本城雅人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東京郊外の私立青藍医科大学。
腕は良いが口うるさい教授外木場誠二や専攻医栗山勇希、清田衣織、大町瑠奈らが属する小児外科は、終戦直後に建てられた4階建ての旧館「陽のあたる病院」に入っている。
大人に比べ組織が未完成で、症状や対応が患者ごとに異なり繊細さが要求されるという小児外科の特異さを除けば、どちらかといえばお気楽な若手医師もののように思えたが、中盤の波多野有紗の診察以降、重さと深さを増していく。
外木場と勇希の因縁を経て向かう有紗の難手術。勇希の姉のエピソードもあり、参加する医師たちの士気は高まる。
米国帰りの凄腕の准教授梨本や、外木場と同期で遺恨を抱える副院長兼肝胆膵外科教授の内山質も -
Posted by ブクログ
東京郊外の、私立青藍(せいらん)医科大学。附属病院は病床数千二百。
レトロな旧館。教授だけが「朝日のあたる病院」と呼ぶ。3、4階は新生児から15歳までを診る小児外科。
教授の外木場誠二(そとこば せいじ)57歳は、すぐキレる。特に、三人いる専攻医のうち栗山勇輝(くりやま ゆうき)29歳に対しては当たりが強く、雑用を振ってこき使い、罵声を浴びせかける。そんな二人の関係は・・・
入院するほどの子供の病気というのは本当に気の毒。病院に慣れてすでに達観してしまっているような子もいるようだ。
しかし、この小説では、自分が何をされているのかもまだ分からない乳児や新生児の患者も多く描かれる。
そんな「先天