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◆対人能力、自己抑制力、持続力など仕事に必要な社会人基礎力をどう身に付け、今後のキャリアアップにつなげていくかをやさしく解説。先輩や上司が選んだ新入・若手社員にいちばん読んでほしい本の待望の改訂版。
◆改訂にあたっては、学生・若手社員により役立つ内容にブラッシュアップ。かつキャリアルートの多様化や女性活躍推進、ワークライフバランスの最新の内容を盛り込む。
◆第1版の読者レビューでは、「自分のキャリアを考える上で最適の本」「上司にすすめられた」「部下にすすめた」「人生でもっと早く出会えていたらよかった」などと絶賛されている。
◆著者は、人事や働き方に関する研究所をリクルート内で自ら設立し、率いてきた第一級の識者。
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Posted by ブクログ
薄いながらも非常に密度の高い本で、読み進めるうちに「キャリア」という言葉の奥行きを実感させられた。キャリアは単なる職務経歴ではなく、仕事を通して形づくられる自己イメージ、つまり「自分は何者か」という職業アイデンティティが大きな要素を占める。そのため、「できること」「やりたいこと」「やるべきこと」の3つをどう整理するかが重要であり、とりわけ「やりたいこと」を言語化することの難しさが印象に残った。
また、「筏下り」と「山登り」という比喩は分かりやすく、キャリアの前半は偶然性に委ねながら経験を積み、30代後半以降は自分の選んだ山を登るように専門性を高めていく姿が描かれていた。これは、自分のキャリアをどう考えるかの指針として心に残る。一方で、人に従うだけで仕事をこなす姿勢や「やりたいことはさせてもらえない」と諦めてしまう考え方は、キャリアデザインを阻害するものとして厳しく戒められており、自分自身も無意識にそうした思考に陥っていないか振り返らせられる。
本書が繰り返し強調しているのは、基礎力の重要性だ。対人能力、対自己能力、対課題能力といった汎用的な力を30代半ばまでに一定水準に引き上げることが、その後のキャリア形成の土台となる。特に対人能力に関する「親和力」「協働力」「統率力」の整理は具体的で、日常の人間関係や仕事の進め方を見直すきっかけになる。
最後に印象的だったのは、「キャリアの大半は能力向上であり、真の選択は就職時と専門領域を決めるときの2回にすぎない」という指摘だ。キャリアとは派手な転機の連続ではなく、日々の努力と積み重ねの延長線上にあるものだと改めて感じさせられた。ChatGPTのようなツールを使いながら、自分の「ウィル・キャン・マスト」を整理し、自分の人生にリーダーシップを発揮する方法を模索していきたい。
Posted by ブクログ
著者が他書でも書いている能力の定義とキャリア(いかだ下り と 山登り)に分けて解説しており、基礎力編は、基礎力と30代までのキャリアについてのまとめである。
1章で、能力の構造について、2章で筏下りの高校・大学・入社・30代半ばまでについて述べ、3章は基礎力を身に着けることについてまとめている。
特に基礎力には近いものとともに詳細な解説が役立った。
能力を「基礎力」と「専門力」に分けて、「基礎力」を5つにわけて考えている。
①対人能力(親和力、共働力、統率力、他院能力を高めること)
②対自己能力(感情制御力、自信創出力、行動持続力、隊自己能力を高めること)
③対課題能力(課題発見力、計画立案力、実践力、隊か大能力を高めること)
④処理力(言語的処理能力・数量的処理能力)
⑤思考力(論理的思考力、創造的思考力)
にわけて考えている。専門力などはⅡの専門力編で解説していた。
Posted by ブクログ
終身雇用をされる人が徐々に減ってきてあり、キャリアデザインが必要らしい現代に生きる社会人に向けて、自ら仕事人生を考えていくというキャリアデザインの考え方を教える本である。
Iの基礎力編では、キャリアデザイン考え方や小学校から30歳までに身につけておくべき能力について解説している。
職業人生を35歳あたりを区切りに、「筏下り」と「山登り」の二つの時期に分けて考えるやり方は適切で分かりやすい基準だと思う。
体系的であり本文も論理的で分かりやすいが、万人に当てはまることを書いてあるし分量の少ない本なので、概説的であり自分に当てはめるには具体化して考える必要がある。
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