那須正幹のレビュー一覧
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一番最初に読んだ作品が「ズッコケ三人組」シリーズ。
その頃は、小学生でしたが、いつもハラハラドキドキで、ほとんどのシリーズを読んだ記憶があります。それがきっかけで、本が好きになったと過言ではありません。
シリーズ終了後、中年となって、復活したのは聞いていたのですが、まさかその後、年1回のペースで刊行されていたとは知りませんでした。この作品は復活後の第1作目。
3人の主要人物の現状は勿論のこと、他のキャラクターの現在の姿も懐かしながら、読みました。
それもあってか、序章っぽいことが多く感じられました。個人的には、それが嬉しかったです。
雰囲気は当時のままで、読みやすかったです。サラッとしたストーリーでしたので、今後どんな冒険が待っているのか、ちょっと興味が湧きました。あの頃の気持ちに戻りたいなと思いました。 -
Posted by ブクログ
ズッコケシリーズの再読? もしかしたらタイトルだけ見て読んだ気になってたかも。あまり記憶にはなかった。
三人組の地元商店街のお祭りで手作り御輿を作成するストーリーと、ハチベエが昔に伝わっていた稚児舞という踊りを練習するストーリーが平行して進んでゆく話。その踊りを踊ると「神憑き」となり気が狂うとの噂があるがハチベエの身には…。という内容。
作者の引き出しの多さが改めてわかる作品。いろいろな経験したんだろうなあ。
今回は大冒険、SFのような日常離れのした舞台ではないので、ややコンパクトな展開となっている。またクライマックスも他に比べると弱いかな? 予想通り、期待を裏切らず、みたいな。
ただ、ハチベエが悟る「俺は神様なんだ」という描写は短いながらすごい。「自然との一体感、融合感」を無駄のない文章で表現している。小学生は感覚が分からなさそう(大人でも分からないけど)。LSDとかマリファナ吸えば分かるのかな? このシーンだけでも読む価値は十分。またこれが「ゾーン」「ランナーズハイ」にも通じる感覚なのか? ちょっとサイケデリック方面にも向いた場面だった。
後はおみこしをクラスのメンバーで作るシーンも、キャラが自然に動いていてよかった。まさに「関心、意欲、態度」満点な感じ。自主的にこんなに動ける子供たちなら、大人になってもすごい結果を出しそうでワクワクした。
ストーリーはお約束な展開だったけど、それを彩る文章表現は流石。子供向けだけど、大人になって再読しても新たな発見がある。むしろ大人の視点から再発見させよう、というようなプロットも感じられる作品。 -
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いつもの3人組の小学生時代、短期間だけ転校してきてクラスメイトになった少女が大人になり人気占い師としてミドリ市にやって来る。当たる、と評判の占いだがふとしたことからハカセはその方法に疑問を持つ…
なんとも、ある意味で現代的な話の展開だし、それが「ズッコケ3人組」時代の展開とリンクする部分もあるという古参ファンにとって憎い造り。(まあ、オチは少し、物足りない感もある)
メインテーマの「かつての転校生との再会」「占い師とは」の他隠れテーマはモーちゃんによる「中高年の健康」(笑
かつてのクラスメイトに健診してもらうハチベエ、熱中症で倒れそうになるハカセ、荒井陽子の口利きで再就職したモーちゃん、と中年めいた光景が冒頭から始まる。中年シリーズが始まってからは何気にハカセの「変なところ生真面目というか天然というか」(作者曰くの朴念仁)な部分が面白い。 -
Posted by ブクログ
そう言えば、シリーズ続刊してたかしらと検索したら、残り2冊で完結していた。
ズッコケ三人組も49歳。はぁ。時の流れを感じます。
今作はとんでも案件がメインだったわけですが、何だかそちらは呆気なく収束してしまい肩透かしを食らった気分。だけれども、何やら最終巻への伏線ぽくもあるので、そちらに期待。
冠婚葬祭詰め込んでおります。
歳をとれば死も身近になってくる。そして新たな縁はなかなか増えなくなっていく中での我が子の結婚。初孫。
凝縮されています。
とんでも案件と、若者の口調以外はいつも通りリアルに描かれていました。著者の言いたいこともそこかしこに散りばめてあるし。何となく、コラムを読んでいるようなところがあります。
サクッと数時間で読める一冊。
ところで同名の人物が二人出てくるのって、前作までに触れられてましたっけ?何故同じ名前にしたんだろうか……気になる。