あらすじ
新大統領でアメリカはどう変わるのか?
池上さんが変わりゆくアメリカを現地取材。テキサスでの取材から、アメリカの成り立ちや、アメリカが抱える大きな問題が見えてきます。
「アメリカ大統領選」を切り口に、アメリカの大統領選や国家の仕組み、新大統領の政策によって大きく左右される世界の行方についても解説。
アメリカが日本に与える影響についても、池上さんと一緒に考えます。
※カバー画像が異なる場合があります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
台湾を巡る中国との争いで、日本も戦争に巻き込まれかねない/アメリカは国民が選んだ代表選挙人が実際の投票を行う(読み書きのできないレベルの庶民が政治のリーダーを選んで良いのかという昔の考え)/アメリカはユダヤ人の頑張りで成り立っている国だから、イスラエルを支援している/南米からの移民問題 アメリカは移民の国だから、服とかを支援 ニューヨークとかに行けば、移民を取締から匿ってくれる/アメリカの大統領は政治家じゃなくても成れる 討論大会は、国民みんなが注目するイベント /アメリカのテレビは共和党と民主党どちらかに片寄った報道をする所もある
Posted by ブクログ
アメリカってどんな国なのか、概要が理解できる一冊でした。具体的にはアメリカの選挙制度、歴史に加え、日本にどのような影響が与えるかなど。
①アメリカの大統領選挙は一般→大統領選挙→当選の流れ。そして日本の総理大臣とは違って、権力が絶対。そして共和党と民主党の存在は大事。共和党は政府が関与するのは最小限、本当の実力主義で、民主党は税金は高くなるけど、国民が困っていたら助けるスタンス。ほかにも緑の党とかあるらしい。
→ちなみに日本の衆議院は国民が関わる法律の立案などを審議するから衆議院といわれ、これをチェックするために参議院がいる。だから参議院のほうが30歳と年齢が高いのかな。
②テキサス州を例に銃規制が進まないのは、憲法で保証されているため。ちなみに写真のステーキはおいしそうだった笑
③アメリカのメディアは各々特徴があり、トランプ派かバイデン派かで分かれている。アメリカのみんなは討論会に注目が集まる。
→トランプは過激、バイデンは高齢払拭といい間違いがある、一長一短。
④トランプさんが当選し、関税をかけるながれになっている。(TPPを脱退したのも、関税かけらんないからっていう理由な気がする。)
消費税にどう影響がでるのか、結局アメリカは日本にどんどん要求していくのかなど注目。
Posted by ブクログ
アメリカ建国の歴史や、トランプの思惑がよく分かる。やはり、アメリカは本当にユニークで面白い国だ。20歳の自分に教えたいというテーマの割には時事テーマが多いのでややタイトルがズレていると感じるが…
Posted by ブクログ
アメリカ47代大統領がトランプさんに決まってから、次から次へと大統領令を発信し続け、世界を驚かせている。
そのアメリカに関して、大統領は誰でもなれるのか?という簡単な疑問から、今後予想されることまで、易しくわかりやすく教えてくれている。
いろいろな事がよくわかり、明解になった。
Posted by ブクログ
安定と信頼の池上彰。
・大統領は「国家元首」である。日本で言うと、天皇+総理大臣。総理大臣はあくまで行政のトップ。
・大統領の権力は絶大。日本だと「内閣」で閣議決定する必要があるが、大統領は1人で何でも決められる。
・アメリカの大統領は、アメリカ生まれじゃないとなれない。しかしそうじゃなくとも、親がアメリカ国籍ならおけ。
・衆議院は一般大「衆」の代表が「議」論する。参議院は、衆議院の「議」論に「参」加する。
・共和党と民主党。共和党は昔ながらのキリスト教が多い。そのため、聖書に反する中絶や同性婚に共和党は厳しい。
・アメリカの大統領に日本は翻弄される。例えば、ニクソンは「ドルと金の交換停止」をして、変動相場→固定相場へ。
・TPPで、太平洋圏の関税を少なくしようとしたのに、2017年トランプが抜けた。そのため、アメリカとの関税は高いままだった。2020年に日米貿易協定で、関税が低くなった。牛肉、チーズ、ワインは今後どんどん関税低くなり最終ゼロになる。日本人にとっては嬉しい。