あらすじ
テレビ朝日の人気番組「池上彰のニュースそうだったのか!!」(全国ネット毎週土曜よる放送中)の書籍化、第5弾!
いまさら「知らない」とは、恥ずかしくて言えない「宗教のきほん」を、池上さんがやさしく解説。
あなたは次の質問に答えられますか?
・イスラム教徒はなぜ断食するの?
・カトリックとプロテスタントの違いは?
・神社とお寺はどう違うのか?
「知識がゼロで……」という方はもちろん、曖昧な知識で自信のない方もきちんと知っている方でも、「そうだったのか!!」と新たな発見が生まれる1冊。
この1冊で、世界三大宗教を完全理解できます!
■著者より
――グローバル社会を生きるための宗教入門!
日本では、子どもが生まれると神社にお宮参りに行き、結婚式は教会で、葬式はお坊さんに来てもらって……という人が多いのではないでしょうか。お守りを持っている人も多いですね。正月には初詣にも行くことでしょう。
これを傍(はた)から見れば、立派な宗教活動です。
私たちは、日頃あまり意識しないまま宗教活動をしているのです。とはいえ、多くの人が宗教についての知識がないのが現実でもあります。
現代を生きる私たち、グローバルに世界とつながる私たちは、もはや宗教と無縁ではいられません。2020年の東京オリンピックには多数の外国人が日本を訪れますし、選手村には「お祈りの部屋」も設置されるはずです。無用なトラブルを避けるためにも、まずは宗教の基礎基本を知っておきましょう。
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Posted by ブクログ
ひとことで言うと「わかりやすい宗教の入門書」です。
抵抗なくスラスラ読めました。
宗教に対する偏った考え方を改めることができました。
色々な思想があり、根本を知れたことで否定していた考え方もなくなりました。
他を受け入れることができるきっかけとなった素晴らしい本でした。
Posted by ブクログ
そうだったのか!!宗教って。
これ程わかりやすく説明されている宗教の本には、なかなか出会えない。
宗教なんて自分にはあまり関係ない。
自分もその考えの一人だったが…
宗教を知っているのと知らないのとでは、見える世界が全く違ってくる!
無意識に関わっているイベントや、絵画、音楽、映画、お酒などなど、宗教を少しだけでも理解していると感慨深くなる。
現代の日本人(自分)の常識を、少しニュートラルにするキッカケとしても、おススメの一冊!
Posted by ブクログ
世界三大宗教(キリスト教・仏教・イスラム教)と神道の基本をわかりやすく解説した本。宗教法人に関する知っているようで知らない話も書かれています。
世界各国の人々と交流していく中で宗教を理解しておくことは、とても重要なことと言えます。宗教の最低限の知識を身につけておくことで、無用なトラブルを避けることができます。本書は世界三大宗教と神道の最低限の知識が書かれています。
Posted by ブクログ
読んでみて、教養になる本だと感じた。
日本人と外国の方の宗教への向き合い方は違うなと感じた。
日本人は無宗教というが、お参りやお守り、お葬式など知らず知らずのうちに宗教と関わっていた。
また、信じるということは悪いことではないが、信じる中身を間違えると怖いものになるな、とふと思った。
Posted by ブクログ
神社と寺、神道と仏教の違い、また、大社・神宮・天満宮・八幡・稲荷などの違いについて普段考えたことがなかったが、よく理解できた。世界の宗教について、日本人が無宗教なのでは?と言われる所以が分かりやすく説明されていてよかった。
Posted by ブクログ
テレビ番組同様、池上輝さんの特徴である分かりやすい内容構成となっています。
文字量が少なく、イラストや写真も多用されているため比較的読みやすい書籍です。世界三大宗教、神道について簡潔にまとめられています。一方で、これから学ぶ誰にとっても分かりやすく伝えることを心掛けた内容であるため、踏み込んだ内容を取り込みたいと考えている方にとっては、得られるものは少ないように思います。
自身の感想としては、宗教について知識が曖昧になっている自覚があったので、その点を改善する上で本著は読みやすく、短時間で理解を深めることが出来た点が良かったと思います。
Posted by ブクログ
宗教に関する新書をここのところ読み漁ってる
その中でずば抜けて読みやすい
カトリックの神父さまとプロテスタントの牧師さんの違いが一つの学びとなりました
Posted by ブクログ
キリスト教は、カトリックとプロテスタント、イスラム教はシーア派とスンニ派、仏教は上座部仏教と大乗仏教というような三代宗教の凄く基本的な知識が得られる本。内容も飽きない工夫がされていて読みやすい。
Posted by ブクログ
高度なIT化によって、宗教の存在が変わると言われているが、この本は読めば「そんな事ないかな」とも感じる。
実際に未来はどうなるか分かりませんが、過去の歴史を鑑みると、その積み重ねは伊達ではない。
しかしこの本を読むと、つくづく「日本は特殊だ」と感じてしまう。
神道と仏教のハイブリッド。
仏教もインド仏教ではなく、日本独特にカスタマイズされたもの。
そういう意味では、世界の中では日本が少数派ということですな。
それを「ガラパゴス」と取るのか?
それとも「個性的で有利」と取るのか?
本の内容は「宗教の基礎」なので、知っている人からすれば物足りないかも。
(2017/11/26)
Posted by ブクログ
この本はTV番組の再構成のさらに構成のようです。
TV番組「池上彰のニュースそうだったのか」では宗教に関わる話題を
たびたび取り上げてきたので、それを一冊にまとめたのがこの本です。
ゆえにいまひとつ繰り返しの感が否めません。
それでも復習という意味では役立つ一冊です。