香納諒一のレビュー一覧

  • ただ去るが如く

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    元やくざの男が現金強奪事件に巻き込まれる。昔の組長の娘とその恋人、そして元相棒。複雑に人間関係が絡みながら事件は収束を迎える。
    大阪と日本海側の街を舞台にしている。

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    2013年01月28日
  • 血の冠

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    元警官の越沼が頭蓋骨を冠のように飾られて殺害された。それは26年前の「キング」と呼ばれた殺人犯による、迷宮入り事件の手口と同じだった。弘前中央署会計課の小松は、幼馴染みの警視正風間によって、捜査の最前線に立たされる。少年時代の2人はキングの被害者だったのだ。

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    2013年01月09日
  • 蒼ざめた眠り

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    2010年に『虚国』というタイトルで出版された本の文庫版です。

    実は、『虚国』、買っていたんですよねぇ。でも、単行本で厚くて(381ページ!)ずっと読めていなかったのです。

    それで、今回、気づかず買ってしまったのですが、作者曰く「連載時の原稿はほぼ捨て去り、書下ろしに近い形で書き上げた1冊です。」ということなのでいいかなー。そのうち読み比べてみよう。

    人間の業だなぁと思うところがたくさんあったし、ワクワクしながら読めて面白かったです。
    ハラハラ・ドキドキ成分は少なめ!

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    2013年01月07日
  • 幻の女

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    長かった。

    再会した女性が直後に殺され、留守番電話には「調べてほしいことがある」とのメッセージ。
    女性を調べれば調べるほど謎が深まる。
    彼女はそもそも誰なのか?

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    2012年10月05日
  • 夜空のむこう

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    主人公は独立して小さな編集プロダクションを起こした篠原。
    物語は主人公を中心に据えた、仲間たちの群像劇のようなものとなっています。
    アラフォーではなくアラサー。そう、30歳前後の仲間たちの物語。

    本を読むことが昔から大好きで、幼い頃はミステリー作家になりたい
    なんて思っていた身としてはなんだかとっても親近感の湧く物語でした。
    作家、漫画家、編集者、担当者、出版側。
    本や雑誌を刊行することに携わる人々の日常と情熱と葛藤と、
    そして恋愛を存分に描いていて、かなりボリュームのある本の割には
    どんどん読み進めてしまって、あっという間でした。

    謎解きや泣かせ。わたくしの大好きなそんな要素はほとんどな

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    2012年05月01日
  • あの夏、風の街に消えた

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    何だろう、ミステリーじゃないよね。ハードボイルドミステリ?
    「青春」って言葉がぴったり。子供から大人になる切ない感じ、もうちょっと私は忘れてしまったけど(笑)
    学生運動や天安門事件など、少し時代が違うので、実感としてはわかないんだけど、充分楽しめました。京都も新宿も、ある程度想像可能な地域なのでそれも良かったかな。
    若干、現実にはちょっとあり得ないんじゃないのと思うエピソードもあったが、登場人物が魅力的で、引き込まれました。
    なんか良い、ていう言葉がぴったりかな。
    甘酸っぱいような、切ないような、気持ちになりました。

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    2011年10月03日
  • あの夏、風の街に消えた

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    あえて分類するならハードボイルド系青春小説でしょうか。現代の事件に学生運動や天安門事件などが複雑に絡んでいます。私の年齢では臨場感を持って読むことはできませんが、それでも充分に楽しめます。香納氏の作品の中では主人公が若くて少し異色な感じもありますが、私は好きです。

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    2011年05月20日
  • 血の冠

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    連続猟奇殺人事件に挑む警察官を主人公とした小説。
    ラストで明かされる真相には、正直唐突感があって、リアリティという点で少し疑問が残ったし、主要キャラクターについても掘り下げが足りず、物足りなさを感じるが、スピーディーなストーリー展開で読者を退屈させないところはさすが。

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    2011年03月22日
  • ヨコハマベイ・ブルース

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    香納作品を読む度、彼はもう少し世間に知られてもいい作家なのになと、いつも思う。 『梟の拳』に登場した「呼び屋の金」が準主役。

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    2011年02月22日
  • 第四の闇

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    ぎりぎり、勧められない。

    すごく練られた、読んで絶対に損はしない話、なのに、だ。

    バラバラ殺人のわけ、犯人の意外性、犯行の理由、猟奇性、
    何をとってもあたし好み。なのになぜ?

    それは読んだ人に共通するんじゃないかな、と思うのだが、
    主人公の救えなさなんじゃないかと思う。
    アル中の主人公は初めてじゃない。
    厭世的な描写も、そこにちょっとだけさすあたたかな光も、微笑ましい。

    だのになぜ?
    必要だったのだろうか、あの若者の死は?
    約束を違えてもいいと振り切ろうとするこの世との絆の軽さは?

    しんしんと心が冷えて、悲しくて切なくなった。

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    2010年11月19日
  • アウトロー

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    法ではなく、信念や道理に従って生きる
    孤独で哀しく頑ななアウトローたち
    やくざやならず者やお尋ね者だけではない
    誰のの中にもアウトロー精神は宿っている

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    2010年04月29日
  • 無限遠

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    筑波を思わせる学研都市で起こった自殺事件と殺人事件。そこには、研究者の歪んだ欲望と子供たちの差別が内在していた。主人公の人物造形と文章が好きな作家なので最後まで楽しめたけど、意外性はなかった。

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    2009年10月10日
  • アウトロー

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    香納諒一さんの作品らしくひとつひとつの質は高く、でも、すごく肩の凝らない作品集。

    短篇を大切にする作者のこだわりがみてとれて、これぞ短篇!
    単に短い作品というだけでなく、理由があって短篇なんだと思わせる作品。

    流し読みしても消えてしまうのではなく、きちんと後に残る。
    だからこそここは、贅沢に流し読みを堪能したい。
    そうしてまた、あとで読み返したい、そんな作品。

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    2009年10月04日
  • 幻の女

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    読み応えありました(笑)
    愛した女性の過去を調べていく弁護士。
    どういう風な展開になるのか
    凄く気になりながらページをめくってましたw
    700ページという厚さですが
    読んでる感があり、読み終わった後
    満足感がありました(笑)

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    2009年10月04日
  • 夜空のむこう

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    編集者を中心に、出版業界を舞台に描かれた小説。自分も30歳前後になったら、自分の身の振り方とかに思い悩むんだろうなぁ、とか思った。

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    2011年07月17日
  • あの夏、風の街に消えた

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    切ないです。登場人物がみんな魅力ありまくりで、特に久夫ちゃんがかっこよすぎです。
    31歳でその渋さですか。

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    2009年10月04日
  • 幻の女

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    単純に、面白かった。スケールが大きいのだけれど。
    予想通り、文章が自分好みで(つまるところ、たまに詞的な文が入るのだね)、そういう点からも読みやすかった。
    殺された自分の知り合いの女性は、本当は誰だったのかー…。暴かれることが彼女のためか、それとも別人として眠らせてあげるほうが幸せだったのか…。
    最後の手紙から考えると、個人的には前者だと思う。彼女は、元の人間として眠った方が幸せだったんではないだろうか、ふとそんな風に思った。

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    2009年10月04日
  • 幻の女

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    香納諒一の作品を讀んだのは、これが初めてである。
    第52囘日本推理協會賞受賞作品だと裏表紙に書いてあつたので、面白くない譯はあるまいと考へて購入した。

    面白かつた。
    主人公が愛した女は5年前に突然、主人公の前から姿を消した。
    そして偶然、再會したその日の夜に何者かに殺されてしまふ。
    女は何故殺されたのか?
    その理由を探るうちに、殺された女は自分の知つてゐた名前ではないことが判明する。
    自分の愛した女の正體は?正體を隱したことと殺されたこととの關係は?
    主人公は次第におほきな陰謀の存在に氣づき始める。

    主人公は辯護士なのだが、スーパーマンではない。
    ハードボイルドなのだが、ことさら意志の勁い

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    2009年10月04日
  • 刑事群像

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    刑事捜査小説をちゃんと読むのは初めてかもしれない。普段は推理小説ばかりだから新鮮な一方、物足りなさは否めない。ただ、真実に近づいていくことに関していえば、このジャンルも面白いのかもしれない。

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    2025年12月08日
  • 孤独なき地 K・S・P 〈新装版〉

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    香納諒一なのでハードボイルドかと思って読み始めたが、そうでもなかった。
    だからという訳でもないが、それほどのめり込まず、かと言って全く面白くな訳でもない。
    主人公と女性の所長秘書との微妙な関係などは悪くなかったし、それほど退屈だった訳でもない。
    ただ途中から、複数の中国マフィアが入り乱れて人物関係が分かりにくくなり、その辺りはかなりマイナス。
    シリーズ物の1作目らしいが、あまり続編を読もうという気にはなれず。

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    2025年08月24日