高里ひろのレビュー一覧

  • なにかが起こる夜に

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    ネタバレ

    あばずれの母を持つヒロイン。
    その母親が大金を持って眠っていたところをそのお金が入ったバッグを盗み、妹を連れて逃げるようにシカゴへ。
    ヒーローはその2人がシカゴで見つけたアパートの住人で警部補。

    ヒロインとヒーローの最初の出会いは最悪なものだったけど2人はお互いに惹かれるものを感じて…。
    最初から飛ばしてます(笑)
    訳者あとがきでダーティートーカーの意味を知ってこのヒーローにピッタリの言葉だと思った。
    俺様で強引なんだけどこのヒーローは嫌な気はしなかった。
    ヒロインのことを想ってるのが伝わってきたからかな。

    ヒロインが置かれた状況の解決があっさりしていてこれはロマサスではないんだ、と。

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    2021年12月17日
  • 専門知は、もういらないのか――無知礼賛と民主主義

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    表紙は最高。考えないことをめちゃくちゃ馬鹿にしてる。
    専門家の立場で書かれた本なのに、感情や推論で書かれていた大半にはなんとも。もともとブログだったものに加筆したらしく、勢いは伝わってきた。それだけ怒ってるってことみたい。
    専門家の定義で強く賛同できたところとして、「自分の専門における最悪のミスとその避け方を知っている」「非常に狭い分野でありとあらゆるミスを経験した」人間。ものごとを多少知ってる人間を専門家と見なすことのおかしさは、考えるべき。
    考えることをやめると、飛びつくのは陰謀論。物事のつながりが理解しやすいし、秘密を分かった気にもなれるし、何より面白い。けど大切なのは、社会ってそんな単

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    2020年12月05日
  • 博士を殺した数式

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    タイトルの妙ともいえる小説ですが、海外小説にありがちな、現地の言い回しの直訳なので読みにくくて時間がかかってしまった。

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    2020年10月24日
  • 博士を殺した数式

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    ネタバレ

    タイトルのつけ方がうまい。

    数学が全く苦手な人でも問題なしだが、知識のある人ならさらに楽しめるんだろうなぁ。

    暗号謎解きミステリというよりは、数学の天才一家に生まれることの苦悩などが読み応えがあり、家族小説として楽しめた。

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    2020年07月24日
  • 博士を殺した数式

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    偉大な数学者アイザックが亡くなった。里子の孫であるヘイゼルのもとにアイザックからの手紙が届く。彼のパソコンに保存された彼の方程式を消去する事、誰にもそのことを話してはならない、という遺言であった。数学や物理学が専門の他の親族ではなく、なぜ数学が苦手なヘイゼルなのか。パソコンのパスワードは何なのか。

    さまざまな数式や方程式が出てくるが、数学が苦手でもまったく問題ない。登場人物が多くて、名前と親戚関係を覚えるのにちょっと苦労する。ヘイゼル目線と、ヘイゼルの兄グレゴリーの章、アイザックの息子フィリップの章が交互に続くなど、慣れるのにこれもちょっと苦労する。でも後半は、どういうことになるのか、どんど

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    2020年07月17日
  • なにかが起こる夜に

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    子供の頃から数々の犯罪歴のある母親と貧しさの中、妹を守りながら成長したジンジャー。母親が怪しげな大金を抱いて寝ているスキに、大金と妹を連れてシカゴに逃げた。賑やかに引っ越しをしていたところをアパートの住人、警部補デレクに怒られ最悪な出会い。即、ジンジャーに逝っちゃったデレクの卑猥な言動の数々や、職権乱用やなんかが9割を占める本書。ジンジャーの妹思いで、まっすぐ生きる逞しさが良かった。母親と大金からくる事件の結末は最後の50ページくらいでチャチャッと片付けた感じ。ひたすらデレクのトンデモぶりを楽しむ一冊。

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    2019年09月23日
  • インターンズ・ハンドブック

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    おれはジョン・ラーゴ。もちろん本名ではない。ヒューマン・リソース社のエース工作員だ。うちは表向き人材派遣の会社だが、裏では派遣インターンによる要人の暗殺を請け負っている。おれは子供のころから暗殺者として鍛えられ、ずっとここで働いてきた。だがもうすぐ25歳で引退だ。だからおれは新入り諸君のために、最後の任務を詳述して暗殺の心得を伝授したいと思う…。教則本の体裁で描かれる、血と硝煙と裏切りに彩られたキッチュでオフビートなアサシン・スリラー。鬼才衝撃のデビュー作!

    「謀略空港」ほど、リアル寄りにしていない分(そうでないところもありましたが)、かえって楽しめた。でも、「このミス」で9位とはね。

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    2019年01月05日
  • インターンズ・ハンドブック

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    標的企業に殺し屋をインターン生として潜入させ、要人を暗殺するHR社。そのエース工作員、ジョン・ラーゴが【25歳の定年】を迎えるにあたり書き記した後輩達へのhandbook(手引書)という体裁のアクションノベル。1にアクション、2にアクション、3,4がなくて5にアクションの徹底ぶりが潔い。有能ながら映画オタクの皮肉屋、妙に楽観的な妄信からポカミスも乱発するラーゴの【自分語り】が満載で、映画製作に携わる著者の紡ぐ物語は二転三転+どんでん返し+ラヴロマンスのB級ハリウッド映画そのもの。頭を使わず純粋に楽しめた。

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    2018年06月20日
  • ジグソーマン

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    ボディーホラー 
    読んでる間、映画「ムカデ人間」よりはマシ、と思いながら読んでた 
    うん、つながってるよりはマシ

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    2017年02月17日