本城雅人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
厚顔なカリスマ経営者と、売れないノンフィクション作家のテンション低いやり取りから、次第にギアを上げてきてどこを目指しているのか分からない話に夢中になっている自分が居ました。
誰にでも若いころが有り、紆余曲折有りながら、知らないうちに人生も終局に近づいてあら不思議、いったい自分は何の為に色々なものを犠牲にしてここまで歩んできたのか。そう思う事もあると思います。
そして誰かに自分の育てたものを託して、そこから新たな芽を伸ばして続いて行って欲しい。そう思う事がきっと普通なんだと思います。
なるほどなるほどと読んで行って最後に梯子を外される感じ。何とも言えない読後感です。