池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
テーマ:★★★★
内容の濃さ:★★★
面白さ:★★★★
読みやすさ:★★★★★
リピートして読むか:★★★
総合点: 3.8★
イスラム教の成り立ち、他宗教との関係の基本から
現在の国際的ニュースを紐解いて説明してくれてます。
日本人にとってあまり馴染みのないイスラムの世界。
ニュースで話題に上がるのも紛争や戦いが起きた時のみですが、
「根本的に何故それが起きたのか。」その歴史的背景を宗教の起源に遡って解説されています。
文書を読んでいると、まるで池上さんが頭の中で解説してくれているかのようで、噛み砕かれていてとてもわかりやすいです。
学校の教科書よりよっぽどわかりやすいので、
高校生、 -
Posted by ブクログ
この21世紀の時代、戦争をしている国々があることが、いまだに信じられない。しかし、紛れもない事実だ。
対岸の火事では決してない。
我々にも十分に起こり得ると考えて、その備えをすることが大切だと思うのだ。
個人的な意見であるが、戦争は絶対に起こしてはいけないものだと思う。
それは、憲法第9条があるからとか、日本が敗戦国だからという訳ではない。
そもそも「戦争は悪だ」という正論を振りかざすつもりもない。
冷静に客観的に考えると、日本が戦争を行うメリットがどうしても見えないのだ。
だから戦争するべきではないと考えるというのが私の意見だ。
損得論みたいな単純な話にしてしまっているので、異論は多数あると -
Posted by ブクログ
「あってはならないこと」は「あり得ないこと」ではないし、実は割と些細なキッカケで「充分に起こり得ること」になる。平和ボケしている我々日本人はギリギリまでそのシリアスさを認めようとせず、「やられたらやり返す(倍返し)」という考え方なので、予め想定しておくためにもこの手の本を読み、議論をすべきだと思う。周りの国(中国、ロシア、北朝鮮)は世界のこと、地球のことなんて何も考えてなさそうだし、核を持っている。地政学上、とてもリスクの高い場所に位置しているのに、国民は「多分大丈夫だろう」という根拠のない自信を持ってノホホンとしている。日本国民の議論参加を煽った方がいいと思う。
-
Posted by ブクログ
『世界インフレ。日本はこうなる』
~インフレの波を乗り越える:池上彰が解説する経済の未来~
【はじめに】
2024年以降の世界経済と日本経済の行方に関心がある方にとって、池上彰氏の『世界インフレ。日本はこうなる』は、その複雑なテーマをわかりやすく解説してくれる一冊です。経済の専門知識がなくても、この本を通じて、現在の経済状況とその影響を簡単に理解することができます。
【インフレとは何か?】
本書では、インフレについての基本的な理解から始まります。良いインフレと悪いインフレの違いを明確にし、現在の日本が直面している経済的課題を解析します。2024年の日本は、悪いインフレの状態から脱却し、良 -
Posted by ブクログ
YouTubeで地政学チャンネルというものを見て面白いと思い、地政学というものをもっと深く知りたいと思い本書を読んでみた。1時間くらいでさくっと読むことができる。
私はYouTubeなどで何本か地政学関連の動画を見ていたため、知っていることも多かったが、「地政学」という言葉をあまり知らない人が読むと世界情勢を俯瞰して見ることができて面白い本だと思う。
しかし池上さん自身も書いていることだが、複雑に思えていた世界の出来事がこの地政学の視点を使うことでスッキリと把握できてしまう一方で、それらの出来事を過度に単純化してしまうリスクがあるということだ。私自身そこまで考えることができていなかったた -
Posted by ブクログ
働いて納税しているだけで国の役に立っていることがわかりました。日々、何気なく収めている住民税や消費税はどのようなサイクルで活用されているのかとてもわかりやすく解説されています。また、身近で即効性のある知識もたくさんありました。役立つ電気料金の明細の見方やNHK受信料の支払いは必要なのか等。個人的には、仕事をしていて、「わたしでなくてもできる」「やりがいを感じれない」と考えるとき人生に迷いそうになりますが、「働いて納税することは、世間の役に立つことである」という言葉が、全てをとっぱらい全肯定してくれました。
NISAやidecoについては初級のさわり程度で、すでに勉強されている方には新たな学び