あらすじ
上司が嫌いなあなた。その理由が下記にあてはまっていませんか?◎自分は仕事を多く抱え込んで忙しいのに、上司は仕事をしていないように見える◎「もっとこうしたほうがいい」と正しいことを提案しても、上司に言葉が通じなくて、イラ立ちを覚える◎自分の実績が正当に評価されていないような気がしている◎会社の中で、自分ひとりの力に限界を感じている実は、本書で解説される「上司に『仕事させる』技術」とは、これらの問題を解決する手段なのです。上司に仕事を押し付けるのではなく、上司を戦略的に動かして仕事の成果を最大限に高める「ボス・マネジメント」という戦略なのです。冷静に上司を見れば、彼らはタダで使える便利なツールです。感情的に嫌ったりしないで、上司が持つ便利な「7つの機能」を最大限に活用すれば、会社すら動かすことができるのです。キャリアデザインに必須の能力「ボス・マネジメント」力を身につけられる必読書。
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Posted by ブクログ
上司に「仕事させる」というのは、上司に仕事を押しつけるということではなく、部下が上司を戦略的に動かして、自分の仕事やチームの仕事の成果を最大化する、ということを指す。
上司を便利な「フリーウェア」とした上で、7つの便利な機能があると整理している。
・キャリア・コーチ――「こうなりたい!」を実現するための相談相手
・アセッサー――仕事の成果や部下の能力の評価者
・トラブルシューター――トラブルの処理役・謝罪役
・スタンパー――GOサインを出してくれる承認者
・ハイパー・プロフェッショナル――無料でノウハウを教えてくれる師匠
・コ・ワーカー――できない仕事を代わりにやってくれるパートナー
・ネットワーカー――仕事上必要な人脈の紹介者
また、上司との関係づくりの要諦を、「上司を知り」「上司に慣れ」「己を知らせ」「信頼関係を築こう」としているが、とりわけ「上司の信頼を得る」が最も重要なポイントとしている。
「信頼を得る」ための、上司が考える「良い部下」の条件を以下の4点にまとめている。
・「相・連・報(=相談・連絡・報告)」ができる部下
・上司である自分の顔をつぶさない部下
・手が回らないところを補ってくれる部下
・反応力(=リアクション力)が高い部下
まとめとして、「上司と部下は業績をシェアできる関係」であり、「同じ目標に向かって進む仲間」なのだと述べられている。非常にポジティブで、目から鱗の発想である。面白く、極めて有益な仕事論の一冊。
Posted by ブクログ
とっても良い!
読み返すべき本☆
■上司に興味を持つ。
■「相・連・報」:上司に情報を入れ、上司の顔をつぶさない。
■上司はフリーウェア
(1)キャリア・コーチ
(2)アセッサー
(3)トラブルシューター
(4)スタンパー
(5)ハイパー・プロフェッショナル
(6)コ・ワーカー
(7)ネットワーカー
■13.03.09
自分に必要なもの。
ニュートラルになって、日々の流れを見つめてみよう。この本はとても大事。
Posted by ブクログ
アメリカでは上司は顧客と思え。という考え方が浸透しているのは驚いた。
上司の機能
*キャリアコーチ
*アセッサー(評価者)
*トラブルシューター
*スタンパー(承認者)
*ハイバープロフェッショナル
*コワーカー
*ネットワーカー
上司への過度の期待は捨てる。
まず上司に興味を持ち慣れることが大切。
上司の信頼を得る為の2つのポイント
*相談、連絡、報告ができること。
*上司の顔を潰さないこと。
上司を動かす為にリーダーシップが必要。上司の先手をとる。
誰が最終決裁者なのかをはっきり理解しておく。
短い時間で言いたいことを確実に伝える。
Posted by ブクログ
知識と使えると言うより、上司がどのようなことを考えているのかが少しわかるようになり、視野が広がった気がする。
「上司が悪い」と決めつけることはもうなくなった。
Posted by ブクログ
上司は黙っていても部下のことを理解し評価してくれると考えるのは甘い、顧客と思って行動しなければならない。現代のビジネスではボスマネは必須のスキルである。