蒼ざめた眠り

蒼ざめた眠り

803円 (税込)

4pt

3.6

各紙絶賛の隠れた名作、ついに電子化!

日経、毎日、中日新聞、週刊現代、週刊文春、週刊新潮ほか、二十媒体以上で取りあげられたハードボイルドミステリ巨編が、ついに電子化。
死にかけた海辺の町にもちあがった空港建設計画。町は真っ二つに割れていた。そんな中、辰巳翔一は廃ホテルを撮影中、反対派の女性ジャーナリストの絞殺死体を発見した。殺害女性の元夫で地元新聞の記者をしている安昼のたっての願いで、辰巳は元探偵である経歴を買われ、事件の解決を手助けして欲しいと頼まれる。簡単な事件に見えたが、しかし事態は二転三転し、辰巳自身想像すらしなかった事件の闇に絡め取られていく。
疲弊する共同体、己が欲得に溺れる人間たち、希望の見えない日本という状況を活写しつつ、ハードボイルドの物語を描ききった著者渾身のミステリ巨編!

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蒼ざめた眠り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    被写体である廃墟とは? 廃墟の持つ影の深さ、交わされたいくつもの追憶の気配、止まったままの時間、背景に水平線。海と太陽と夜明け前のブルー。ページを開いたところから、一行一行を思わず噛み締めるようにして読んでいる自分に気づく。時には何度も読み返したり……。これじゃいつになっても終わらないな、と心

    0
    2019年04月18日

    Posted by ブクログ

    読み出してあまり興が乗らないまま途中で放置してあったのだが、この作者の他の作品も読み込んでみようと思い、再び手にした。読み進むと、事件の背後に潜む闇や展開に徐々に引き込まれていったが、なぜ取っ付きにくいのか考えてみると、あまりにハードボイルド調であろうとするところに臭さや不自然さがあるのではと思った

    0
    2023年07月25日

    Posted by ブクログ

    帯に惹かれて読んでみたが、当たりでした。主人公にも感情移入しやすく、最後も辛い終わり方でしたが、余韻があって良かったです。ジャンルとしてはハードボイルドでしょうか、ミステリー好きや警察小説好きにはお薦めです。

    0
    2013年02月05日

    Posted by ブクログ

    2010年に『虚国』というタイトルで出版された本の文庫版です。

    実は、『虚国』、買っていたんですよねぇ。でも、単行本で厚くて(381ページ!)ずっと読めていなかったのです。

    それで、今回、気づかず買ってしまったのですが、作者曰く「連載時の原稿はほぼ捨て去り、書下ろしに近い形で書き上げた1冊で

    0
    2013年01月07日

    Posted by ブクログ

    あまり集中力がないときに読んだせいか、展開にスピード感がなく、ダラダラ長い印象を受けた。
    登場人物の相関も分かりにくく、チカラが入った作品の割に満足できませんでした。

    0
    2015年02月22日

    Posted by ブクログ

    4月-1。3.5点。
    ハードボイルド。写真家辰巳シリーズ第二弾。
    田舎町で、空港建設賛成派・反対派が対立。ジャーナリストの元妻が殺害される。
    辰巳は、この町の廃墟を撮影しているときに死体を発見。
    調査開始。辰巳の恋人にも魔の手が。
    まあまあ。ラストは二重三重にもなっており、想像つかなかった。

    0
    2013年04月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ※自分用メモ

    【出会い】
    出張先に専門・実用書しか持ってきておらず、小説を読みたくなって借りた。

    【概要】
    探偵もの。

    【感想】
    ハードボイルドということらしいけれど、つまりは我が身の幸せを顧ずということだろうか。
    物語の核心のところが5年間だけの記憶喪失というところが、なんとなく曖昧・現実離

    0
    2013年03月02日

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