本城雅人のレビュー一覧
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本城正人、明治学院大学卒、スポーツ記者
執刀するのは一昨年まで帝都大病院で准教授だった鬼塚鋭示医師である。
この病院の肝胆膵(肝臓・胆道・膵臓)部門の責任者である梅原万之センター長が、
移植コーディネーターとして勤務する田村美鈴が、父親のカウンセリングを行った。
鬼塚が言おうとした「きれいな体」という言葉の意味が、美鈴にはやるせないほど理解できた。
研修医 竹内正海の誤解
「肝胆膵(かんたんすい)」とは、肝臓・胆道(胆嚢・胆管)・膵臓の総称です。
三十四歳、正海より六つ年上の第二外科の坂巻千晶からだった。
東京から唯一連れてきた田村コーディネーターが鬼塚の女だと言っているのだろう。
器械出し看護師 椿原理央の怒り
藤本梢恵が自転車を押しながら哄笑した。
一番怪しいのはお喋りの江上美子だが、彼女は移植が行われた日は休みで、ドナーが出たと連絡があった前日も夕方には帰宅していた。
「医療ジャーナリストをしている山際と言います」
医療ジャーナリスト 山際典之の遺恨
滝内一幸、有子夫妻は待ち合わせた羽田空港近くのホテルのラウンジに、先に来ていた。
鷲尾緑里――来た、ドクターWから初めて折り返しの電話がかかってきた。
UMC病院長 仙谷博の不安
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その外科医は正義か、悪か――
肝移植手術の“やりたがり屋”
“現代の切り裂きジャック”と非難された孤高の外科医・鬼塚鋭示。
彼の目的は、名誉やエゴだったのか?
人間の尊厳を見つめる本格医療小説!
潮メディカルセンターに、肝臓・胆道・膵臓のエキスパート鬼塚鋭示医師が招聘された。これにより全国有数の脳死肝移植施設に認可された同院だったが、院内は真意の読めぬ鬼塚を巡ってぎくしゃくしていた。
そんな折、同院初の脳死肝移植が行われることに。鬼塚は直前に六十代患者への移植を中止させ、中学生に移植した。
成功を賞賛される一方、鬼塚にはある疑惑が――。 -
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信楽京介という上司と二人きりで、二係捜査と呼ばれる特命捜査を任されてまもなく一年になる。 二係捜査とは事件化されていない行方不明者と、最近起きた逮捕者との関連を結び付けて自供を引き出す。
登場人物 森内 洸……警視庁捜査一課所属。二係捜査担当刑事。野方署から二係に異動してきた。 妻菜摘、娘咲楽、
信楽京介……警視庁捜査一課所属。二係捜査のベテラン。巡査部長。
田口 哲……警視庁捜査一課所属。五係の刑事。森内の親友。
江柄子良弘………警視庁捜査一課の理事官。
岸登士樹……弁護士。野村栄慈の代理人。
藤瀬祐里……中央新聞の記者。捜査一課担当。(『ミッドナイト・ジャーナル』に登場)
二階堂實……中央新聞の記者。警察庁担当。(『ミッドナイト・ジャーナル』に登場)
野村栄慈……十年前、女児殺害の疑いで逮捕されたが、二審で無罪となる。
「野村が逮捕されたそうです」 「野村って、野村栄慈か。容疑はなんだ」 「殺人の疑いだそうです」 「誰を殺した」 「小学一年生、六歳の女児です」
それが行方不明になって三日後の七月二十九日、洸が家族と伊豆に旅行に行った日に、野村栄慈という三十六歳の土木作業員が逮捕された。遺体も見つかった。
二係捜査は遺体なき殺人事件と呼ばれるほどで、被疑者を遺棄現場に連行し、供述通りに出てきた遺体こそが決定的証拠、「犯人だけが知る秘密の暴露」となる。
「その岸弁護士が前回野村の担当だったんだ。岸曰く、被告は刑事に暴言を吐かれ、さらに暴力を振るわれて、恐怖心から噓の自白をし、供述調書にサインした。その結果、被告は鬱になったと」
信楽京介という上司と二人きりで、二係捜査と呼ばれる特命捜査を任されてまもなく一年になる。
事の発端は、先月七月二十六日に茨城で六歳の小学一年生、河野すみれが殺害され、二十九日に容疑者として土木作業員、野村栄慈、三十六歳が逮捕されたことだった。
《信用が恐怖に 元恋人たちが苦しむデジタルタトゥーという凶器》
起訴したということは、信楽は公判を維持できると判断したのだろう。田口からは、当時、鑑識にいた江柄子も信楽を後押ししたと聞いた。
「日野事件の弁護人は岸登士樹という男だ。二人は知ってるか」
岸がこの部屋に来たのは同じ法学部の女子学生、木坂尭子に誘われたからだ。
山田杏里、岸法律事務所の一番のやり手で稼ぎ頭だ。
二審判決後、トイレから出てきた江柄子の視界に、信楽と岸が向かい合っているのが映った。嫌な予感がした江柄子は駆け寄った。そこで信楽が岸の耳元でなにか呟いた。岸が言い返し、そこで信楽が岸の体を押した──。
「岸弁護士が恐れていることって、二審後に信楽さんの耳元で囁いたことと関係してるんじゃないですか」
軽の四駆に乗って軽井沢駅前の喫茶店に現れた木埜内悠馬は、山男のような髭面をしていた。喫茶店に入ってきた時から表情は硬く、名刺交換をしている時も眉間に深い皺を寄せていた。
「その電話の主は岸弁護士だったということです。つまり岸弁護士が匿名で、東都新聞に遺体の遺棄現場を伝えてきたんです」
怒りで喉が震え、先の言葉が続かなかった。そんなことがありうるのか。弁護士が被疑者から遺棄現場を聞き出し、それをマスコミに知らせるなんて。
ヤツにしたって警察以外が遺体を先に発見すれば、自分は殺人罪から逃れられると分かった。だから岸に正確な場所を伝えたんだ。
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警察小説の王道シリーズ、待望の第二弾! 正義は何かを問う衝撃作
十年前、日野市の女児殺害の容疑で逮捕された野村栄慈 は、二審で逆転無罪となった。だが、その野村が、再び逮捕された。茨城で殺害された女児の発見現場付近で、彼の姿が防犯カメラに映っていたのだ。日野市の事件を担当した警視庁の信楽と森内は、野村の余罪を洗うべく捜査を開始する。一方、野村の無罪を勝ち取った人権派弁護士の岸は、今回の事件でも弁護人を引き受けるが――。衝撃の結末が待ち受ける、書き下ろし。 -
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ネタバレ競馬が好きなので、馬や競馬に関する本をいくつか読んではいますが、騎手が主人公のミステリー?謎解き?は昔読んだディック・フランシス以来かな?と思いつつ読み進めました
日本の競馬界を背景にしてるので
親しみやすい部分もあって読みやすかったのですが
私が女性のせいか
主人公の魅了がよく分からなかった…
何故モテてるのか分からない
後輩元嫁のメンヘラ女に振り回されて、離婚までしてるのに、自分が悪いとか言っちゃうし、
同厩舎の女性厩務員を気にかけながら、彼女の好意には無頓着
よくあるダメだけど魅力的な男を表現したかったのかな?
あまり伝わって来なかったけど…
全体の点が結びついて
色々解明するところはドキドキしたけど
結局元凶の元馬主はどうなったの?
真相は?
のままスッキリしないし
結び方も
減量でハラハラしたと思ったら
あんな締め方…
命掛けにしてもそっちじゃ無いだろ!
って思っちゃいました
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ネタバレ元外科医で厚生労働省職員の主人公が、医療現場の不正を暴く。シリーズ1作目を未読でこちらから読んでしまった。多少前作からの続きかなと思われる部分もあったが、本作のメインストーリーは、藤正会病院の不正を追及するもの。
生活保護受給者をターゲットに不正な入院、治療で荒稼ぎするセーブバードと、その社長に言いくるめられて共犯になる藤正会病院の藤村病院長。彼らの不正を調査する厚生労働省、警察、潜入捜査するライター。最後は政治まで登場するが、複雑さはなく読みやすかった。
表紙のイラストから想像していたよりも亜佐子は普通のキャラクターで、もう少し個性が際立つと面白くなる気がする。