香納諒一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この作家の作品は大好き!
でも、この作品はフツウかな〜という感触。
言語に関する記憶が失われるとか思い出せないようにブロックかかるとか、
医学的にそうなの?という疑問が残ったのがその理由。
あともうひとつは、愛する地元・横浜が舞台で、しかも利用駅のみなとみらいが出て来て
テンションあがっていたのだが、エスカレーターの表記に間違いじゃないの?
という一点があってナットクできず。
謎解きのキレの悪さとクライマックスであろうと思われる船のくだりで、
待ち構えていたメインキャラがあっさりと脱落したあたりで完全に醒めるの巻。
ふむむ。消化不良だ。 -
Posted by ブクログ
5年前に突然姿を消した不倫相手・小林瞭子と偶然再会した弁護士・栖本。
しかし瞭子はその夜、弁護士事務所の留守電に「相談したいことがある」とメッセージを残した数時間後に殺害された。
手がかりを探るうちに浮上した新たな謎。「小林瞭子」とは誰なのか?
そして事件は20年前の工場誘致に絡む陰謀へとつながっていく。
やがて明らかになる事実。彼女は誰なのか?
初めての作家さんです。第52回日本推理作家協会賞受賞作。
このときは小野不由美さんの『屍鬼』、東野圭吾さんの『秘密』を抑えての受賞だったそうです。
ハードボイルドとのことですが、他には桐野夏生さんのミロシリーズぐらいしか読んだことがないのでそのへんはよくわかりません。
全編栖本視点なのですが、初めはやたらプライドが高く鼻持ちならなかった栖本にだんだん血が通ってくるのが感じられて、いつの間にか応援していました。
彼の葛藤にはちょっとイライラさせられましたが、舞台が移動したあたりから動きがでてきて一気に読んじゃいました。
そしてラスト、落ち着いたと思ったらひっくり返されました!そして新たに出てくる真実。
残っていた「ひっかかっていた部分」もすっきりしました。
薫子と瞭子の顔が似ていたこととかね。
そしてダメ押しの手紙。これは反則じゃないですか~。
まあとにかく「地味!」なのですが、面白かったです。