本城雅人のレビュー一覧

  • 残照

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    ネタバレ

    ただお手軽にストーリーを読みたいのならば、もう少しシンプルな小説をどうぞという感じ。
     たくさんの縦糸・横糸が巡らされている。ただ、ミステリーの読者ならば、これくらいはそんなにしんどくはないだろう。むしろよく組み立てられていると思い気がするのだが。
     それにしても、ジョッキーというのは、これほど過酷な職業なのかと。

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    2023年06月10日
  • ミッドナイト・ジャーナル

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    被害者女児死亡-。誤報を打ち、飛ばされた3人の新聞記者。さいたま支局の関口豪太郎、本社の遊軍記者・藤瀬祐里、整理部員の松本博史。7年後、児童連続誘拐事件が発生する。

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    2023年04月20日
  • 嗤うエース

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    八百長ってよく聞く言葉だけど、チームスポーツとなると、実際に成功させるのは、なかなか計算通りには行かないんだろうなあ。八百長だったのか、違かったのか、グイグイ惹きつけられて読みました。こんな主人公には幸せになってほしい。

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    2023年04月14日
  • 残照

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    元スポーツ新聞記者出身の作家さんの作品。ベテラン人気騎手が性分のおせっかいのせいで事件に巻き込まれていく物語。騎手の生活パターンや苦悩などが主軸にあり興味深く読むことができました。

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    2023年01月27日
  • 四十過ぎたら出世が仕事

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    125お仕事小説は身につまされることが多いね笑。間違いがあってもやり直せることと取り返しのつかないことがある。その時に大事なのはやっぱり周りにどんな人物が居るか?ということかな。ねじまき直してもう一丁頑張りますか!

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    2022年09月29日
  • 崩壊の森

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    ゴルバチョフの壮大な夢と試み。ペレストロイカ、グラスノスチに代表されるソビエト連邦の行く方。そしてエリツインの野心。ゴルバチョフの失脚とエリツィンの台頭。やがてプーチンに引き継がれる。
    それをあたかも本当にいたかのような、その下の人物たちが動き、悩み、もがく。主人公の土井垣という記者ががむしゃらに情報集めに動き、やがてソビエト、ロシアの本質に触れていく。今、ウクライナに戦争を仕掛けてる理由が見えてくるような小説だ。

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    2022年09月29日
  • 残照

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    途中から小説を読むというより、競馬ファンとしてジョッキーの過酷さのノンフィクションを読んでいる心持ちになった。元春は田原成貴で、潮田は聖奈ちゃんあたりがモデルか。ジョッキーの心情や日常が確り描かれていて、事件のエピソードの数々も小説としての面白さは増幅しているが、このラストはどうなんだろう。負けることの方が多い商売とはいえ、この残酷な終わり方には首肯できなかったなあ。

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    2022年08月29日
  • 紙の城

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    実際にありそうな 買収騒動

    「ありそうだなぁ」
    でも その先は極上のエンタメ

    キャラクターが みんな魅力的で ポジションは敵方でも イヤな気にさせない
    それはきっと 真剣に仕事に向かう人の姿は 観ていて気持ちがいいから

    熱さも クールさも それぞれで良い

    読後感も気持ち良く 満足 満足

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    2022年05月07日
  • 崩壊の森

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    この本を手に取ったのは、今のロシアによるウクライナ侵攻が、表だって発覚する前。本城雅人作という一点のみ。
    しかし、こんな状況になって、ロシアという国の、歴史や、時代背景、社会主義等深く、実態を知る術になるとは、思わなかった。
    ソビエト社会主義共和国連邦の、崩壊が、今に、繋がり現状を、知る一端と、なる。良質な一冊。

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    2022年04月19日
  • ミッドナイト・ジャーナル

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    ドラマなんかで、調べたらこういうことが分かりました、というシーンを見るたび、「どうやって調べたんだろう」と思っていた答の一端がここに。
    「調査の結果、被害者はよくこのバーで飲んでいたそうです」
    誰に! 誰に聞いたん? それ知ってるのその人やてなんで分かったん? そもそもなんでそんなこと調べようと思たん?
    事件の真相が明らかになる過程ではなく、その情報をどう手に入れるか、どう報じるか、というテーマが新鮮でした。

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    2022年04月02日
  • シューメーカーの足音

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    ロンドンに高級な靴店を構える靴職人、斉藤良一の元に、

    ある日、不気味な靴の修理の依頼が舞い込む。

    その靴は、13年前のある出来事を思い出させる靴で、

    良一はその靴を見るなり、驚愕し,

    恐怖を覚えたのだった。



    高級なオーダーメイドの靴職人のこだわりや、

    靴についての様々な事が書かれていて、

    知らない世界を垣間見れる。



    一足、40万、50万のオーダーメイドの靴を作る靴職人たちには、

    こだわりがあって当然なのだが、

    それにしても、大変そうな仕事だと思った、

    そんな靴業界での、ミステリーだけど、

    靴について、いろいろ知ることができるのも面白い。

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    2022年03月26日
  • ミッドナイト・ジャーナル

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    情報を取得できるのは、生身の人間なんだと主張する。もちろんネットを駆使して情報を集める事はできるけど、一次情報にあたり、ウラを取るのはまだまだ人間に分がありそうだ。
    本誌とは直接の関係はないけど、著者のインタビューで「スポーツ紙や夕刊紙が部数を落とした最大の要因は、駅からゴミ箱が撤去されたから」なんだそうだ。これってすっごくよく分かる。そう家には持って帰れないところがよかったわけだ。

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    2022年03月22日
  • 四十過ぎたら出世が仕事

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    テンポ良く読めて良い作品だと思いました^_^サラリーマンって、大変だけどやりがいのある仕事ですよねー!
    阿南さんが一番憧れる人物です

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    2022年03月11日
  • 四十過ぎたら出世が仕事

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    「四十にして惑わず」とはいえ、まだまだ迷っている中間管理職40歳の6話からなる短編。

    武居専務のそれぞれの個性を重視した的確なアドバイスが上手いなぁと。

    判断できる年齢でもあり、こうあるべきという固定観念がなくなる年齢でもあるのだが、それを自然に気づかせてくれる上司がいるのは、仕事にやりがいをもてるだろう。

    すでに仕事中心ではなくなったが、スッキリ爽快なお仕事小説に明るい未来を見た気がした。


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    2022年01月13日
  • 四十過ぎたら出世が仕事

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     中規模の広告代理店を舞台にした群像劇。全6話からなる連作短編集。

          * * * * *

     コミカルな第1話はあくまでオードブル。物語は次第に深刻の度合いを増していき、現実の厳しさとほろ苦さを描く、作者のいつもの作風でした。

     ただ、新聞社や雑誌社を描いた「お仕事小説」的な面が強かったこれまでの作品とは異なり、業務に関わる苦難への比重は軽めで、抜け駆け出世するために腐心する生臭い人間たちが多く描かれていたりします。

     最終話の描き方からすると、作者の理想とする企業人像はわかります。ならば、オードブルの主人公・阿南に今少しスポットを当てて欲しかった気がしました。

     何か、画竜

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    2022年01月10日
  • ミッドナイト・ジャーナル

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    なかなか読み応えがあり面白かった。
    今でも記者さんは刑事さんの家に上がったりするのかなぁ、と思いつつではありましたが

    2021.12.4
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    2021年12月04日
  • スカウト・デイズ

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    正直、ミステリー部分は物足りなさがありますが、
    これはしょうがない部分もあります。
    殺人事件がおきるわけでもなく、業界内(プロ野球界)での不正行為が疑われている程度で、主人公のクメジュンも絶体絶命の危機に陥ってるわけでもないからです。

    でも、プロ野球スカウト業界を舞台にしているだけで私にとっては充分です!
    「球界消滅」を読み直してみようと思います。

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    2021年06月23日
  • スカウト・デイズ

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    野球が好きなので、入り込みながら読めた。
    フィクションではあるが、どこまでが現実でも行われている駆け引きなのかが分からず、ドキドキしながら読めたので面白かった。

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    2021年04月08日
  • あかり野牧場

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    30血統とか分からないけど生産者さんの顔が見える小説でした。タイプは全く違うけど、ずいぶん前の宮本輝作の優駿をちょっと思い出した

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    2021年03月01日
  • 紙の城

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    ネタバレ

    読後、紙の城というタイトルの秀逸さがよくわかる小説。新聞の紙媒体はネット媒体から牙城を守れるかの攻防戦を描いている。

    私も新聞は数年前からネット派だが、どの媒体で読むかではなく、何を読むか(求めているか)が重要だと感じている。新聞には取材に基づいた事実の掲示と社会への発信を求めているのであって、素人の意見やまとめサイトのような記事は必要ないと思う。

    媒体を守るのではなく、優秀な記者を守りたいという思いからの守戦としたのは非常に共感でき、清々しい読後感となり得た。

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    2020年08月13日