高里ひろのレビュー一覧

  • 世界を変えた100人の女の子の物語

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    少女のための絵本。世界を変えた100人の女の子の紹介です。勇敢で、好きなことを突き詰めて、そして努力を重ねてきた先輩たちの物語です。行動することは、外に表現すること。

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    2021年04月23日
  • 世界で一番美しい声

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    強盗に父を殺され、逃げるように故郷を離れたブリーは湖畔の小さな町にたどり着く。そこで出会ったアーチャーは7歳で両親と声を失い、風変わりな叔父と世間と隔絶された生活を送っていた。傷ついた者同士惹かれ合う2人。育った環境から、どこまでも純粋で臆病なアーチャーを深く理解し、寄り添うブリー。意地悪い従兄弟や伯母の悪意が重なり追い詰められたアーチャーは姿を消した。でも決して逃げた訳でなかったのが良かった!傷つきながらも帰りを祈り続けたブリー。特に捻りもなく、先がよめる話なのに、めちゃくちゃ良かった!

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    2021年04月05日
  • 不埒な夫に焦がれて

    購入済み

    素晴らしい。

    ウィットに富んだセリフの数々、思わず笑ってしまいます。映画を見ているようにあっという間に時間が過ぎて行き、物語が終わってしまうのが寂しくなった程です。今後の作品も期待しています!

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    2020年03月16日
  • インターンズ・ハンドブック

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    シェイン・クーン『インターンズ・ハンドブック』扶桑社ミステリー。

    著者のデビュー作。かつての黄金期の扶桑社ミステリーを彷彿とさせるような奇抜な設定と先の読めないストーリーのクライム・サスペンス。

    企業のトップを狩る最強の殺し屋、ジョン・ラーゴが執筆する新人ヒットマンの手引書『インターンズ・ハンドブック』……ダークでユーモラスなヒーローが硝煙と血煙にまみれた世界を疾走する。

    今まで読んだことの無い作風は、さすが2018年のベストミステリーにランクインするだけの作品である。

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    2018年12月11日
  • インターンズ・ハンドブック

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    殺し屋さんが自分の半生を振り返りつつ、これから殺し屋デビューする新人に心得を語りかける……みたいな形式の話。ブラック&スプラッタが平気な人ならとても面白いと思います。半生……と言いつつもこの話の殺し屋さんは25歳定年なので若いし語り口も軽い。あと映画ネタが章のタイトルや会話にめっちゃ出ます。

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    2018年08月23日
  • インターンズ・ハンドブック

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    海外ドラマ人気シリーズ、生まれながらのシリアルキラー、デクスター。最愛の妻を亡くし幼な子と取り残された彼に真実の愛は芽生えたのか?
    デクスターを彷彿とさせる孤児から殺し屋に育て上げられた本編の主人公ジョンは果たして愛を見出せたのか?

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    2018年08月06日
  • 世界を変えた100人の女の子の物語

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    Dear for Rebel Girls!

    好きな服を着ること。
    勉強すること。
    スポーツをすること。
    絵を描くこと。
    好きな職業に就くこと。
    自分の意見を言うこと。

    そんなの当たり前。
    でも、かつて女の子はそのどれも認められていなかった。
    もしかしたら、今も。

    女の子はこうあるべき、そう誰かに言われた時、「そうね、その通りよ」なんて言って疑いもせずにあなたは頷ける?
    あれもこれもやっちゃダメ、そんなのが当たり前だなんて思える?
    絶対おかしいよね?
    だって、男の子はそのどれもできるんだから。
    男の子と女の子の違いって、体の作り以外に何かある?

    ルース・ベイダー・ギンズバーグ(Ruth

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    2018年07月29日
  • 愛の夜明けを二人で

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    憧れの隣人ミッチは10段階評価で10.5。でも自分は2.5…子供の頃の劣悪な家庭環境から自信を持てずにいるマーラ。人を3つの階層に分けて独自のマーラワールドに篭っていた。なのに、決して交わることのないはずのミッチはマーラの部屋の水道を直し、イカれた従兄弟の子供を救出したりと何かとマーラの力になってくれ、2人の子供を笑顔にしてくれる。何が言いたいかって『ミッチ最高!!!』これに尽きる!ミッチに浮かれすぎて、冒頭で起こったマーラの部屋が荒らされた事件の事をすっかり忘れてた!ラストにはホークやタックも熱く登場!

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    2018年01月30日
  • 世界で一番美しい声

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    ロマンス小説っていうのを初めて読んだかもしれないんだけど、これが初めてのロマンス小説で本当によかった…すごく面白かったです!傷ついたもの同士が出会って、恋に落ちて、お互いのために何ができるのか考えたり慈しんだりする描写がもうとってもうっとりできる。何より、一方的に依存する関係にはなりたくないっていうアーチャーの考えがとても好きで…。もうひたすらこの二人に幸あれっていう気持ちしかなかった。はぁ〜〜いいもの読んだ……!

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    2017年11月02日
  • 恋の予感に身を焦がして

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    グエン&ホーク(ケイブ)
    全710P イッキ読み 一難去ってまた一難
    「コンテンポラリー・クラック」 まさしくクラック(麻薬)だわ。
    最高、最強、最大の超俺様ヒーロー、アルファホール イヤ〜参りましたw
    Mystery man

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    2017年05月02日
  • インフェルノ (上)

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    ネタバレ

    初恋に一途なジュリアにどっぷり感情移入してしまい、ところどころでどっぷり共感してしまい涙がにじみました。

    だってガブリエルがつれないんだもの。
    ベアトリーチェがジュリアって気付かないとかひどい。
    ガブリエルが辛辣な態度を取るたびに、私もジュリア同様に傷つきました。

    ジュリアが純粋な一方、ガブリエルのゲスっぷり(放蕩っぷり)はダメな人はダメかもしれない。それでもやっぱりイケメンだから許されるのですよね。
    私は彼みたいな文学肌なキャラは結構好きです。酒癖の悪さはいただけないけど。

    ジュリアとガブリエルが生徒と教師という関係からゆっくり惹かれあう様はキュンキュンしてしまいます。

    過去の林檎の

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    2016年01月29日
  • ジグソーマン

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    心臓の弱い方お断りの猟奇スプラッター・ホラー小説。風間賢二が解説を書いていることもあり、試しに読んでみたのだが、予想以上に面白い作品だった。

    交通事故で妻と息子を亡くした主人公のマイケル・フォックスは酒に溺れ、路上生活を送っていた。そんなマイケルに億万長者になるチャンスが…恐るべきマッド・サイエンティストがマイケルに持ち掛けたのは、200万ドルと引き換えに右腕を売ることだった…

    次々とマイケルを襲う凄惨で、世にも恐ろしい出来事。確かに昔のパルプ・ホラーの香りもするが、ここまで主人公を痛め付ける作品も珍しく、その思い切りの良い描写と予想不可能な展開が面白さのポイントかも知れない。

    タイトル

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    2015年12月25日
  • ジグソーマン

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    ネタバレ

    "フライパンから逃れたら火の中へ"
    4.3点


    立ち上がりはゆっくりだが、勢いがついたらそこからは真っ逆さま。
    目が覚めて右腕だけないかと思ったら左も。
    この絶望感たるや。
    さらに足まで、、

    小説だから出来る展開ではあるものの、それを余す所なく使って書かれた怪作。

    怖いもの見たさで映画化なぞしないだろうか?

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    2025年05月22日
  • 世界で一番美しい声

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    ネタバレ

    二人の身に起きた事件が物語とともに進展していき、優しかったはずの伯父になぜ撃たれたのかとか、トーリがアーチャーを孤立させようとした理由とか、伏線がきれいに回収されてスッキリ。悪者と思っていたトラヴィスが、最後には味方になるのも予想外で良かった。

    体は大人、心は少年のアーチャーが、初SEXしてから四六時中やりまくったり、ブリーへの愛をこじらせて町を飛び出したり、内面が思春期の少年のままなのが良い。ブリーはブリーで、無垢な美青年を育成する背徳感がありつつ、独占欲にとらわれず、アーチャーを孤独から救おうと奮闘する姿に好感が持てた。

    ロマンス本にしては設定が重すぎ、登場人物が多すぎ、特にブリーの交

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    2024年09月01日
  • ハッピークラシー――「幸せ」願望に支配される日常

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    私たちは「何のために生きているのか?」と問われると答えに窮するが、「幸せになるため」だという解に異議を唱えることは難しい。しかし、マーティン・セリグマンなどが提唱する「ポジティブ心理学」によってさも科学的であるかのように下支えされた幸福信奉に対して私たちは一歩立ち止まって批判的であるべきだと著者は主張する。なぜなら、この考え方には「幸せになれるかなれないかは当人の努力・能力に依存する」、「不幸であることはネガティブである」という、個人主義・能力主義・還元主義・優生学的な思想を強化するからだ。そして、これらは新自由主義的資本主義と好相性であることから、政治的・経済的な問題にも援用されることとなる

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    2023年10月28日
  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 上

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    18世紀フランス。ラルーは、望まない結婚から逃れるため、古き神と取引きをする。

    自由と引き換えに「誰からも記憶されない」宿命を背負った彼女の孤独な人生の旅が始まる。

    全米で100万部超えの人気作。噂に違わぬ名作でした!オススメ。

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    2022年12月31日
  • 銀盤より愛をこめて

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    展開はゆっくりだったけど、徐々に相手を信頼する過程が描写されていて読んでいて楽しかった。

    でも少し恋人関係になるのが急でいきなりすぎたかな、という感じ。別に友達で終わってもよかったんじゃないかなーーと思ったり。(特にエピローグ)

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    2022年12月18日
  • ハッピークラシー――「幸せ」願望に支配される日常

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    四章に入るまでは完全にハズレ引いた気分だったけど頑張って最後まで読んだよかった。

    幸せそのものへの批判ではなく、「幸せ」という本来複雑で、定義不可能な感情を、様々な似非科学を用いて誰にでも再現可能なものとして単純化する「ポジティブ心理学」を主に批判している。 
    ポジティブ心理学発展の歴史、それによって誰が利益を得てきたか、それらが能力主義や個人主義を助長しているのではないかなど、実例を挙げながら紹介している。

    自己啓発本やインターネットに溢れる幸せになる方法みたいなのも、気分転換や自分について考えるきっかけみたいに使う分には良いと思うが、あくまで批判的な思考をもつことが重要だなと思った。

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    2022年12月07日
  • 博士を殺した数式

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    登場人物が多く一見複雑でしたが、全てがある方程式を探すことにつながっていて、面白かったです。
    タイトルが似ていることから、『博士の愛した数式』(小川洋子)を思い出しながら読んでいると、キャラ設定や出てくる数学知識にちょっとした共通点があり、懐かしくもありました。

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    2022年10月17日
  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 下

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    ネタバレ

    リュックかヘンリーなら、断然リュック。緑の目が悪魔らしくて良い。

    アディの境遇はわかるけど、結局自分のためにしか生きてないのがなんだかな。だからこそ自由なんだろうけど。
    この作品の主題ではないが、自分さえ良ければと思ってしまった。いやそれが正しいんだけど。なんかな、って引っかかった。

    ヘンリーの魅力も良く分からなかった。リュックよりマシではあるが、自分の好みがリュックに傾ているので。

    面白かった。またこういうの読みたい。

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    2022年07月30日