あらすじ
誰の記憶にも残らない人生の誰にも忘れられない物語――1714年、フランスの小さな村。アディ・ラルーは、広い世界に憧れ、運命の恋人との出会いを夢見ていたが、望まぬ結婚を強いられてしまう。追いつめられたアディは、古い神々のひとりと取引し、望みどおり自由に生きる時間を手に入れる。しかし、その取引には落とし穴があった。アディは誰の記憶にも残らなくなってしまったのだ。家族からも忘れられ、世界中のだれからも消えた存在になった……。
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Posted by ブクログ
18世紀フランス。ラルーは、望まない結婚から逃れるため、古き神と取引きをする。
自由と引き換えに「誰からも記憶されない」宿命を背負った彼女の孤独な人生の旅が始まる。
全米で100万部超えの人気作。噂に違わぬ名作でした!オススメ。
Posted by ブクログ
まさかヘンリーも呪われていたとは。
時系列があちこちだけどちゃんと章前に明示されているのでわかりやすい。
史実と混ざるの面白いけど、もう少し欲しかったな。
Posted by ブクログ
誰の記憶にも残らない人生の 誰にも忘れられない物語――1714年、フランスの小さな村。アディ・ラルーは、広い世界に憧れ、運命の恋人との出会いを夢見ていたが、望まぬ結婚を強いられてしまう。追いつめられたアディは、古い神々のひとりと取引し、望みどおり自由に生きる時間を手に入れる。しかし、その取引には落とし穴があった。アディは誰の記憶にも残らなくなってしまったのだ。家族からも忘れられ、世界中の誰からも消えた存在になった・・・。
現在と過去が数章ごとに入れ替わるため、若干せわしない切り替えが求められますが、いったいこの先どうなるの?という展開が読めないところは設定が上手い。簡単に諦めずヴィランにいたら見つけられなかった幸せをかみしめるアディの強さに応援したくなる。闇のことを死ぬほど憎んでいるのに、それでも覚えていてほしい、そばに現れてほしいと願ってしまう願いが切ない。ようやく例外となるヘンリーとの出会いが、彼女に期待と恐れを運んできますが、果たしてヘンリーは何者なのか?という気になるところで上巻が終わるのでこれは早速下巻を読まねば!
Posted by ブクログ
ストーリーは⭐️5
翻訳に関しては⭐️1
ストーリーはすごく良くて、様々な事柄に関して考えさせられた。下巻も読むつもり。けれど翻訳が酷すぎる!!!!
翻訳小説を幾つも読んできたけれど、最悪。ほぼ直訳でGoogle翻訳に仕事を行わせた感じがする。これだったら原書を自分で翻訳した方がマシかもしれない。そして誤訳が多すぎる。例えば登場人物であるLucが“リュック”になっていたりする。(多分ほんとうはルーク)あと、原書では多分、本文は詩的な感じだと思うけど、日本語版は、、、表現できないほど酷い。もっと美しく英語を日本語に翻訳できる翻訳家さんに翻訳して欲しかった。そしたらもっと美しい小説になっていたと思う。
あと、値段が高すぎる。版権などなどで高くなるのはしょうがないけど、上下合わせて約3600円なのはいくらなんでも高い。(それにこの翻訳だし。)もともとは1冊なのだから、文庫本で1冊として安くして欲しかった。