【感想・ネタバレ】キャリアデザイン入門[II]専門力編 第2版のレビュー

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Posted by ブクログ

主に30代後半以降の山登りについて解説しており、1章ではプロフェッショナルになることをエキスパート型、ビジネスリーダー型、プロデューサー型スペシャリストがあり、ジェネラリストやスペシャリストとは異なることを解説している。

2章の専門力を磨く中の、専門知識を得るには、読書、セミナー(公開講座)、大学等で学んで経験を理論に変えることなどがある。専門技術を磨くには、師弟関係、技術を形式知化する、経験を積み上げるなどがある。

そのうえで、読む、書く、描く、話す、散歩するの5つの自分の好むスタイルで考えを深めることとしている。専門力の証明は経験や資格があることになる。

3章では、山登りのキャリア形成についてまとめている。

何度も読み直してもよい本だと思った。

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2017年01月15日

Posted by ブクログ

30代後半以降のミドルのキャリアデザインに関する本は、管見の限り、あまりない(50代からのキャリアデザインの類書はある)。本書は、ミドルが日々の業務に追われながら今後の将来像を描くためのきっかけになる本だと思う。

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2023年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネスプロフェッショナルとスペシャリストの違い。
課業の専門化=スペシャリスト=仕事内容が定義され、ある程度の水準に達するとスピードや正確さが成長となる。専任職。
プロ=人の専門化=自分が概念的な定義を加えながら成長し高度化する分野。専門職。知識を深めて周辺分野にも精通する。経営者こそプロ性が求められる。サラリーマンのなれの果てではできない。プロデューサー型のプロもある。
プロのサラリーマン、はプロフェッショナルではない。

企業経営には、自由市場の論理、管理の論理、プロの論理が必要。

ゼネラリストの誤解=ゼネラリストは何でもできるようで何もできない人。プロとして専門分野を持ちつつ経営のプロになるために山を登る。ゼネラリストだから山を登らなくていいわけではない。キャリアを人任せにしていたら筏下りの先はない。

吸収する学習から考える学習へ。
調べながら読む、一度に集中して読む=目的の達成のために勉強する。アウトプットを前提とした読書。JMOOCなど。
新聞の切り抜きサービスを利用する。

メンターの語源は、オデッセイアの登場人物のメントール。息子テレマコスの先導者。
一般教養が豊かだと思考力が高まる。
発表は、電子出版や業界雑誌の寄稿も考慮する。

200文字程度でプロフィールをつくる。最終学歴、職歴、主要な役職の履歴、所有資格、受賞歴、公的役職、教歴、著書論文、主な業績や作品。
学歴は修士以上。

個人ブランドとは、自分が何者か、を追い求めた結果辿りつくもの。

5年後のキャリアイメージを作る。そのために
得意なこと、やりたいこと、価値を感じること、専門性、自分らしいリーダーシップ、制約、チャンス、組織からの期待、を考える。
弱みを直すより、強みを磨く。

ある分野でプロになれば、必然的にリーダーになる。スペシャリストで終わったらそうはならない。

山を登った後、近隣の山にも上る。
20年で専門性はピークを迎える。50歳ならもうひとつ山を登ることもできる。山の頂上にとどまることはできない。ブランクは怖い=役職定年や早期退職など。

高齢者に多い求人は、警備員、営業、成層関係、ドライバーなど。独立開業を目指すべき。
生涯現役を目指したい人が多い。だんだん引退年齢が遅くなる。

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2022年11月15日

Posted by ブクログ

いわゆる社会人基礎力について、分かりやすく解説されており、その部分が大変参考になった。
良い本であると思う。

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2016年04月14日

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