高里ひろのレビュー一覧

  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 上

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    まさかヘンリーも呪われていたとは。
    時系列があちこちだけどちゃんと章前に明示されているのでわかりやすい。
    史実と混ざるの面白いけど、もう少し欲しかったな。

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    2022年07月30日
  • 恋の予感に身を焦がして

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    ドリームマンシリーズ1

    夜中に訪ねてくる”ミステリーマン”と1年半も逢瀬を重ねるヒロイン。
    そのミステリーマンこと”ホーク”は元軍人で特殊警備会社を経営している超アルファメールな男。
    ヒロインにも何かと命令するし、留守番電話のメッセージが「話せ」(笑)
    ヒロインにガッツリアプローチしたり、自分のものだと所有権を見せつけるかのように触れるヒーローにときめいた。

    ヒロインの周りには他にもアルファメールな男がたくさん居て、その男たちにもときめいたりイチャついたりするものだから、ヒロインを監視しているヒーローの部下から付けられたあだ名は「お預け女王さま」(笑)
    そんな生意気で素敵な脚とヒップを持つ

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    2021年05月03日
  • 銀盤より愛をこめて

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    ネタバレ

    フィギュアスケート選手のヒロイン。
    一度も優勝したことがなくパッとしないまま26歳に。
    同じくフィギュアスケーターとして活躍するスター選手のヒーロー。
    二人は犬猿の仲で顔を合わせれば口喧嘩ばかり。
    そんな二人がペアとして組むことになり…。

    ヒロインの一人称で進む作品。
    そんな中でもヒーローの気持ちが読者には丸わかりでそこが楽しい。
    あれだけ仲の悪かったふたりの気持ちが徐々に近付いていく工程にキュン。

    恋愛だけでなく、ヒロインが一人の人間として成長していく姿も見ることができた。
    それを表から裏からと支えるヒーローが素敵。

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    2020年12月30日
  • 世界を変えた100人の女の子の物語

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    良かったけれど、アジア系の顔が吊り目かつ細めでこの表現でいいのかな〜とは思ってしまった。
    子供にはいいかも。

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    2020年12月04日
  • 不埒な夫に焦がれて

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    形だけの結婚をして以来、2年間会うことのなかった夫と再会するヒロイン。
    ヒーローは伯爵の非嫡出子で今は実業家として活躍している。

    ヒーローはロンドンには出てくるなとヒロインに言っていたので、最初はヒロインに対してキツいことばかり言うんだけどヒロインも負けていません。
    2人のテンポの良い会話に楽しみつつも、ヒロインの笑みの下に隠れた傷付きやすい姿が気になってしまう。
    ヒロインは家族を支えようとひたすらに頑張っているのに、母親は正気を失くしてしまい、妹たちからは嫌われている。
    挙句の果てにこの夫ですよ。
    ヒーローがヒロインに対してしてきた言動は決して許されるものではないけど、傷付いたヒロインを癒

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    2020年09月29日
  • 専門知は、もういらないのか――無知礼賛と民主主義

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    主にアメリカ現代社会の実情を題材に、市民の専門知(専門家)への態度や接し方がいかに変わってきたか、そしてどんな問題があるかが書かれた著作。

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    2020年09月13日
  • 専門知は、もういらないのか――無知礼賛と民主主義

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    もちろん、専門知は必要だという立場の本である。
    アメリカの本だが、日本もそう変わらない。最近、当該分野では自明とされていることや少し考えれば分かりそうなことを指摘すると、クライアントが感情的になって拒絶反応を起こすことがあった。それも一回や二回ではない。
    インターネットの影響で色々な情報にアクセスできるからだと思っていたが、もっと根深い問題のようだ。
    「確証バイアス」、自分にとって都合の良い情報を集め、意に沿わない情報を取り入れないという心的傾向があることは聞いたことがあった。この傾向をもとに、大学、インターネット、メディアがそれぞれ一般人の反知性主義、ナルシズム、冷笑主義を助長した。

    政治

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    2020年01月08日
  • 専門知は、もういらないのか――無知礼賛と民主主義

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    本書を読むような人は本書の言っている事にとても共感できるのだろうけれど、
    本書を読まないような人に本書の内容を受け入れてもらう方法を考えると途方に暮れてしまう。
    本書はアメリカの話だが、日本にもほとんどそのまま適用できるだろう。

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    2019年12月23日
  • 専門知は、もういらないのか――無知礼賛と民主主義

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    アメリカにおける専門知の現状について。現代のアメリカ人の知的水準の低下の問題について考察する。
    昔は、高度な知識を持ち訓練を受けた専門家が、知りたい人々の要請を受けてサポートしていた。そこには知識、経験の有無に明確な一線があって、専門家の役割が明確だった。しかし、様々な情報メディアの発達により、全くの素人でも専門的な知識が入手できるようになった。それは良いのだが、メディアから誤った知識を修得したり、自称専門家が増えて、本職の専門家の人達を攻撃するようになった。非常に質が悪い傾向になってきている。(日本も同じ傾向だが)専門家の役割が小さく,或いは軽視されるようになってきた。果たして専門家は不要な

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    2019年12月07日
  • インターンズ・ハンドブック

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    殺し屋として育った主人公が後輩に残したハンドブックを読んでいる感じで物語が進む。
    映画を観て社会を学んだ主人公が例えとして語る映画のシーンが多々登場する。私は楽しめたが、知らない映画が多いという人には、うざったくなるかもしれない。
    映画のシーン探しを目的に再読してもいいかもね。

    全体のプロットはニキータだね
    冒頭にもその映画のワンシーンを紹介しているしね。

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    2019年09月17日
  • 世界を変えた100人の女の子の物語

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    科学者、アーティスト、政治家など今までの習慣、困難を打破して活躍した女性の端無を1ページで人物画と共に紹介。娘もこの本を読んで目指すべき人物像が見つかるといいなと思う。
    読みやすいし、読んでいて勇気が出てくる。姪にもプレゼントしたいと思った一冊。

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    2019年08月22日
  • 世界を変えた100人の女の子の物語

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    最高に素敵なコンセプトの本。クラウドファンディングで出版に至ったという経緯もうれしい。紹介されている偉人の少女時代が、一貫して「かわいい」ではなく「強い」のが清々しい。未来の大人の女性たちに、媚びを覚えず、努力と信念で未来を進んでほしいという信念が気持ちいい。というか、ヨーロッパ圏ではすでに女性の媚が武器ではないと思わせる強さ。読者の少女たちは、その進む道が整えられているのが先人たちの戦いの賜物なのだということも自然に感じられるのでは。友達の娘へ購入。あなたの人生が、あなたの望むものになりますように!

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    2019年05月04日
  • 世界を変えた100人の女の子の物語

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    なんといったって、60人ものアーティストが参加したというイラストがすばらしい。完全にリアリズムタッチの絵もあれば、デザイン的なものも、美しい色使いで描かれたエレガントなものも、動きを大胆に描いたものもある。すごくバラバラなのに、全体が「型にはまらないこと」というコンセプトで束ねられているから統一感がある。

    人選はときおり微妙だったりもするけど、むかしから偉人伝に入ってきたような人もいれば、今現在を生きている市井の人や、ふつうの小学生(!)もいたりして、とてもユニーク。ページを繰るたびにつぎはどんな人が来るだろうという楽しみがある。

    文章もよく練られていて読みやすい。大人から子どもまでオスス

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    2018年09月03日
  • インターンズ・ハンドブック

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     インターンとして会社に潜り込み、ターゲットを殺害するという暗殺者集団がいる。
     その組織に入ってくる新人に向けて、とある暗殺者が記したのがタイトルにもある「インターンズハンドブック」だ。
     皮肉屋で頭の良い暗殺者のジョンが語るインターンとしての、暗殺者としての心得と彼のインターンとしての最後のケースは実に絶妙である。暗殺者として人をだますノウハウは皮肉の効いたユーモアがあり面白い。

     そして、ラストであーってなる。ものすごい絶妙なバランスをとった小説である。主人公のあくどさや手口もこれ以上やれば陰惨で感情移入できないだろうし、これよりソフトであればリアリティがなくなる。
     面白かった。続編

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    2018年08月05日
  • 世界を変えた100人の女の子の物語

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    カッコイイ!100人の女の子のお話。

    見開き1ページに、おしゃれな肖像画とエピソードが。
    デザインもおしゃれでカッコイイ!

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    2018年05月04日
  • 愛の夜明けを二人で

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    ネタバレ

    ドリームマンシリーズ2作目
    警察官ヒーロー×自己評価2.5のヒロイン。
    前作未読ですが2作目のこちらから読んでも大丈夫でした。初めから終わりまで甘ーーーいお話で最後まで楽しく読めました。
    一応サスペンスもほんの少しありましたがロマンスメインのお話です。甘々な話を読みたい方におすすめ。本の厚みを感じさせない面白さでした。
    ミッチ…仕事してる?というツッコミをしたかったけどいい男だから我慢w
    ヒロインが自身の出自のことでネガティブさ全開で高い壁を作っていましたがミッチは忍耐強く解きほぐしていきます。
    多少の強引さはあるけど包容力抜群のミッチにたくさんの萌えをいただきました…ありがとうミッチ。
    この

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    2018年02月04日
  • 恋の予感に身を焦がして

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    グエンは一年半前に知り合い、以降、深夜に寝室に訪ねてくる名前も知らない男性「ミステリーマン」との関係を楽しんでいたが、ある日を境に素行の悪い妹が原因で数々の命の危機に見舞われる。グエンの危機を救うべく現れた元軍人で特殊警備会社社長、ホーク。彼こそがミステリーマンだった!他にもグエンにメロメロのバイカーグループの頭タックや、敏腕刑事ミッチと、熱い男の熱気がムンムン!超ド級の俺様ヒーローと勝気なヒロインとの恋も、妹を取り巻く大事件も、山あり谷ありで、まさしく息つく暇なしの怒涛の展開でした!

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    2017年10月22日
  • 恋の予感に身を焦がして

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    ネタバレ

    <ドリームマン>シリーズ第一弾。
    グエンは一年半前に運命の人と出逢って以来、夜中に訪ねてくる彼の名前も知らないまま、身体だけの関係を続けてきた。
    そのミステリーマンは、トラブルの巻き添えで命を狙われ始めたグエンを守るため、正体を告げる。



    クリスティン・アシュリーを読むのは初めてで、これは「当たり」だった。
    久々に、ユーモアがあってヒロインも可愛くて、ヒーローも素敵な良い作家に出逢った。
    最初は、グエンがただヤルだけにやってくるミステリーマンに何も言えないでいるのを、心配していたのだけど、読み進めるほどにグエンが好きになった。
    可愛いんだよね。
    あと、いつもは他に良い男の登場人物がいて、そ

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    2016年11月16日
  • ジグソーマン

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     グロテスクだけど、なんとなく笑える。バカバカしいけど、どこか悲しい。そんな不思議な作品ですが、スピード感は超一級。ノンストップで進む物語はまさにジェットコースター。進めば進むほど最悪の展開! 何が起こるか予測不能で、ページをめくる手が止まらんです!

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    2016年10月13日
  • 恋の予感に身を焦がして

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    スーパー、ダブル、エクストラやば「面白」いぞ、クリティン・アシュリー!!

    ヒロインの妹が警察、バイクヤクザ、その他闇社会勢力に追われるという洒落にならないトラブルに陥り、ヒロインにも危険が及ぶ。そこで謎のセフレ「ミステリーマン」が、リサマリてんてーのレンガ社長とマッケナてんてーの盗撮監視ヒーローを足して割った様なアルファメールぶりを突如発揮してヒロインを守ると宣言し、有無を言わさず保護下に置く。そこに、ヒロインに目をつけてるバイクヤクザ(というかモーターサイクルクラブつうバイクに乗った犯罪組織)のリーダー、同じくヒロインに惹かれているイケメン刑事も絡んできて、ヒロインの神聖モテモテ帝国祭り。

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    2016年09月24日