池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフのレビュー一覧
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安定と信頼の池上彰。
・大統領は「国家元首」である。日本で言うと、天皇+総理大臣。総理大臣はあくまで行政のトップ。
・大統領の権力は絶大。日本だと「内閣」で閣議決定する必要があるが、大統領は1人で何でも決められる。
・アメリカの大統領は、アメリカ生まれじゃないとなれない。しかしそうじゃなくとも、親がアメリカ国籍ならおけ。
・衆議院は一般大「衆」の代表が「議」論する。参議院は、衆議院の「議」論に「参」加する。
・共和党と民主党。共和党は昔ながらのキリスト教が多い。そのため、聖書に反する中絶や同性婚に共和党は厳しい。
・アメリカの大統領に日本は翻弄される。例えば、ニクソンは「ドルと金の交換停止」をして、変動相場→固定相場へ。
・TPPで、太平洋圏の関税を少なくしようとしたのに、2017年トランプが抜けた。そのため、アメリカとの関税は高いままだった。2020年に日米貿易協定で、関税が低くなった。牛肉、チーズ、ワインは今後どんどん関税低くなり最終ゼロになる。日本人にとっては嬉しい。
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Posted by ブクログ
テーマ:★★★★
内容の濃さ:★★★
面白さ:★★★★
読みやすさ:★★★★★
リピートして読むか:★★★
総合点: 3.8★
イスラム教の成り立ち、他宗教との関係の基本から
現在の国際的ニュースを紐解いて説明してくれてます。
日本人にとってあまり馴染みのないイスラムの世界。
ニュースで話題に上がるのも紛争や戦いが起きた時のみですが、
「根本的に何故それが起きたのか。」その歴史的背景を宗教の起源に遡って解説されています。
文書を読んでいると、まるで池上さんが頭の中で解説してくれているかのようで、噛み砕かれていてとてもわかりやすいです。
学校の教科書よりよっぽどわかりやすいので、
高校生、大学生などが入門編として読むもよし、宗教史・世界史の一部を深く理解するのにも使えます。
ただし入門編となので、既にある程度知見がある方にとっては物足りないかもしれません。
また、後半はリアルタイムの情勢を反映して書いているので、数年後に古い城ホになっている部分もあると思います。
イスラム教の基本やアラブ諸国の関係性の理解の為に、前半部分は何回か読み返す価値があると思います。 -
Posted by ブクログ
この21世紀の時代、戦争をしている国々があることが、いまだに信じられない。しかし、紛れもない事実だ。
対岸の火事では決してない。
我々にも十分に起こり得ると考えて、その備えをすることが大切だと思うのだ。
個人的な意見であるが、戦争は絶対に起こしてはいけないものだと思う。
それは、憲法第9条があるからとか、日本が敗戦国だからという訳ではない。
そもそも「戦争は悪だ」という正論を振りかざすつもりもない。
冷静に客観的に考えると、日本が戦争を行うメリットがどうしても見えないのだ。
だから戦争するべきではないと考えるというのが私の意見だ。
損得論みたいな単純な話にしてしまっているので、異論は多数あると思う。
私は戦争の専門家でもないし、外交の専門家でもない。
ニュースやこれら書籍を読んで感じた意見として述べているので、正しいとは言えないかもしれない。
「メリットが見えない」というのは、もし仮に戦争が起きてしまい、そこで勝ったとしても、トータルで日本の国益を考えてみた場合、「マイナスにしかならない気がする」ということなのだ。
「もし」を何度も唱えてしまうが、もし戦争で勝ったとしても、日本の若者が多少なりとも犠牲になることは必須だろう。
これだけ少子高齢化・人口減少の日本という国で、貴重な若者がもし戦地で命を落とすような事があれば、それだけで国家の大損害だと感じるのは間違っているだろうか。
命は尊いものであるから、極めて当たり前であるし、それを損得で語るのもおかしいかもしれない。
しかし、若者の犠牲以外でも、大きなマイナスはあるだろう。
日本が積極的に戦争を仕掛けずとも、もし巻き込まれたとすると、日本の近海が主戦場になってしまう可能性が極めて高い。
エネルギーを輸入に頼っていて、さらに日本製品を輸出することで経済を回しているという状況の日本。
この点を考えただけでも、出入りとなる海運が、戦争の影響を大きく受けてしまう。
もし輸入も輸出も困難になったら、これだけでも経済的に大きなダメージを負うことになってしまう。
日本はそもそもエネルギーも食料も、自給自足が出来ない国なのである。
素人考えかもしれないが、海運が止まると、それだけで国家が大ピンチに陥ると予想するのは、短絡過ぎだろうか。
損得はこの際横に置いておいて、もし巻き込まれて戦争をせざるを得ない状況になったらどうするのか。
確かに負ける戦争は絶対に行うべきではない。
戦争を本当に回避できないとするなら、その時は必ず勝たなければいけない。
そんなことは分かっている。
しかし、やっぱり、極力回避できるなら、その方法を最後まで最後まで模索した方が、日本の国益を考えると最善な気がするのだ。
もちろん、絶対に回避しようと画策しても、どうしても巻き込まれて逃げられなくなるときもあるだろう。
この問いに対する答えを見つけるのは相当に難しい。
だからこそ真剣に考えて、議論して、精一杯できることで備えておく必要があるのだ。
本書で記載している通り、冷静に情報を集めて、日本が進むべき道は何が最善なのかを模索し続ける。
自衛隊はどういう軍備を保有しているのか。それが対外的に見たときにどの程度なのか。
国際協力の条約はどこまでが有効で、どこからが期待できないラインなのか。
国家間のパワーバランスも大きく影響する。
外国から「日本を敵に回すと損だ」と思われているのか、「この際侵略してしまえ」と思われているのか。
何も考えずに、平和ボケしていることが一番危ない。
「戦争に巻き込まれる可能性はある」
この意識を国民に浸透させることが、今一番必要なことだと思う。
もちろん「ここまで備えれば安全」というラインを決めるのも、現実的には難しいだろう。
かかる費用と人的資源を勘案して、ある程度「これぐらいが妥当か?」という想定をしながら、答えを見つけていく。
もしかすると国民の理解は完全には得られないかもしれない。
それ相応の識者たちが議論をし尽くして出した結論であれば、私は尊重したいと思う。
(絶対に納得しない人もいると思う。その時はどうするのか?代案は出せるのか?)
いずれにしても、日本は悠長に構えている場合では無い。
そもそも日本は、行動が予測できない国々に囲まれている状況なのだ。
台湾有事は起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。
これについては正直分からない。
朝鮮半島事情も、今現在はあくまで「休戦」しているだけであって、終結している訳ではない。
このまま永遠に安定しているとは考えない方がいいだろう。
タイミング次第で、どんな状況に転ぶかは分からない。
我々北海道が隣接している国についても、安心してはいられない。
歴史的に見てみると、ロシアとは紛争の繰り返しである。
ここ数十年間は、目に見える紛争状態がないように見えるだけで、結果的に北方領土もロシアの実効支配のまま進展は全くない状況だ。
彼らは何よりも凍らない港が欲しいと思っている。
港を持つことは、海運を持つことと同義である。
日本近海地図を逆さに見ればすごく分かりやすいが、ロシアからも朝鮮半島からも中国から見ても、海に出ていくためには、日本という国が本当に邪魔に感じるのだ。
日本があるから、太平洋に出ていけない。
さらに、そんな海洋の資源を日本は広範囲に渡って排他的に押さえているのである。
これを何も感じずに、指をくわえて大人しく見ているものだろうか。
羨ましくも、妬ましくも感じないだろうか。
いざ「ワンチャンあるかも?」なんて隙を見せたら、本当に奪いに来るかもしれないのだ。
現実的に尖閣諸島も隙を見せたら取られてしまう。
だからこそ、常に危機感を持てという事だと思う。
そもそも戦争とは無くならないものなのだ。
「あってはならないこと」だが「ありえないこと」ではない、という言葉は、本当にその通りだと思う。
戦争は「起こり得る」と思って備えるべきだ。
隣国とは海を隔てているから安心という訳ではない。
常に最悪を想定して、準備をしておくことが、結果的に身を守ることに繋がる。
大切な家族を守りたければ、真剣に考えることだ。
(2024/4/10水) -
Posted by ブクログ
「あってはならないこと」は「あり得ないこと」ではないし、実は割と些細なキッカケで「充分に起こり得ること」になる。平和ボケしている我々日本人はギリギリまでそのシリアスさを認めようとせず、「やられたらやり返す(倍返し)」という考え方なので、予め想定しておくためにもこの手の本を読み、議論をすべきだと思う。周りの国(中国、ロシア、北朝鮮)は世界のこと、地球のことなんて何も考えてなさそうだし、核を持っている。地政学上、とてもリスクの高い場所に位置しているのに、国民は「多分大丈夫だろう」という根拠のない自信を持ってノホホンとしている。日本国民の議論参加を煽った方がいいと思う。
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『世界インフレ。日本はこうなる』
~インフレの波を乗り越える:池上彰が解説する経済の未来~
【はじめに】
2024年以降の世界経済と日本経済の行方に関心がある方にとって、池上彰氏の『世界インフレ。日本はこうなる』は、その複雑なテーマをわかりやすく解説してくれる一冊です。経済の専門知識がなくても、この本を通じて、現在の経済状況とその影響を簡単に理解することができます。
【インフレとは何か?】
本書では、インフレについての基本的な理解から始まります。良いインフレと悪いインフレの違いを明確にし、現在の日本が直面している経済的課題を解析します。2024年の日本は、悪いインフレの状態から脱却し、良いインフレへと移行するための過渡期にあります。
【アメリカ経済の強さの秘密】
アメリカ経済がなぜコロナ禍でも好調を維持できたのか、その理由を探ります。政府の給付金政策や、物価上昇と同時に起こる所得の上昇が、アメリカと日本の経済状況の違いを生んでいます。
【日本経済の低迷の背景】
少子高齢化、企業業績の低迷、消費の停滞。これらが日本経済が低迷する大きな要因です。本書では、これらの問題点を詳しく解説し、日本経済が直面している現実を浮き彫りにします。
【人口減少が経済に与える影響】
日本の人口が1名減少することによる経済への影響は、観光業界において特に顕著です。国内旅行と外国人観光客の消費パターンの違いを通じて、日本政府がインバウンドに注力する理由を解説します。
【為替レートの適正とは?】
日本銀行の金利政策の見直しにより、長年続いたゼロ金利政策が終了しました。これに伴い、円安ドル高が進みましたが、適正な為替レートとは何かについて、池上氏は投資家の視点からその答えを探ります。
【終わりに】
本書は、新規性は少ないものの、世界と日本経済の現状を短時間で包括的に理解するための有効な手段を提供しています。将来への示唆には欠けるものの、現状の理解には非常に役立ちます。