの材料はなかった・・・と思うんですけども。そのあたり気にせず読む自分としては結構楽しめたんですが、推理したい派の方からし

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    2024年10月09日
  • 九人のレジェンドと愚か者が一人

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    野球物を書かせたら、きっとホンマにあった話しや、と思えるくらいのストーリーテラーぶり。再現シーンは出来過ぎかもしれんけど、一本筋に通った筋書きに関心。冗長にならず引き締まった良い作品でした。

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    2024年10月03日
  • 九人のレジェンドと愚か者が一人

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    終わり方が凄く切れ味良くて、でも確かにあの後また番組がどうとか続くのだとしたら、面白くなかったのかなと。
    この作者だから野球のシーンのリアリティは折り紙付きで、そういうところもこの小説が面白い理由の一つだよな。

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    2024年08月25日
  • 九人のレジェンドと愚か者が一人

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    インタビュー形式で伝説の一戦を振り返りつつ、その裏で動いていた事件(事件そのものは他愛ない窃盗だが)を解明していくところは、文章力と人物描写が上手くないと面白い小説にならないが、流石にスポーツ新聞記者出身の著者はそのあたりが非常に上手い。この終わり方には不満は残るが、それ以外はなかなか読み応えのある一作だった。

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    2024年07月12日
  • ミッドナイト・ジャーナル

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    新聞記者も縄張りや上下関係、いろいろあるんだなぁと。
    ただ単にスクープや大きな事件、事故を書いてるだけではなく、どのように書けば読者の目をひくか、レイアウトなど考えられてるんだな。

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    2024年07月07日
  • 九人のレジェンドと愚か者が一人

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    好きだわ。
    まあ野球好きで、自分が本質的に打つ野球に魅入られる人間だからこういうチームが実在したらなあだし、その裏で進行した物語を描くのはいいですね。
    ラストのオチも含めて。

    2667冊
    今年106冊目

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    2024年07月07日
  • 二律背反

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    野球界のことはよくわからないけど、どの世界にも懸命に生きながら評価されない時期に、どう足掻くか、どう生きるかが、本質を問われることになるんやなあ。クソみたいなやつは結局滅びる、とういう社会になってほしい。二見さん監督になった活躍を読みたいです。

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    2024年04月23日
  • ミッドナイト・ジャーナル

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    購読者が減っている新聞(自分も読んでいないが)、毎日発行される新聞の記者たちにこんなドラマがあるとは。簡単にお仕事小説では片付けられないおもしろさ。読んで損なし。

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    2024年04月11日
  • ミッドナイト・ジャーナル

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    先日読んだ宮部さんの書評集に載ってて読みたくなった本。


    童誘拐殺害事件で大誤報を打ち、中央新聞社会部を追われ、支局に飛ばされた関口豪太郎。

    あれから7年。埼玉東部で、小学生の女児を狙った連れ去り未遂事件が発生。犯人は二人いたとの証言から、豪太郎の脳裏に”あのとき”の疑念がよぎる。
    終わったはずの事件が再び動き出す。

    記者物は好きだけど、抜いた、抜かれたという熾烈なんちゃってスクープ競争にいつもハラハラさせられて心臓に悪いw

    自分には絶対無理な仕事だよなぁと思いながら、いつも読んでる。

    丹念で地道な取材から、警察でもたどり着けなかった犯人に接近していく過程は、誰だって応援したくなるっ

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    2024年01月22日
  • ミッドナイト・ジャーナル

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    【なんて割に合わない職業なのだろう】

    頁を読み進める度、いかに記者という職業選択が前時代的な働き方なのかをしくしくと感じる

    物語のラストでも、七年前の事件の決着が付いたからといって、何かが劇的に変わるわけでも、何もかもが救われるわけでもない

    そりゃそうだ
    毎日毎晩、その他の事件事故、ニュースが生まれ続けるのだから

    365日終わりのない、こいつら本当にいつ寝てんだ?ってなる
    そんななんとも割に合わない職業

    この一冊はそんな眠らない記者たちの、
    数ある日々の取材の奮闘記録の、あくまでその中の一場面を切り取った物語に過ぎない

    なのだが、まあこれが面白い

    読みやすいのもそうなのだが、一つ

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    2023年12月24日
  • 二律背反

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    単純な野球小説じゃないですね。
    いろいろな事件が折り重なって最後の結末になるんですね。
    一つで2度楽しめる感じです。
    野球ファンもミステリーファンも満足出来ると自分は思いました。

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    2023年12月09日
  • ゴースト 二係捜査(3)

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    とても好きなシリーズ!
    警察も、二係という少し外れた部署で、そこに新聞記者が介在してきて、物語に、奥行きがあって、早く次作が、読みたーーい!

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    2023年12月09日
  • 四十過ぎたら出世が仕事

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    お仕事小説だけに構成がしっかりしていて隙がなかったです。「自分が四十の時もこんな感じだっなあ」と懐かしく思い出しながら読みました。出世の本当の意味を若い人たちに教えてくれます。

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    2023年12月01日
  • 逆転 二係捜査(2)

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    ネタバレ

    2023.11.04
    社会のあらゆる階層に職業的良心に恥じない行いをする、あるいは、自分の弱さに負けてしまう、そんな人が一定数いることに思いを致した。
    実際、警察の不祥事もあるし、弁護士も懲戒処分を弁護士会から受ける人もいる。

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    2023年11月04日
  • 二律背反

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    球界消滅という作品で出逢って以来、野球題材の作品がお気に入り。
    今作はピッチングコーチが主役。
    主張の強いプロの投手陣のコントロール、監督との意見の相違、同僚コーチとの確執、マスコミの取材対応などなど、我々には日常的に伝わって来ないハードな仕事の一面を興味深く読ませてもらいました。殺人事件や犯人探しは無くても良いですね~

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    2023年10月16日
  • 二律背反

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    ストーリもプロットも今一つだし、人格に問題ある主人公の言動には違和感も多々あるが、何といってもピッチャーという一筋縄ではいかない天邪鬼の典型のような人種が非常によく描かれている。そこだけで評価:4にした。複数のピッチャーに取材したとしてもここまで描けるのは相当なもの。筆者の描写力は流石だ。

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    2023年09月29日