池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
家族に「中東問題について知りたいなら、これを読んでみたらどう?」と薦めてもらった本。
本書は、2023年10月7日にハマスがイスラエルに行った奇襲攻撃の話から始まります。そこから「なぜガザがこのような状況になってしまったのか」を解き明かす内容へと展開していきます。地理・宗教・歴史など、非常に基礎的なところから丁寧に説明されていて、初心者の私にもとても読みやすかったです。
特に私の場合、本書を読むまで「イスラエル人≒ユダヤ人」ということすら、きちんと理解できていなくて……
紀元前1世紀、ローマによって国を追われたユダヤ人たちはヨーロッパへ散り、さらに第二次世界大戦ではナチスによるホロコーストで迫 -
Posted by ブクログ
ネタバレ台湾を巡る中国との争いで、日本も戦争に巻き込まれかねない/アメリカは国民が選んだ代表選挙人が実際の投票を行う(読み書きのできないレベルの庶民が政治のリーダーを選んで良いのかという昔の考え)/アメリカはユダヤ人の頑張りで成り立っている国だから、イスラエルを支援している/南米からの移民問題 アメリカは移民の国だから、服とかを支援 ニューヨークとかに行けば、移民を取締から匿ってくれる/アメリカの大統領は政治家じゃなくても成れる 討論大会は、国民みんなが注目するイベント /アメリカのテレビは共和党と民主党どちらかに片寄った報道をする所もある
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Posted by ブクログ
アメリカってどんな国なのか、概要が理解できる一冊でした。具体的にはアメリカの選挙制度、歴史に加え、日本にどのような影響が与えるかなど。
①アメリカの大統領選挙は一般→大統領選挙→当選の流れ。そして日本の総理大臣とは違って、権力が絶対。そして共和党と民主党の存在は大事。共和党は政府が関与するのは最小限、本当の実力主義で、民主党は税金は高くなるけど、国民が困っていたら助けるスタンス。ほかにも緑の党とかあるらしい。
→ちなみに日本の衆議院は国民が関わる法律の立案などを審議するから衆議院といわれ、これをチェックするために参議院がいる。だから参議院のほうが30歳と年齢が高いのかな。
②テキサス州を例に -
Posted by ブクログ
2023年6月頃発行の本ですが、現在も続いているロシアとウクライナの戦争について
語られています。
ロシアに対しては西側諸国はウクライナへの武器提供などはしているものの、直接ロ
シアと戦禍を交えるようなことはしません。
なぜか。
世界大戦になってしまうからです。
しかしロシアが核兵器を使用してしまえば米国も黙っていないと思います。そして
その時同盟国である日本はどうなるか。
この本では「その時」によってもたらせられる被害などではなく、今の日本という国
が置かれている立場を説いています。
つまり米国から「日本も一緒に戦おう」と言われる可能性に始まり、ロシアから見た
敵国の仲間である日 -
ネタバレ 購入済み
誤解が解けました!
今まで誤解してましたが、日米同盟はもし他国から武力攻撃された場合、米軍が日本の代わりに戦ってくれるという同盟ではないということがわかりました。その他色々とご教示されてますが、結構重要な箇所だと感じここに抜粋しました。