あらすじ
元編集者、ヴェテランライター、作家志望者、マンガ家、飲み屋のママ――。新宿二丁目に事務所を構える編集プロダクション。そこに集う面々のさまざまな人生を、柔らかな眼差しで描いた14の物語は、ひとつひとつがきらきらと輝きながら、あなたの胸に、懐かしさを届けるだろう。彷徨う季節を通り過ぎたとき、人は、どこに向かうのか。郷愁と共感の青春群像小説。
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Posted by ブクログ
ようやく完読。10年以上前に買って何回か途中迄読んだが完全出来なかったやつやん。なんせ、ぶ厚いし一気読みさせるパワーもないし。
でも、完読してみると香納君らしさが随所に見れるなあ。ほんわかさせるストーリーです。ハイ。
最近の香納君の作品はええよう。
Posted by ブクログ
主人公は独立して小さな編集プロダクションを起こした篠原。
物語は主人公を中心に据えた、仲間たちの群像劇のようなものとなっています。
アラフォーではなくアラサー。そう、30歳前後の仲間たちの物語。
本を読むことが昔から大好きで、幼い頃はミステリー作家になりたい
なんて思っていた身としてはなんだかとっても親近感の湧く物語でした。
作家、漫画家、編集者、担当者、出版側。
本や雑誌を刊行することに携わる人々の日常と情熱と葛藤と、
そして恋愛を存分に描いていて、かなりボリュームのある本の割には
どんどん読み進めてしまって、あっという間でした。
謎解きや泣かせ。わたくしの大好きなそんな要素はほとんどないけれど
間違いなくこの本は大好きなものになりました。
タイトルでSMAPの歌を思い浮かべる方もいらっしゃるかも。
実はわたくしもそうだったのですが、雰囲気がよく似ててそれもまた
素敵な印象を残す要因になっているのではないかと。
出版業界に少しでも興味のある(あった)方は必読ですね。
そうでない方でも、こんな世界があることを知るのには
とてもよい本ではないかと思います。