【感想・ネタバレ】キャリアデザイン入門[I]基礎力編 第2版のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

若い頃にこういう本を読んで、意識高く仕事をしていたら出世したんでしょうか。
いや、読むだけではだめだね。
実践しないと。
でも、著者は、出世を目指すことがキャリアデザインではないのだと言います。

”キャリアとは人生そのものである。人生の仕事的側面がキャリアである。他人がどう見るかは関係ない。さまざまな職業の経歴を振り返ったときに、自分が費やしてきた時間をきらきらと光るものとして受け入れることができるかどうか。仕事をしている時間を幸福な時間として実感することができていたかどうか。それこそがキャリアの成功である。”

きらきら光るものとして受け入れるのはちょっと無理があるけれど、酒飲んで愚痴ってばかりいるようなことはないので、そういった意味では成功か。
これをやりたい!という強い思いで仕事をしているわけではないけれど、与えられた仕事はなるはやで処理してミス少な目でできていると思っています。
そのための工夫もしています。
誰にでもできるつまらん仕事ですが、結構楽しく前向きにやっています。
じゃ、成功ってことで。

”「選択する」ということ。「意思決定する」ということ。この経験はとても重要だ。決断の経験がないと、いつまでたっても、時には中高年になっても決断できるようにはならない。”
身近に該当者あり。納得。

”基礎力は対人能力――「親和力」「協働力」「統率力」、対自己能力――「感情制御力」「自信創出力」「行動持続力」、対課題能力――「課題発見力」「計画立案力」「実践力」を中心として、処理力・思考力を加えたものである。”
いろいろと苦手分野が…。

”仕事をしていてストレスを感じない人はいない。ごくまれに「全くストレスを感じない」という人に出会うが、そういう人はまわりに多大なストレスを与えている人である。”
思わず吹き出してしまったけれど、前の課長がまさにそういう人だったなあ…。

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2022年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前はキャリアを考えるのは人事部の仕事だった。
キャリアデザインは自分の将来に対してリーダーシップを発揮すること。
シャインの3つの問い=自分にできることは何か(能力才能)、何をやることに価値を感じるか(意味価値)、何がやりたいのか(動機欲求)の重なったところ。

職業適性検査(R-CAP)
キャリアアンカー
クランボルツの計画的偶発性理論
シュロスバーグのキャリアトランジション

30前後までは筏下り、35以降は山登り。若いうちはゴールを決めずに出会いを大切にする。やりたいことはわからない。立ち止まらない。35過ぎたら、ゴールを決めてそこを目指す。
スペシャリスト指向は、その後の発展性がなければ行き詰る。
仕事のブランクを作らない。長くても数ヶ月まで。
学生または若いうちのほうが企業リスクは少ない。やり直しがきく。
入社直後のリアリティショック。
即戦力とは、育成の余裕がない中から生まれてきた。
第二新卒としてやり直す手もある。
20代後半まで最初の会社にいるのは少数。このまま30を迎えてよいか、考える時期。5年先10年先が見えるか。
30代前半は、次世代リーダーの選抜時期。
30代前半はキャリア採用の旬。
女性は出産の時期でもあり、難しい面もある。

基礎力は対人能力(親和力、協調力、統率力)、対自己能力(感情抑制力、自信創出力、行動持続力)、耐課題能力(課題発見力、計画立案力、実践力)に、処理力・思考力を加えたもの。信念や環境対応性からくる態度も成果に対する影響力が大きい。
うなずき、は発言を増やす=リアクションの重要性。
愛嬌とは、人を引き付ける柔和な表情や態度。愛嬌は媚びることではない。

信頼する力=人を見る目があるか。
『信頼の構造』

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2022年11月15日

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