【感想・ネタバレ】キャリアデザイン入門[I]基礎力編 第2版のレビュー

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Posted by ブクログ

社会人5年目で読んだがとても良い本だった。
薄くてさらっと読めるが基礎から丁寧にキャリアや社会人に求められる能力が書かれている。
就活生にも役立つし、新人〜にも○
30代半ばまでは筏下りでそこから先は山登りという考えが重要だと思った。

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2020年10月01日

Posted by ブクログ

最後の基礎力は、恥ずかしながら足りないことばかりで、社会人としていかに未熟かを痛感しました。何度も読み返して基礎力を養っていきたいです。

高校生や大学生に向けた章もあり、うーん、こういう本にもっと早く出会いたかった!!

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2018年03月08日

Posted by ブクログ

著者が他書でも書いている能力の定義とキャリア(いかだ下り と 山登り)に分けて解説しており、基礎力編は、基礎力と30代までのキャリアについてのまとめである。

1章で、能力の構造について、2章で筏下りの高校・大学・入社・30代半ばまでについて述べ、3章は基礎力を身に着けることについてまとめている。

特に基礎力には近いものとともに詳細な解説が役立った。

能力を「基礎力」と「専門力」に分けて、「基礎力」を5つにわけて考えている。

①対人能力(親和力、共働力、統率力、他院能力を高めること)
②対自己能力(感情制御力、自信創出力、行動持続力、隊自己能力を高めること)
③対課題能力(課題発見力、計画立案力、実践力、隊か大能力を高めること)

④処理力(言語的処理能力・数量的処理能力)
⑤思考力(論理的思考力、創造的思考力)

にわけて考えている。専門力などはⅡの専門力編で解説していた。

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2017年01月15日

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ネタバレ

若い頃にこういう本を読んで、意識高く仕事をしていたら出世したんでしょうか。
いや、読むだけではだめだね。
実践しないと。
でも、著者は、出世を目指すことがキャリアデザインではないのだと言います。

”キャリアとは人生そのものである。人生の仕事的側面がキャリアである。他人がどう見るかは関係ない。さまざまな職業の経歴を振り返ったときに、自分が費やしてきた時間をきらきらと光るものとして受け入れることができるかどうか。仕事をしている時間を幸福な時間として実感することができていたかどうか。それこそがキャリアの成功である。”

きらきら光るものとして受け入れるのはちょっと無理があるけれど、酒飲んで愚痴ってばかりいるようなことはないので、そういった意味では成功か。
これをやりたい!という強い思いで仕事をしているわけではないけれど、与えられた仕事はなるはやで処理してミス少な目でできていると思っています。
そのための工夫もしています。
誰にでもできるつまらん仕事ですが、結構楽しく前向きにやっています。
じゃ、成功ってことで。

”「選択する」ということ。「意思決定する」ということ。この経験はとても重要だ。決断の経験がないと、いつまでたっても、時には中高年になっても決断できるようにはならない。”
身近に該当者あり。納得。

”基礎力は対人能力――「親和力」「協働力」「統率力」、対自己能力――「感情制御力」「自信創出力」「行動持続力」、対課題能力――「課題発見力」「計画立案力」「実践力」を中心として、処理力・思考力を加えたものである。”
いろいろと苦手分野が…。

”仕事をしていてストレスを感じない人はいない。ごくまれに「全くストレスを感じない」という人に出会うが、そういう人はまわりに多大なストレスを与えている人である。”
思わず吹き出してしまったけれど、前の課長がまさにそういう人だったなあ…。

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2022年01月07日

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キャリアとは人生そのものである。人生の仕事的側面がキャリアである。この一文でキャリア像をなんとなく把握した気がしています。また、「キャリアデザイン」は自分自身が主体性を持って計画し、実行していこうというものだという説明も腑に落ちました。

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2021年12月20日

Posted by ブクログ

新卒向けに書かれた本かもしれませんが
30代の自分にとっても有意義な内容でした

30代の後半を目安に、自分がどの山に登るか(どの専門性を極めるのか)を考えるべき

それまでに、自分を鍛え、考えをクリアによく考えるのだ

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2019年08月06日

Posted by ブクログ

新卒者向けに読んだ本

筏下りと山登りの例えはイメージつきやすいかも。
まだ見ぬ将来を考えるのは難しいから。

でも、所詮何がどう転ぶのかもわからないので、確率高めるためには、意識しておいた方がいいこともあるし、だからといって、固執したりするとしんどくなることも。

将来に対しても、オープンマインドで楽観的くらいがちょうどいいのかもなあ。

具体的にってなると、これはまた別のいろんな参考書を探し求めないとかもですね。

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2019年06月20日

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終身雇用をされる人が徐々に減ってきてあり、キャリアデザインが必要らしい現代に生きる社会人に向けて、自ら仕事人生を考えていくというキャリアデザインの考え方を教える本である。

Iの基礎力編では、キャリアデザイン考え方や小学校から30歳までに身につけておくべき能力について解説している。

職業人生を35歳あたりを区切りに、「筏下り」と「山登り」の二つの時期に分けて考えるやり方は適切で分かりやすい基準だと思う。
体系的であり本文も論理的で分かりやすいが、万人に当てはまることを書いてあるし分量の少ない本なので、概説的であり自分に当てはめるには具体化して考える必要がある。

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2017年05月20日

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「キャリアをデザインするということは、自分の将来に対してリーダーシップを発揮するということである」
「天職と呼べる仕事と巡り合い、自分を活かすことができたとき、それまでに経験してきたことが何一つ無駄ではなかったと思えるほどしっくりくる状態である。」
「筏下りのように、ゴールに価値を置くのではなく、懸命に目の前の仕事に取り組むプロセスに価値を置くことだ。その間にさまざまな仕事を経験し、人と出会い、基礎力を鍛える。その後は自分の専門領域をひたすら極める山登りに移行し、プロとしての頂上を目指してエネルギーを集中して、専門力に磨きをかける。この筏下りから山登りへの移行に成功すれば、キャリアの成功が見えてくる。」
「キャリアとは人生そのものである。人生の仕事的側面がキャリアである。」
「すべての過去を肯定してくれるもの、それが「天職」と呼んでもいいものなのである。」
「山を選ぶということは自分がじっくりと腰をすえて取り組んでもいいと思える専門領域を選ぶということに他ならない。」
「年間ハードカバー一五〇冊という目標を立てて意地になってやっていたことがある。しかし、振り返ってみればその効果は絶大であった。はじめは読んでも読んでも消えていく感じだったが、累乗の効果か、あるときからいろいろなものがつながって見えるようになった。するとどんな本を読んでも、自分の頭の中でストックする場所ができたようになって、活かせるようになったのだ。」

自分の人生の主人公は自分である、ということを言われたような気持ちだ。キャリアとは、人生そのもので、人生の仕事的側面である。なぜキャリア「デザイン」というのか。それは自分の人生を、自分自身の手で作っていくから、作っていかなくてはいけないからに他ならない。
私はここまでただただ流されて仕事人生を歩んできたし、そのことに対して焦りや不安を抱えていたが、それこそが必要な「筏下り」のフェーズだったのだ、と思えて安心した。ただ激流に飲まれて、苦しくて、沈まないように必死で日々生きてきた。私の進む道はこれで合っているのか、なんども立ち止まって考えようとした。が、できなかった。できるんけがなかった。なぜなら筏下りの最中なのだから。ただがむしゃらにもがき続けるので、正解だったのだ。今までの6年間を、まるっと肯定されたような気持ちだ。

転職する際に、父親に「教員はお前の天職だと思うぞ」と言われ、父は励ましのために言ってくれた言葉だと思うが、私はそんなのわからないもん、と悪態ついた。この本からすると、やはり天職であったかどうかはまだ決めきれないものだと感じた。なぜならこの本によると天職とは「すべての過去を肯定してくれるもの」だからだ。今までの全てのことが、全ての選択が私に取って必要なものだった、と思わせてくれる職。教員をずっと続けていくことが、私にそう感じさせてくれるとはとても思えない。これからも筏下りを続けて、最終的に登る山を教員に決めることはあるだろう。が、そのときには私の登るべき山と覚悟を決めて、頂上が見えた山を、気持ちのいい汗水垂らして登ることができるのだろう。

まだまだ筏下りの苦しみと楽しさの中にいることには変わりないが、少しずつゆるやかになる流れの中で、生涯をささげて登頂すべき山に出会うこと。

次なる目標ができることが、なんと幸せなことか。

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2023年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前はキャリアを考えるのは人事部の仕事だった。
キャリアデザインは自分の将来に対してリーダーシップを発揮すること。
シャインの3つの問い=自分にできることは何か(能力才能)、何をやることに価値を感じるか(意味価値)、何がやりたいのか(動機欲求)の重なったところ。

職業適性検査(R-CAP)
キャリアアンカー
クランボルツの計画的偶発性理論
シュロスバーグのキャリアトランジション

30前後までは筏下り、35以降は山登り。若いうちはゴールを決めずに出会いを大切にする。やりたいことはわからない。立ち止まらない。35過ぎたら、ゴールを決めてそこを目指す。
スペシャリスト指向は、その後の発展性がなければ行き詰る。
仕事のブランクを作らない。長くても数ヶ月まで。
学生または若いうちのほうが企業リスクは少ない。やり直しがきく。
入社直後のリアリティショック。
即戦力とは、育成の余裕がない中から生まれてきた。
第二新卒としてやり直す手もある。
20代後半まで最初の会社にいるのは少数。このまま30を迎えてよいか、考える時期。5年先10年先が見えるか。
30代前半は、次世代リーダーの選抜時期。
30代前半はキャリア採用の旬。
女性は出産の時期でもあり、難しい面もある。

基礎力は対人能力(親和力、協調力、統率力)、対自己能力(感情抑制力、自信創出力、行動持続力)、耐課題能力(課題発見力、計画立案力、実践力)に、処理力・思考力を加えたもの。信念や環境対応性からくる態度も成果に対する影響力が大きい。
うなずき、は発言を増やす=リアクションの重要性。
愛嬌とは、人を引き付ける柔和な表情や態度。愛嬌は媚びることではない。

信頼する力=人を見る目があるか。
『信頼の構造』

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2022年11月15日

Posted by ブクログ

いわゆる社会人基礎力について、分かりやすく解説されており、その部分が大変参考になった。
良い本であると思う。

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2016年04月14日

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