【感想・ネタバレ】20歳の自分に教えたい地政学のきほんのレビュー

あらすじ

地政学とは「地理学」と「政治学」を組み合わせたもの。
地政学の視点で国際情勢や歴史をみると、地理的条件から各国の政治が左右されてきたことがよくわかる。さらに言えば「国の性格」のようなものまで、地理の影響を受けています。
地政学が理解できると、世界の国々の成り立ちや思惑が見えてきます。
◎地理が国の性格を左右するって、どいうこと?
◎「ランドパワー」「シーパワー」ってなに?
◎「チョークポイント」とは?
◎なぜ北朝鮮は核・ミサイル開発を続けられるのか?
◎アメリカと中国の勢力争いはどうなるのか?
池上さんが、世界の成り立ちや思惑を地政学からやさしく読み解きます。

※カバー画像が異なる場合があります。

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Posted by ブクログ

池上さんの本はとても読みやすい。
地政学。なんとなく聞いていたが、この本を読んでより理解が高まった。なぜ戦争が起きるのか、起きにくくしているのに緩衝となる国が必要であること。
そんなことが書かれている。
国にはランドパワーと、シーパワーがあること。
シーパワーである日本は攻撃されにくいこと、中国はランドパワーでありながら、シーパワーも狙っていること。それが実現されることの脅威など。
この本を読むことで、より世界情勢がわかった気がする。

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2025年08月19日

Posted by ブクログ

国際情勢がよくわかる1冊だった。

日本が島国であるメリット、中国とアメリカとの関係、ロシアとウクライナの関係、、どれも関心が深まった。

今後、日本は防衛費をあげるとのこと。足りないぶんは法人税、復興特別所得税、たばこ税で賄うとあるが、なぜに復興特別所得税?ちょっと納得できない。

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2023年12月07日

Posted by ブクログ

地政学を全く知らない自分でもわかりやすく、興味を持てました。王様の存在の意識やCommonwealth Gamesや国旗の色や地図、知らないことだらけでした。複雑な国際問題をこの学問だけに当てはめて短絡的に考えるのは本に書いてあるように気を付けようと思いました。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

地政学の入門書としては悪くないと感じた。世界情勢に関して広く地政学の観点から書かれていた。地政学がわかると国がどのような思惑があり、どう行動しようとしているのか読める。

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

内容がスッと入ってきて、サクッと読めた。
地政学の分かりやすさは、現状からのアプローチで歴史を振り返ることが出来る点かなと思った。
歴史に触れたいと思いつつも、読んでる途中で挫折することもあったが、地政学からなら無理なく知識をつけられる気がするので、私には向いているかも。

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2024年12月08日

Posted by ブクログ

「地政学」というと、なんだかネトウヨ臭くてイヤな印象だった(書店でもこのテーマはヘイト本とよく一緒にされている)。
だから、丁度いい俯瞰的な解説をしてくれる池上“お父さん”彰は、こういう時だと本当に頼りになるねえ。

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2024年02月24日

Posted by ブクログ

 YouTubeで地政学チャンネルというものを見て面白いと思い、地政学というものをもっと深く知りたいと思い本書を読んでみた。1時間くらいでさくっと読むことができる。
 私はYouTubeなどで何本か地政学関連の動画を見ていたため、知っていることも多かったが、「地政学」という言葉をあまり知らない人が読むと世界情勢を俯瞰して見ることができて面白い本だと思う。
 しかし池上さん自身も書いていることだが、複雑に思えていた世界の出来事がこの地政学の視点を使うことでスッキリと把握できてしまう一方で、それらの出来事を過度に単純化してしまうリスクがあるということだ。私自身そこまで考えることができていなかったため、ハッと気付かされた。この知識をもとに、個別の事象にもより理解を深めるように努めていきたいと感じた。

【学んだことメモ】
⭐︎全体
・シーパワーとランドパワーの国がある。
・地政学は過去に戦争に悪用されてきたこともある。
⭐︎中国
・中国の一帯一路とは上記パワーの両方を制すことを目指していることを指す
⭐︎日本
・日本は地政学的に攻め込まれにくい国ではあるが、技術が進化してきている現代においては油断ができなくなっている。
・台湾有事が起こった際には、石垣島や尖閣諸島が攻め込まれる可能性も高いということ。
⭐︎ウクライナ問題
・ロシアがウクライナの下側を攻めているのは黒海を自由に使えるようにするため&ウクライナから海を奪い弱体化させるため。

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2024年02月24日

Posted by ブクログ

日本はロシア、中国、北朝鮮という、独裁政権の核保有国を3つも隣人に抱える非常に地政学的なリスクが高い国だということを改めて思い知った。日本国民にはイマイチこのあたりの知識や危機感がない気がするので、もっと日本の抱える地政学的リスクを認識する必要があるだろう。ロシアウクライナ戦争も対岸の火事ではない。もしロシアが戦力を残してウクライナに圧勝したらどうなるのか。ロシアと北方領土問題を抱える日本にもその牙が向けられないという保証はどこにもない。またロシアの侵攻の成功は中国の台湾侵攻をトリガーしかねない。そうすると日本の尖閣諸島や沖縄も危ない。もっとアンテナを高くして各国の思惑について理解しておく必要があると痛感した。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

今、世界で起きている出来事の理解を深めるため、私は、「13歳からの地政学」から始まり「20歳の自分に教えたい地政学のきほん」へと地政学に触れ始めたところです。特に本書ではディフェンスラインと緩衝地帯、多言語国家「ベルギー」、イギリスにの箇所が印象に残りました。
著者の本は、大人の教科書のようでとても勉強になります。

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2023年09月13日

Posted by ブクログ

きっと超初級ですごいわかりやすい。戦争って陣取り合戦で、土地と資源のためにそれぞれが野望を抱いている。ってことがざっとわかる。
主な登場人物はロシアにアメリカ中国、そしてきになる台湾の事情。
ラブアンドピースは建前なのか??

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2023年05月24日

Posted by ブクログ

毎回池上さんの著書は分かりやすくて勉強になる。地政学は、現代の世界を知る上でとても有効な考え方ではあるが、それだけで全てが分かった気になってはいけない。これまでに至る歴史があって、そして人が関わっているのだから。
ロシアや中国が取り出たされる昨今、これまで優位性を誇ってきた西側諸国がどのような状況にあるのかがよく分かる。
結局、歴史は繋がっているということが、学べば学ぶほど痛感する。

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2023年05月05日

Posted by ブクログ

社会情勢について地政学と言う観点から、今後ニュースを見ることができるようになると感じた。

【海を制するものは世界を制する】
飛行機で運べる量は限られているためものを大量に運ぶことに適しているのは、やはり大型の貨物船である。技術の発達で人の移動が飛行機が中止になったとは言え、物流の中心は今でも船

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2025年07月29日

Posted by ブクログ

香港の一国二制度が揺らいでいることや、中国が台湾を引き入れようとしていることは知らなかった!

中国が北朝鮮を支援する理由は、アメリカの友好国である韓国との間に緩衝国を置いておきたいから。もし、韓国が負けて北朝鮮が韓国を併合していたら、日本にとっても韓国という緩衝国がなくなってしまう

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

去年から今年にかけてちょっと流行った「地政学」
今年のうちに改めて押えておこうと思いました

そんな時頼りになるのはやっぱり池上彰さん
「きほん」を教えてもらいましょう!
と思って読んでみました

いやー分かりやすい、分かりやす過ぎる
さすがの池上彰さん
でもちょっと「きほん」過ぎて、既に見知っていることばかり
かなり物足りない

どうする?
もっと専門的なのに進んでみる?

うーん(゜-゜)

まっ今回はこれでいいや

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2023年12月17日

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