那須正幹のレビュー一覧
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現在既刊の中では最新作ですかね?予約していたのがまわってきました。
今回は三人それぞれ新たなスタートがテーマかな。前回は死がテーマだったので、それとは対照的に活力と生命力に溢れている感じ。
文章そのものに派手さはありませんが、特にハチベエ、ハカセにはビッグニュースが。モーちゃんだけは、あまり当人としては大きな変化ってわけじゃないかな。客観視してるみたい。
今回メインで選挙戦を取り上げているのですが、私、子ども時代から選挙と言うものが身近だったので、改めて流れをみてみると、子どもだったからよくわかっていなかったアレコレが繋がって、なかなか面白かったです。
しかし如何せん頁数が少ないので、 -
Posted by ブクログ
「なんだか26年くらい、ずっと6年生やってたみたいな気がする」「なんどもGWがあったり…夏休みもなんども、なんどもくりかえしたような気がするんだよ」
とモーちゃんのことば。
その通りで、26年だか27年だか続いたこのシリーズも、50巻で完結していたようです。
「中年三人組」の方を読んでいたけど、やっぱり子供時代の方が、勢いがあっていいかな、と思います。
でこれは、タイムカプセルにまつわるお話。
20年後にあける、6年1組でのカプセルとは別に、三人だけでカプセルを埋めたのだけど、、から始まる騒動話。
さいごの、卒業式の後のシーンはちょっと泣けます。 -
Posted by ブクログ
ズッコケ三人組(50)
3人組がいよいよ卒業してついでに宅和先生まで退職する話。
最終巻、いよいよ小学校卒業です。クラスのものとは別に、3人だけでタイムカプセルを埋めようとする3人組。穴を掘ると、知らないタイムカプセルが出てきます。ハチベエは、父親の欲しがっているCDが入っていたので、そのタイムカプセルを盗んでしまいます。しかしそれは、実は脅迫に使おうとコピーされた顧客情報のCD。CDの代わりに3人組のタイプカプセルを掘り当てた脅迫犯のところに物々交換に行ったハチベエは、誘拐されてしまいます。事件は解決し、卒業式。3人の卒業と同時に、宅和先生は教職を離れることに。あんなに先生のことを嫌って