大久保幸夫のレビュー一覧
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私は今まで、割と学生時代から振り返ってみても、割と体育会系な環境にいたと思う。見て覚える、とりあえずやってみる。
そんな形で育ってきた気がする。時代もあると思うけど。
つい自分が教える立場になり進める時にもその教え方でやってしまいがちな自分。
そんな自分にはたくさんの学びがありました。
まずは教える立場の必ずあるべき姿、そして後輩の目指す姿、それが『プロフェッショナル』であること。
お客様ののぞむ、上のものを目指し提供できること、責任をもつオーナーシップがあること。
それは当たり前のようで、実は馴れ合いになったりしてしまうこともなくはない、中では実は難しいこと。
それを常に体現し続けるのが、先 -
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キャリアデザインとはあくまで仕事を通して人生を豊かにするためのものと理解していて、それは昇進とは連動しないとは本書の中でも明言されるのだけど、ここまでできるプロを放っておく会社も無いでしょう。
プロの世界は厳しい。要求レベルが高い。
プロ意識とは、仕事に対するアイデンティティ。自己とその仕事を同一化する意識で、仕事に対しても自己に対しても真摯で厳しい態度のこと。
そしてプロが存在する領域は極めて高度で深みのある専門性を有する領域のみ。日々の作業を正確迅速にこなすだけではスペシャリスト止まり。
プロに必要な知識は大学で十数回の講義ができる程度。マジか。もちろん継続的なアップデートが必要。周辺 -
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薄いながらも非常に密度の高い本で、読み進めるうちに「キャリア」という言葉の奥行きを実感させられた。キャリアは単なる職務経歴ではなく、仕事を通して形づくられる自己イメージ、つまり「自分は何者か」という職業アイデンティティが大きな要素を占める。そのため、「できること」「やりたいこと」「やるべきこと」の3つをどう整理するかが重要であり、とりわけ「やりたいこと」を言語化することの難しさが印象に残った。
また、「筏下り」と「山登り」という比喩は分かりやすく、キャリアの前半は偶然性に委ねながら経験を積み、30代後半以降は自分の選んだ山を登るように専門性を高めていく姿が描かれていた。これは、自分のキャリア -
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ネタバレこれまで何となくでしかやってこなかった人材育成を振り返り今後に活かすための知見取得のため一読
★4.5の5点
人材育成に興味がある自分としては、ぜひもう一度読みたいと思えた本。
「適切な「思い」と「つながり」を大切にし、「挑戦し、振り返り楽しみながら」仕事をする時、経験から多くのことを学ぶことができる」
やはり最重要と思っていた「抽象化概念をどれだけ理解するか」がポイントと記載されており、大いに納得。
若いうちから成長の角度を持っているとそれが維持なり拡大する傾向がある(p218)、若いうちからいいモチベーションを持たせることは大切だと再認識。
【学び、備忘録】
・昇進前に子育てを経験してお -
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主に30代後半以降の山登りについて解説しており、1章ではプロフェッショナルになることをエキスパート型、ビジネスリーダー型、プロデューサー型スペシャリストがあり、ジェネラリストやスペシャリストとは異なることを解説している。
2章の専門力を磨く中の、専門知識を得るには、読書、セミナー(公開講座)、大学等で学んで経験を理論に変えることなどがある。専門技術を磨くには、師弟関係、技術を形式知化する、経験を積み上げるなどがある。
そのうえで、読む、書く、描く、話す、散歩するの5つの自分の好むスタイルで考えを深めることとしている。専門力の証明は経験や資格があることになる。
3章では、山登りのキャリア形 -
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著者が他書でも書いている能力の定義とキャリア(いかだ下り と 山登り)に分けて解説しており、基礎力編は、基礎力と30代までのキャリアについてのまとめである。
1章で、能力の構造について、2章で筏下りの高校・大学・入社・30代半ばまでについて述べ、3章は基礎力を身に着けることについてまとめている。
特に基礎力には近いものとともに詳細な解説が役立った。
能力を「基礎力」と「専門力」に分けて、「基礎力」を5つにわけて考えている。
①対人能力(親和力、共働力、統率力、他院能力を高めること)
②対自己能力(感情制御力、自信創出力、行動持続力、隊自己能力を高めること)
③対課題能力(課題発見力、計 -
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上司に「仕事させる」というのは、上司に仕事を押しつけるということではなく、部下が上司を戦略的に動かして、自分の仕事やチームの仕事の成果を最大化する、ということを指す。
上司を便利な「フリーウェア」とした上で、7つの便利な機能があると整理している。
・キャリア・コーチ――「こうなりたい!」を実現するための相談相手
・アセッサー――仕事の成果や部下の能力の評価者
・トラブルシューター――トラブルの処理役・謝罪役
・スタンパー――GOサインを出してくれる承認者
・ハイパー・プロフェッショナル――無料でノウハウを教えてくれる師匠
・コ・ワーカー――できない仕事を代わりにやってくれるパートナー
・ネッ