池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフのレビュー一覧
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ネタバレ日本では2022年春以降、物価高に直面している。原因はロシアのウクライナ侵攻(2022年2月)と急激な円安(2022年3月)。原材料費や輸送費が高くなると、人件費を削減せざるを得ない。これだけでなく、以下の背景もある。
・日本の平均年収が424万円と低く(韓国よりも低い)、給与がアップしていない。
・日本にはGAFAが生まれなかった
・世界で勝負して勝つという意識が弱かった(過剰品質に向かう)
日本はGDP世界3位の経済大国というが、ひとりあたりで見ると28位。平均給与が低いからIT技術者やアニメーターは他国に逃げる。日本はアジアの下請けになりつつある。
景気が良くならない3大要因は、①少 -
Posted by ブクログ
本のタイトルから、池上さんの考えを聞けると期待したのだが、「日本がどうなるか」を自分で考えるための知識を身につける本だった。
世界情勢は混沌としているし、日本の政治も中長期の将来に向けたビジョンがない。
産業界を見ても世界を引っ張る技術や製品が生まれてこないどころか、世界の進歩に追いつけない状況が増えてきた。
将来の希望が見えないから、池上さんも今後の展望を何も書けなかったのだろうと勘ぐってしまった。
私も、今の日本に明るい未来像が描けない。
急激な悪化に陥らないようにと願うばかりだ。
日本はここ30年は物価も年収も横ばいだったが、世界の多くの国では物価が上昇し賃金も増えていた。
その結果、 -
Posted by ブクログ
駅の本屋さんで見つけて購入しました。
池上さんはわかりやすくて好きです。
読後は少し理解した気もする。(気のせいかもですが。苦笑)
なんとなく知っていたことの復習と、
日本が攻撃を受けた場合のことと。
私の知識不足ですが、様々な国が連携(経済や軍事)を取っていて、連合、連盟が複数あるんだな、と。
ロシアが侵攻しているのはウクライナの海に面している部分というのは、なるほど、と。
流通や貿易、軍事面でも欠かすことができない海。
北朝鮮もミサイルや衛星を撃ち続けてますが、
海に大量のゴミ(残骸)が落ちていると思うと、
環境問題として複雑な気持ちになります。
そして本書を読んで、
大量のお金を