大久保幸夫のレビュー一覧
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ネタバレ【内容】「他部門との調整をスムーズにしたい」「後輩をうまく叱るには」など、30代ビジネスパーソンが直面する悩みを解決するために必要な力が「基礎力」。ビジネス環境が激しく変化する今、専門知識や資格を身につけるよりも、どのような仕事をするにも役立つ、この「基礎力」こそが大事である。本書は、人材育成の第一人者である著者が「基礎力」の磨き方を解説。会社から必要とされる人材になるためのヒント満載。 (「BOOK」データベースより)
【感想】職業能力は、「基礎力」「専門力」に分かれる。そのうち「基礎力」は、「どのような仕事をするにしても必要な能力。職業能力の基盤となるもの」。
この「基礎力」について -
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ネタバレ著者がいっている通り平易な文章で読みやすい。スピードが出すぎて内容が右から左に抜けてしまうのでは??となるくらいです。
12の基礎力という整理の仕方とそれぞれの関連性はいまいちピンとこない部分もあるけど、ひとつひとつは確かに大事な能力であり、本当に必要なことだと思う。著者の豊富な経験をこの12個に集約・凝縮したのは伝わってくる。
また、それぞれの能力には開発すべき旬のタイミングがあって、それを逃してしまうと絶対NGではないけれど、キャッチアップするのが難しいこと、むしろある年代に達してからは特性が固まってしまうので弱みの克服でなく、強みの強化に注力すべき、というのはその通りだと思いました。 -
Posted by ブクログ
20070818
○失敗の原因を丁寧に分析して、ノートの書きとめておく
・繰り返した失敗が貴重な情報となる。
○ポジティブシンキングに変える方法
1) 学習支店でものを見る習慣
2)会議中に活用(論理整理ノート、専門分野ノート、理論を学習したときに図表化して整理
20090301
○技術とか資格とかではなく、もっと本質的に「いい仕事を、楽しくやる」ための「対人」「対課題」「対自己の能力について詳細に記載。
○キャリアについて
・専門家といえるほどの専門技術や専門知識を持つまでに至らず、ひとつのことをもっぱら繰り返しやることを職務として専任職レベルにとどまってしまいがちになる。
・専門家に -
Posted by ブクログ
著者の提示する理想が高く、人生の午後も少し過ぎているような年齢の自分が読むと全然何も築き上げていないなと虚しさを感じる。会社での時間のカウントダウンとその後の人生への漠然とした期待やおそれを主体的にコントロールするにはどうすればいいか。
著者が言うように人生が続く間をなんらかのキャリアで埋めていくこともできるだろう。それは人生を有意義にするためのキャリアなのか経済的に必要となる仕事なのかでも大きく意味合いは違うだろう。全体的に経済的な理由で必要な労働とキャリアデザインという美しい考え方のギャップは感じる。キャリデザインを考えられるようなレベルに到達できる人はそれ自体で成功しているとも言えるだ -
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「キャリアをデザインするということは、自分の将来に対してリーダーシップを発揮するということである」
「天職と呼べる仕事と巡り合い、自分を活かすことができたとき、それまでに経験してきたことが何一つ無駄ではなかったと思えるほどしっくりくる状態である。」
「筏下りのように、ゴールに価値を置くのではなく、懸命に目の前の仕事に取り組むプロセスに価値を置くことだ。その間にさまざまな仕事を経験し、人と出会い、基礎力を鍛える。その後は自分の専門領域をひたすら極める山登りに移行し、プロとしての頂上を目指してエネルギーを集中して、専門力に磨きをかける。この筏下りから山登りへの移行に成功すれば、キャリアの成功が見え -
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ネタバレビジネスプロフェッショナルとスペシャリストの違い。
課業の専門化=スペシャリスト=仕事内容が定義され、ある程度の水準に達するとスピードや正確さが成長となる。専任職。
プロ=人の専門化=自分が概念的な定義を加えながら成長し高度化する分野。専門職。知識を深めて周辺分野にも精通する。経営者こそプロ性が求められる。サラリーマンのなれの果てではできない。プロデューサー型のプロもある。
プロのサラリーマン、はプロフェッショナルではない。
企業経営には、自由市場の論理、管理の論理、プロの論理が必要。
ゼネラリストの誤解=ゼネラリストは何でもできるようで何もできない人。プロとして専門分野を持ちつつ経営のプ