あべ弘士のレビュー一覧

  • あべ弘士のシートン動物記 灰色グマのワーブ

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    野生動物の生き様を観察していると、ヒトがいかに自分勝手でワガママで、傍若無人で傲慢なのかを思い知らされる。
    気候変動とか、戦争とか、SDGs云々とか。ヒトの営みが影響して地球環境を悪化させているという事実をこれでもかと喧伝しても、いまだなお反省しない生き方は愚かというしかない。そんなことを考えさせられた。

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    2022年03月26日
  • 短編集 あらしのよるに

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    ガブとメイそれぞれの幼い頃の話や、二匹が友達になった後のとある日の話、本編中の吹雪で身動きがとれなくなったときの話など、5編収録されている。
    以下、印象的だった話、箇所を。

    ○『ひとりぼっちのガブ』
    ガブの幼い頃の話。大切な友達だと思っていたグルリに裏切られるシーンが切ない。その悲しい思い出があるから、メイと友達になったときは本当に嬉しかったのだろうなと思うと、また切ない。
    オオカミにとってヤギはご馳走だが、メイと友達になったことでそのご馳走を二度と食べないとガブは誓う。友達を悲しませたくないから、という理由もあるのだろうけれど、グルリとの出来事も少なからず影響しているのだろうか。ガブの誓い

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    2021年11月30日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    正直数字は苦手なので、最初のガリバーの部分は難しかった。
    でも、正解が出ていてその理由の説明から小さいものと大きいものの比較、どっちが優れている、ということではない、ということなどわかりやすく書かれていると思う。

    必ずしも算数の勉強とリンクさせなくてもいいとは思うけれど、正比例反比例を習った子どもにお勧め。

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    2021年03月03日
  • 完全版 あらしのよるに

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    初めての出会いは小学生の時見た人形劇だった気がする。
    それから絵本で読んで全部読んでなかったのをこの本で思い出した。

    こんなに最高なラストが待っていたなんて。
    特に「どしゃぶりのひに」からの「ふぶきのあした」はドキドキが最高潮だった。
    子どもの頃に感じた展開へのハラハラドキドキとはちょっと違って、2匹の幸せを願う祈りのようなドキドキだった。

    いろんな見方ができるから、考察をしながら何回読んでも楽しめそうだけど、今はこの2つの生き物の最高の友情を純粋にただ噛み締めたい。

    文の始まりと終わりの風景描写と白黒ならではの迫り来る絵とお互いの関係性の全てが萌え。
    ユーモアも哲学も全てがある。

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    2023年12月14日
  • 完全版 あらしのよるに

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    小学生の頃に全巻読んで泣いて、
    映画を観てまた泣いて、
    社会人になって、完全版なるものを見つけて嬉しくなって、一気に読んでまた泣きました。

    子供が読むだけじゃ勿体ない、
    ぜひ大人にも読んでみてほしい絵本です。

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    2021年02月21日
  • ギザ耳ラグ

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    1作目『オオカミ王ロボ』がとても良かった(7才の娘も好きで自分で繰り返し読んでいる)ので、2作目『ギザ耳ラグ』も購入。これまた良い~✨次作(勝手にあると信じている)はどのお話かな。楽しみ!

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    2021年02月16日
  • カラー版 あらしのよるにシリーズ(6) ふぶきのあした

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    ●概要
    群れを離れ、ガフとメイは吹雪の山越えを決心。苦しい旅の中、食べるものがないガブに、メイはメイ自身を差し出す。

    ガブはもちろんそればできない!と、吹雪の中メイに食べさせる草を探しに行った時、追手のオオカミに遭遇。ガブは闘う決断をし、飛びかかろうとすると、大きな雪崩が起こってしまう。

    吹雪が止むと、山越えをしていたことに気づくメイ。しかし、そこにはガブの姿はない。。

    ●個人的に
    ・あらしのよるにシリーズは大好き!
    ・この先気になる。

    ●対象
    年長〜
    ただし、そこそこ長い読み物なので、区切ってもよし!

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    2021年01月30日
  • カラー版 あらしのよるにシリーズ(1) あらしのよるに

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    ネタバレ

    「あっ、わたしいま、うっかりしたをむいてましたけど、いま、わたしのかお、みえたでしょ。にてましたあ?」
    「それが、おいらおもわずめェつぶっちまって」
    のところがすごくおもしろかった。

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    2021年01月23日
  • あらしのよるにスペシャル だれも しらない ヒーロー

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    ネタバレ

    ガブの優しさに泣ける。キュンとする。メイの疑心暗鬼もわかる、でもそれ以上にガブが優しくて、メイとガブの友情のうつくしさが際立つというか。
    最後のページのぽつんと佇むガブがせつない。
    5歳息子は読み終わった後、何度もページを見返していた。

    「ヤギたちが、オオカミにひどいこと言ってるのが、ガブがかわいそうだった。ガブはヤギを助けたのに、ヤギたちがひどい言葉いった。がんばってガブが闘ってたのが、かっこよかった。ボロボロだったけど、がんばってガブが闘ってたのが、超かっこよかった。最高だったねこの絵本」

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    2021年01月10日
  • ゾウと ともだちになった きっちゃん

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    女の子が動物園に通ってゾウと友達になるまで。ゾウの生態を研究した作者ならではの知識が詰まったすごい本!ゾウがお喋り大好きな生き物だなんて知らなかった。

    動物園に行く前にぜひぜひ読んでみて!!

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    2020年10月30日
  • あらしのよるにスペシャル ごちそうがいっぱい

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    読みきかせする私がハマってしまった。どうなる、ガブ、ヤギさんたちをどうしちゃうのー?!と展開が読めなくて楽しくて、早くページをめくりたくなる。絵も可愛いので、としが「毛がふわふわしてる、おえかきじょうず」とまじまじと挿絵を見て楽しんでいた。

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    2020年09月24日
  • カラー版 あらしのよるにシリーズ(1) あらしのよるに

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    ネタバレ

    このお話はヤギとオオカミが嵐の夜に雨宿りをした小屋の中で出会ってしまう物語です。しかもお互いに相手が自分の仲間だと勘違いをしてしまいます。
    普段ならオオカミのえさになってしまうヤギですが、勘違いしたまま話をしているうちに2匹の間には不思議な友情が芽生えていきます。
    その勘違いしながらの会話がとても面白いです。
    いつお互いの本当の姿に気づくのかとハラハラドキドキします。

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    2020年09月06日
  • オオカミ王ロボ

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    表紙のオオカミの絵の迫力がすごい
    シートン動物記をあまり知らないので
    どうして狼が毎晩牛を一頭食べるのか
    気になった。
    人間の惨さを感じた話

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    2020年08月27日
  • 完全版 あらしのよるに

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    小学生の時に好きだった絵本。
    全7巻だったのが、1冊に纏まっていたとは知らなかった。
    この完全版を本屋さんで見つけて思わず買ってしまった。
    大人になった今読んでもドキドキするし、感動する。
    絵本にしてはたぶん文字が多目だから、小学校中学年から高学年くらいでも読み応えあると思う。
    小さい子ども何これを読み聞かせしてもらったら、すごくハラハラドキドキするだろうな。
    ガブの食欲という本能と「メイは友達」という理性の葛藤や、群れを取るか友達を取るかという選択など、深い内容になっていたり込められたメッセージがあったりしてすごく面白い。
    もともとは第6章で完結の予定だったとは、絵本なのになかなかな終わり方

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    2020年08月03日
  • カラー版 あらしのよるにシリーズ(7) まんげつのよるに

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    大切な人を喪失した時の感覚が
    あまりにもリアルで
    感銘を覚えたのと同時に
    恐ろしさも感じました。

    そう言った意味で、心にズシンと響く一冊です。

    主人公2人が救われて、よかった。
    私は、7巻完結派です。

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    2019年12月30日
  • あらしのよるにスペシャル だれも しらない ヒーロー

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    【あらすじ】
    あらしのよるに出会って、友達になったオオカミのガブとヤギのメイ。
    でも、そのことは、おたがいの仲間にはひみつだ。敵と味方が仲良くするなんてとんでもないと、みんなから責められるにきまっているから。
    今日も、メイはガブに会いに出かけたが、なぜかヤギの仲間たちがゾロゾロとついてきてしまった。これじゃ、ガブに会うことができない……。
    そんな中、子ヤギのミイが川の中で立ち往生してしまった。目の色を変えて、ミイのところに向かうガブ。ミイを狙って、ハゲワシが近づいてきていたのだ。
    ハゲワシに狙われているミイのところに、オオカミまでやってきた。ミイはもうどちらかに食われてしまう! そう思

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    2018年08月03日
  • あらしのよるにスペシャル メイは なんにも こわくない

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    【あらすじ】
    みちにまよってしまったヤギのメイ。うしろからは、たくさんのオオカミが…。シリーズ300万部突破!「あらしのよるに」の世界からうまれた絵本。

    【感想】

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    2018年07月27日
  • あらしのよるにスペシャル ひとりぼっちの ガブ

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    【あらすじ】
    ロングセラー「あらしのよるに」の世界からうまれた絵本
    ほんとうに しんじられる ともだちがほしい。
    たたかわなくても いい ともだちが。
    「あらしのよるに」の主人公、オオカミのガブの生い立ちを描いた、感動の絵本!


    【感想】

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    2018年07月25日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    体の大きさが違うと、食べる量はどう変わるかという質問から始まる。
    読みながら、世界に色々な生きものがいるのは、命にとって必要なことなんだと感じ取れる絵本。
    大切なのは命が存在していること。

    どの生きものでも生まれてから寿命で死ぬまでに心臓が脈打つ回数は15億回。

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    2017年10月30日
  • カラー版 あらしのよるにシリーズ(3) くものきれまに

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    ヤギのタプは、オオカミのガブとヤギのメイが仲良いのを知らなくて、メイがガブに食べられないのはメイが強いからだと思い込んだ。そこが面白かった。

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    2017年06月11日