本城雅人のレビュー一覧

  • 朝日のあたる病院

    Posted by ブクログ

    東京郊外の、私立青藍(せいらん)医科大学。附属病院は病床数千二百。
    レトロな旧館。教授だけが「朝日のあたる病院」と呼ぶ。3、4階は新生児から15歳までを診る小児外科。
    教授の外木場誠二(そとこば せいじ)57歳は、すぐキレる。特に、三人いる専攻医のうち栗山勇輝(くりやま ゆうき)29歳に対しては当たりが強く、雑用を振ってこき使い、罵声を浴びせかける。そんな二人の関係は・・・

    入院するほどの子供の病気というのは本当に気の毒。病院に慣れてすでに達観してしまっているような子もいるようだ。
    しかし、この小説では、自分が何をされているのかもまだ分からない乳児や新生児の患者も多く描かれる。
    そんな「先天

    0
    2026年05月12日
  • 朝日のあたる病院

    Posted by ブクログ

    小児科医療に心血を捧げる外木場の下に3人の若い専攻医がやってくる。
    ベテラン外木場と若い3人の小児科医としての成長譚。
    人の生死に関わる医師の物語なので、心動かされる場面が多々あり、本作も感動的な物語であった。
    手術のディテールもしっかり表現され、物語をリアルに読ませてくれた。

    0
    2026年05月09日
  • あかり野牧場

    Posted by ブクログ

    あかり野牧場で生まれたキタノアカリ。
    馬ってお金かかるんだな。何千万は当たり前で億とかなってくる。
    大きな牧場の方が設備も整っていて、強い馬も多い。
    そんな中であかり野牧場は小さい、家族経営の牧場。
    牧場主の摂男の話、騎手の保志の話、調教師の西井の話。
    どれもアカリの才能を信じて、まとまっていく。
    いいな、皆でアカリを強くする。

    0
    2026年04月21日
  • ミッドナイト・ジャーナル

    Posted by ブクログ

    少女誘拐事件の誤報をしてしまった記者が、再び似たような事件が起こりその事件の真相に迫るストーリーですが、手に汗握るドキドキ感がたまりませんでした。
    内容も面白いのですが、記者という職業のリアルな部分が描かれていたと思います。
    事件と向き合う愚直さや、内外の派閥や利権争いなど、毎朝読んでいる新聞の裏側で、記事の一つ一つに書き手の思いが詰まっていることがわかりました。
    ゴシップ週刊誌や一部だけ抜粋したネットニュース等で、業界全体がダークな印象がありましたが、こういった一面もあるのだなと改めて感じさせられました。

    0
    2026年04月11日
  • 朝日のあたる病院

    Posted by ブクログ

    小児をはじめとする子どもを治療することは単に身体を完治に導くのではなく、その子どもの未来を治療することなんだと改めて考えさせられる作品でした。
    外木場先生の医療に対する考え方の裏にある過去は確かに患者側に立つと怒りや戸惑いを覚え、病院側にそれをぶつけてしまうかもしれません。しかし、その過去を踏まえ目の前にある命を全力で救う姿は私達の一筋の光なんだと思います。

    0
    2026年03月30日
  • 対決の記者

    Posted by ブクログ

    私は記者が周りにいないのてわからないが、どうやって取材をし、信頼をつかみ、事件を報じるのかを丁寧に表現している小説ではないかと思った。結局今でも人と人とのコミュニケーションからの信頼構築は大事なのだと思わされるし、それを調節の会話なしに成立させることは難しいというか、ほぼ不可能なのかもしれない。中身としてはありがちなパターンでも、記者が動くエッセンスが加わって面白いものになっていると感じた。

    0
    2026年02月24日
  • 対決の記者

    Posted by ブクログ

    この作者は本当に筆力があるねー。どんどん真相が明らかになっていく過程が、追っ付けでも説明的でもなく、ちゃんと流れが出来ており、ひとつひとつの事象がスッキリ納得できる。スポーツも記者もライフワークかな。自作にも期待です。

    0
    2026年01月19日
  • 騎手の誇り

    Posted by ブクログ

    競馬を知っているので、楽しめる内容だったし、プロットも良かったが、これ競馬知らない人にはチンプンカンプンだろうなあ。もっとハードルを低く設定して解説増やした方が万人受けはするだろう。

    0
    2025年12月22日
  • 真贋 二係捜査(6)

    Posted by ブクログ

    「遺体なき殺人事件」の真相を追う二係捜査だが、どうも事件自体の色合いを変えつつ、エッセンスは変えずという感じ。登場人物のキャラも丁寧に描かれていて、それぞれの立場の矜持も確りと描かれている。プロット自体というよりは、その回収の上手さが巧み。最新刊の(6)まで読破してから記載しているが、全作共通で面白い。

    0
    2025年12月12日
  • 二律背反

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後まで2人のやりとり、隠された真実がどのようなものなのかを想像しながら楽しく読ませていただきました。

    0
    2025年12月11日
  • 逆転 二係捜査(2)

    Posted by ブクログ

    十分面白いが、1作目と比較すると落ちる。信楽の登場シーンが少ないのが原因か。プロットの丹念な回収は変わらず面白い。

    0
    2025年12月08日
  • 対決の記者

    Posted by ブクログ

    元新聞記者による記者物
    本城の記者物には当たり外れがあまりない
    どこか松本清張を思わせる本作もベタではあるが読ませる
    面白かった

    0
    2025年12月02日
  • 対決の記者

    Posted by ブクログ

    もう、こんな記者いないだろうなぁ。懐かしい長野。新宿発松本行きが「あずさ」上野発善光寺行きは「あさま」珍しい誤植?「AIが発達し、やがて警察も科学捜査一辺倒になるかもしれない。科学捜査を重視すれば冤罪は減るという人権活動家は多いが、祐里はそうとは言い切れないと思っている。人が起こす事件には、過去に例がないものが多数ある。科学に対抗する天邪鬼記者がいないことには、科学や人工知能が及ばない事件は永遠に解決できない気がする」そもそも取材ほど不合理、非効率なものはない。横書きリリース、縦書きにするだけの御用記者、AI時代はすでに…。

    0
    2025年09月01日
  • 対決の記者

    Posted by ブクログ

    謎の不審死事件と新興企業の不正疑惑。全く関係ないように思われた2つの報道はやがて1本の線に繋がっていく。新聞記者を探偵役に据えたミステリー小説。報道の裏側が丁寧かつ骨太に描かれていて、どんどん引き込まれる。この辺りの筆致はさすが著者としか言いようがない。一つひとつ進めていくからじれったいと感じる人もいるかもしれないが、個人的には「ここまで判明して残る謎はこれだから次に向かうべき場所は…」とテンポよく進む、むしろスピーディーな展開だと思う。あっという間に読み終えてしまった。

    0
    2025年07月26日
  • 対決の記者

    Posted by ブクログ

    本城雅人作品との出会いは、もう10年以上前。
    「球界消滅」という作品で、日本プロ野球球団の一部がMLBに吸収され、アジアリーグという新しいリーグが結成されるのか・・・・!?
    という内容。選手・監督からの現場目線ではなく経営者目線の展開で、数年内に実現してしまうのではないか?・・・・・と、大変楽しめたものでした。
    以来、
    メジャーもの、スカウトもの、といった野球関連、
    元新聞記者との経歴から、新聞記者関連、
    と数多くの作品を楽しく読ませて頂いています。
    今作は、
    タイトル通り、新聞記者もの。
    ・・・・・いつも通り、美味しく頂きました。

    0
    2025年07月24日
  • 対決の記者

    Posted by ブクログ

    中央新聞長野支局の事件記者・関口が、昼間に知り合った青年の訃報に疑念を抱き取材に乗り出す。

    一方で、東京本社の調査報道班では那智が滝谷と向田と、ある新興企業の不正疑惑を追っていた。

    やり手の社長が犯した許されないこととは…
    内部告発者の突然の失踪に滝田と向田は、社長のルーツを辿り長野へ向かう。

    長野で関口が追っている自殺と見られた事件が、殺人事件であり、滝谷と向田が調べていた企業スパイが繋がっていることに…。

    不正疑惑の会社が、バイオマスオイルの特許を取得したというところから、難しい実験過程やバイオ燃料に関する知識などサイエンスに関して無知な者としては途中まで読むのに時間がかかったが、

    0
    2025年07月22日
  • 対決の記者

    Posted by ブクログ

    自殺した人物は果たして本当に自殺だったのか?何かおかしい?更にもう一つ特許を取得したバイオマスは?ふたつの問題を追う事件記者と本社記者事件は複雑に絡み合い語られてなかなか絞り切られない話しもう少しスピード感と緊迫感が欲しかった!しかし謎が謎を呼ぶ展開は楽しめた。

    0
    2025年07月11日
  • 医療Gメン氷見亜佐子 ペイシェントの刻印

    Posted by ブクログ

    医療監視員、氷見亜佐子が新聞記者の藤瀬祐里に会ったシーンが強烈でした。 この氷見さんってキツい、性格悪いなぁと思ってしまいました。でも、難題に立ち向う為に協力を求める人達に対しての気配りもできる一面もあります。ストレートすぎるのかもしれません。医療ミスの隠ぺい、現実でも似たようなことがありそうで怖くなります。

    0
    2025年04月27日
  • 真贋 二係捜査(6)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     明らかになれば、粗雑な登場人物達の行動の組み合わせと分かる。しかし、プロセスの中では、その分だけで謎が深まる。
     味わいの深まりを感じる。

    0
    2025年04月13日
  • ノーバディノウズ

    Posted by ブクログ

    野球とミステリー
    MLBの東洋系選手が日本人ではないかと
    探る人物たち
    ただ、年齢も違うし打者の左右も違うし
    はたしてどういうことなのか
    読んでいて徐々に明らかになる事実で
    早く話の先が、と気になって気になって
    とても楽しめました

    0
    2025年03月11日