【感想・ネタバレ】20歳の自分に教えたい現代史のきほんのレビュー

あらすじ

なぜロシアはウクライナに軍事侵攻したのか? それに対してアメリカや中国はどう動くのか? 日本はどんな対応をするのか? 世界のパワーバランスは? 経済はどうなる?

日々のニュースを見ていて次々と疑問が浮かぶ、そんな経験があなたにもあるのではないでしょうか。

実は、それらの疑問は少し前の歴史ををさかのぼることで解決できます。つまり現代史を知ればいいのです。

なぜなら、現代史に残るできごとは、毎日報道されるニュースから始まっているから。いまのニュースの発端は現代史のできごとの延長線上にあります。

「東西冷戦」や「イスラム情勢」「世界の軍事力」「世界経済」など、いまさら恥ずかしく聞けない現代史のきほんを、池上さんがやさしく解説します。現代史を理解するだけで、日々のニュースは各段に面白くなります。

知識を得ることは、画像の解像度が高まることに似ています。ひとつひとつのニュースは点でしかありませんが、視点を世界に広げることで、それは線になり、さらに歴史から見ることで、面に拡大していきます。地理から歴史からニュースを見ることで、点だったニュースが面の一部として理解できるようになる。知識を得るごとに解像度が増し、世界の見え方はどんどん鮮明になります。そんな「現代史を学ぶ意義や楽しさ」を実感できる1冊です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

同著者の現代史シリーズは多数あるが、本書もよくまとまっていて分かりやすい。ウクライナ侵攻におけるロシアの思惑やミサイル発射核開発を繰り返す北朝鮮の狙いなど、理解はし難いものの彼らの目線での意図がよくわかる。

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2025年09月16日

Posted by ブクログ

世界各国で日常的に行われている様々な事象。それは現代史が深く反映されていることがわかった。それぞれの思惑を叶えるべく動く国や団体。そこに解決策はないのか。軍事的に強いものが勝ち感が強い。さすがのわかりやすさでこれからを考えさせられる良本

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2024年03月19日

Posted by ブクログ

国際情勢(アメリカと中国、ロシアとウクライナ、北朝鮮とアメリカ等)と経済状況について、しっかり分かる1冊。
図が豊富だったので、歴史が苦手な自分でも、大変分かりやすかった!

個人的には北朝鮮の軍事力とアメリカvs中国のにらみ合いの部分が特に関心を持った。

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2023年12月09日

Posted by ブクログ

2022年5月発行の本です。

現代史は当然ながら次から次へと新しい出来事が
積み重ねられます。

池上氏の過去の「そうだったのか現代史」から、
さらに歴史は動いています。

ロシアのウクライナ侵攻、イスラム社会の現在、
中国の思惑、そして日本の現状、などなど常に
アップデートさせるべき事項があるのです。

それを一冊の本にまとめて池上節で解説してくれ
るのは非常にありがたいことです。

20歳をとっくに超えた大人も読むべき一冊です。

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2023年11月01日

Posted by ブクログ

まず思ったのが、池上さんって、今世界で起こっていることをもっと知りたい!という意欲を掻き立てるのが上手ですよね。

本書に書かれてある基礎が頭に入っていれば、新聞も読みやすくなるし、現状についてより深い考察ができるようになると思います。

義務教育課程で歴史の授業でおそらく勉強したであろうことも、受験勉強を終えるとすっかり忘れてしまっていましたが、当たり前ですが過去があって今があるんだな、と、点が線になった感覚がありました。

20代でも30代でも40代でも遅くない!オススメです!

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2023年09月14日

Posted by ブクログ

ロシアがウクライナと戦争をする背景。
東西冷戦や社会主義と資本主義の対立。
アメリカとソ連から続く
ロシアと中国の同盟など
現代と歴史が深くわかった

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2023年01月15日

Posted by ブクログ

2022年上半期の時事問題を解説。ロシアのウクライナ侵攻にまつわる解説が巻頭にあるが、しかし目立つのはやはり中国の台頭で、ほとんどの項目に中国的覇権主義の影がのぞく。こういうのネトウヨは喜ぶんだろうが、中には「メイド・イン・チャイナはそろそろ優れものの代名詞になりつつある」とか、顔真っ赤にして怒りそうな指摘もあったりして……。

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2022年10月17日

Posted by ブクログ

ロシア・ウクライナ情勢やバブル経済の仕組み、北朝鮮問題など、国際的な視点で政治経済を見ていく一冊。基礎の基礎から記してあるとともに易しい言葉で解説されているため、学生でも読み易く、今更聞けないような内容についてもこの本を読むことで把握することができる。

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2022年08月12日

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イスラム世界のことや中国のこと、北朝鮮のことなど色々紹介してあって興味深かった。

日本の自衛隊の軍事力が世界5位と言われていることはびっくりだった。徴兵制が最近復活した国がいくつか(スウェーデンなど)あるというのは、世界の情勢がよくないことであるので残念。

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

少しボリュームがあるけど、サクサク読めます!
現代史こそ、分かりやすく学校で習いたかったなと改めて思いました。

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2024年07月21日

Posted by ブクログ

さすがの分かりやすさ。
でも、各国首脳の気持ちは分からないな。
日本だって、ほんの200年前くらいは、
国内で殺し合っていたのだからな。
何とかならないものなのかな。
そんな事を考えた、というだけでも、
価値のある本だと言えます。

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2024年02月09日

Posted by ブクログ

恥ずかしながら現代史については知識が乏しく、現在の世界情勢がどうしてこうなっているのかは全く自信がないので手に取りました。

地政学についての入門書も少し前に読んだので、より理解が深まりました。

世界の様々な問題が、なぜ起こっているのかよくわかりました。
米露・米中関係(ロシアのウクライナ侵攻、米中新冷戦、東西冷戦)、イスラム情勢、世界経済(中国、日本のバブル、リーマンショック)、世界の軍事力について
など、重要な項目がおおかた網羅されている印象です。

それぞれの問題が日本にどのように関係してくるのかまで解説されており
日本人だから関係ない、とは言えないんだな、関心を持ち続けることが大切なんだな、と感じさせられました。

戦争の悲惨さ、生活する人々の苦しみといった感情的な報道が中心の日本ですが、問題の本質をしっかり捉えて自分の頭で考えることが重要だと思いました。

この本での学びをもとに、世界情勢についての日々のニュースに目を向けていきたいです。

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2023年06月08日

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アフガニスタン侵攻について知りたくて読みました。何も知らない私にとってもかなりわかりやすく書いてありました。

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2023年02月22日

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地図や写真がたくさん出てきて、記憶に残りやすくわかりやすかったです。
地名が出てくる場面では、地図が載せてあるので、位置関係がわかりイメージしやすく、とても読みやすかったです。

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2022年10月31日

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ネタバレ

今、世界で起こっている戦争であるとか、民族の衝突であるとか、過去に起こった出来事が、現在にどうつながっているのか等、知りたかったことがつかめる本だと思う。もう少し深堀したい場合の糸口を見つけるにも役立った本である。

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2022年09月29日

Posted by ブクログ

現代の歴史が書かれていて、とても読みやすく、万人向けの本だなと思いました。
ウクライナ紛争にも触れていて、池上彰さんのプーチン氏のマインド解析も書かれていて面白かったです。

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

全体像として今現在の社会の動きが俯瞰して見れました。

分かりやすくしようと、少々歴史の理由づけに無理がある所はありますが、読む価値はあります。

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2022年08月30日

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池上彰と番組スタッフが書いた現代史の本。

番組同様わかりやすく、何より最新のロシア情勢について書いてあったので勉強になった。

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2022年07月17日

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世界のあちこちで発生している国際問題について知れる本。日頃ニュースで耳にしている出来事でも深くわかりやすく学べる。

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2022年06月21日

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最近起きている、日本人としては不可解なニュースについて、非常にわかりやすく解説してくれている。歴史的に入り組んだ事情があり、彼らなりの考えに基づいて行動している。許し難いが、理解不能な思考回路が垣間見え、とても参考になった。

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2022年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昨年(2024)末に本屋さんで見つけて、タイトルに惹かれて買ってしまいました。確かにこの本に書かれている内容を、20歳の時に知っていたら、人生が変わっていたかもしれないな、と思いながら。

戦争はしない方が良いとは思いますが、舐められないためにお軍事力は必要、一目置かれるには経済力も必要、どの国も真似から入る、ただずっと同じことをするか、改善を加える努力をするかで、その後の人生が変わってくる。国も個人にも通用する法則であることを、この本を読んで痛感しました。

以下は気になったポイントです。

・ロシアは「特別な軍事作戦」を始める直前、独立を宣言した「ルガンスク・ドネツク人民共和国」を国家として承認し、それぞれぞれと有効相互援助条約を結んだ、この2つの国がウクライナから攻撃されロシアに助けを求めてきたので「助けてあげましょう」というのがプーチン大統領の理屈である(p40)

・国連加盟193カ国のうち141カ国は、ウクライナからの即時撤退の賛成をした、反対は5カ国、危険は35カ国、これは他国を侵略することは絶対に許されないという国際社会の相違を示すものである、ウクライナがNATOに加盟していれば、NATO即応部隊や加盟国の軍隊がウクライナ軍と共同で戦ってくれるが、加盟していないので戦うのは難しい、条約上、非解明国を防衛する義務はないから(p46)

・12海里(22キロ)は領海、24海里は接続水域、200浬以内は排他的経済水域(EEZ)といって、自分の国だけが経済活動(魚をとる、石油を採掘するなど)ができるというもの、その外海は公海である(p61)

・台湾を独立させたくない理由として、中国には5つの自治区(内モンゴル、寧夏回族、新疆ウイグル、チベット、広西荘族自治区)に飛び火してしまうのではないかと恐れているからかもしれない(58)

・2003年にアメリカはイラクを攻撃するためにアフガニスタンからイラクへ兵士を移動させてアメリカ軍がほとんどいなくなった、そしてタリバンが復活した、アメリカ国内でも批判が高まり、2020年トランプ大統領は撤退を宣言した(p133)タリバン、アルカイダよりも残虐なイスラム過激派組織が自称「イスラム国」、元々アルカイダに属していたが、破門されて独立した組織である(p135)イスラム国は、将来的には、中東・西アジアに加えて北アフリカから欧州南部(スペイン、ポルトガル)まで考えている(p167)

・独裁体制は、自由はないか、あっても限られた範囲内の自由しかないが、利点としては、民主主義のように、さまざまな考えや対立する意見を持った人たちの話し合いによって物事を決める必要がないので、決めるのが早く、すぐ行動できる(p191)

・共産主義は全ての財産をみんなの共有とし、貧富の差を無くそうとした世界を作ろうとする考え方で、この理想に向かって進んでいこうとする組織が共産党、ただすぐには実現できないので、それまでは国が財産を管理してみんなを平等にしていこうというのが社会主義、共産主義に向かう途中の段階である(p194)

・中国の「社会主義市場経済」は、市場経済でいい、どんどん金儲けしてください、その代わり、共産党の言うことを聞きなさい、と言うことである、中国共産党の指導に従うことを条件に、自由な経済活動を認めた(p205)

・中国が巧みだったのは、新製品が出たらコピーを作って新技術を学ぶだけでなく、たくさん売るために、単なるコピー品にはない、独自の特徴や機能をプラスしたこと、その工程を繰り返すことで技術力がアップし、品質の高いオリジナル商品を生み出せるようになった(p208)

・アメリカでは、現役兵士と、その家族は医療費や保険料が無料になる、アメリカでは医療費が非常に高いので、医療費と保険料がタダというのは大変は好条件である、また学費免除の制度(奨学金支給)や、アメリカ軍に入るとアメリカ国籍がもらえるというのもある(p249)

・軍事費、兵士の数など50以上の項目を総合的に評価した軍事力ランキングでは、日本は142カ国中で5位(アメリカ、ロシア、中国、インド、6:韓国、フランス、イギリス、パキスタン、ブラジル)に入っている(p262)

・北朝鮮が最近開発しているのは、弾道ミサイルでなく、極超音速ミサイルで、不規則な動き方をしながら飛んでくるので、撃ち落とすのはかなり難しい、今の日本の迎撃ミサイルシステムでは対応しづらいということで非常に大きな問題になっている(p322)

2025年1月12日読破
2025年1月12日作成

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2025年01月12日

Posted by ブクログ

池上彰氏の本は何冊か読んだこともあったので知っている内容もあったが、新しい観点の情報もあった。
世界情勢は意識を向けなければ偏った情報にしか目が行かないので軽く読める読み物としては良い。

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2023年08月27日

Posted by ブクログ

さすが池上さんです。
ウクライナ情勢のことや北朝鮮、中国のことなどとてもわかりやすかった。各国の事情はあるのでしょうが、昔と形は違うが牽制しあうために、武器や核を持ち続ける。微妙なバランスで世界が保たれていることを知れた。
どうすれば平和は訪れるのでしょうかね。

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2023年05月21日

Posted by ブクログ

とてもわかりやすい内容。既に知っている事もあり、スラスラと読めた。
浅く広く現代史を知ることができる入口のような本という印象。興味を持った部分を他の本で深掘りしていきたい。
個人的には米中の対立、日本に対する影響の部分に関心を持った。

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2022年09月26日

買うに値しない

テレビを観れば分かるでしょ。
嘘を撒き散らすサヨクおじさんの本なんて買うわけがない。
このおじいさんの本質は『そうだったのか』じゃなく『うそだったのか』ですよ。

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2022年05月05日

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