本城雅人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
東京郊外の、私立青藍(せいらん)医科大学。附属病院は病床数千二百。
レトロな旧館。教授だけが「朝日のあたる病院」と呼ぶ。3、4階は新生児から15歳までを診る小児外科。
教授の外木場誠二(そとこば せいじ)57歳は、すぐキレる。特に、三人いる専攻医のうち栗山勇輝(くりやま ゆうき)29歳に対しては当たりが強く、雑用を振ってこき使い、罵声を浴びせかける。そんな二人の関係は・・・
入院するほどの子供の病気というのは本当に気の毒。病院に慣れてすでに達観してしまっているような子もいるようだ。
しかし、この小説では、自分が何をされているのかもまだ分からない乳児や新生児の患者も多く描かれる。
そんな「先天 -
Posted by ブクログ
中央新聞長野支局の事件記者・関口が、昼間に知り合った青年の訃報に疑念を抱き取材に乗り出す。
一方で、東京本社の調査報道班では那智が滝谷と向田と、ある新興企業の不正疑惑を追っていた。
やり手の社長が犯した許されないこととは…
内部告発者の突然の失踪に滝田と向田は、社長のルーツを辿り長野へ向かう。
長野で関口が追っている自殺と見られた事件が、殺人事件であり、滝谷と向田が調べていた企業スパイが繋がっていることに…。
不正疑惑の会社が、バイオマスオイルの特許を取得したというところから、難しい実験過程やバイオ燃料に関する知識などサイエンスに関して無知な者としては途中まで読むのに時間がかかったが、