稲垣みどりのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ジェームズとボブの過ごしたクリスマスのお話。
薬物に溺れていたり、家族との折り合いが良くなかったりで、クリスマスにあまりポジティブな思い出がなかったジェームズだが、ボブと出逢い、人々の温かさに触れ、少しずつ彼のクリスマスが変わっていく。
ジェームズの「もらうより与える方がいい」という気づきが特に素敵だなと思った。人に優しくしてもらったら、その優しさをまた別の人に分けていく。そうすることで自分もその人も温かい気持ちになる、ポジティブな連鎖。情けは人のためにならず、ということだと思う。
ボブは天に召されてしまったけど、きっとこれからもジェームズを支え、彼を笑顔にしてくれることと思う。 -
Posted by ブクログ
それは夢みたいな時間
終わったらあっという間
ではなく、終わったら
終わらない物語になる
思い出
安定なんてどこにもなかった
それでも毎日が楽しかったのは
君がいたからだった
クリスマス
寒く、厳しい季節だ
楽しく 賑やかなものではなかった
―僕の場合は。
救いもあった 味方もいた
でも僕は寂しかったのだ
でも今は違う
―君がいる。
諦めないこと、前を向くこと
チャンスを信じて待つこと
それだけさ
うつむいたって自分の足しか見えないんだ
大丈夫
この世の中は残酷で ちゃんと優しい人たちもいる
受け取る喜びもある
与える喜びもある
人生は シンプルに楽しんだ方がいい
人生 -
Posted by ブクログ
様々な人が互いの違いを認め合い、そのうえで誰もが納得できる共通了解に向かっていくこと。理論編には納得できる部分が多かったが、実例を読むと、本当に本質と言えるのか疑問を持った。
「いいケア」とは何かを考える事例では、進行役と四名の参加者によって対話が行われ、最終的に「その人の自覚的・無自覚的な願いを想像したかかわりである。いいケアの実現には、対等性の志向、対話的なかかわり、ケアする人の貢献感が必要である」という結論が示される。しかし、これは本質というより、参加者全員の意見を均等に取り入れた結論に見えた。
企業の例として紹介されているSCSKの経営理念「夢ある未来を、共につくる」の本質観取につ -
Posted by ブクログ
AIの簡単な歴史から説き起こし、現在はGAFAとIBM、マイクロソフトの米国6社、それに中国のバイドウ、アリババ、テンセントの3社、計9社がビッグナインとしてその先導役を努めていて、今後もその傾向は続くだろうとしている。そしてこの9社主導の傾向を放っておけば、それぞれが勝手な方向に進んでAIの将来は収拾がつかなくなる、というのが著者の問題意識だ。AIの将来像は、今後の対応によって3つのシナリオが考えられるとし、最善の方向はビッグナインのみに任せずにもっと国家が関与を強めると共に、国際的な機関による倫理を重視したコントロール体制を敷くことであるとしている。この様な論拠に立つAI論は特に独自のも
-
-
-
Posted by ブクログ
■偉大なチームをつくるための原則は、以下のようなもの。
・ポジティブなチームをつくる。
どんなことにも熱中できる、困難を乗り越え、より大きな影響力を持てるようになる。「ポジティブさが成功の原動力になる」、つまり楽観的な人の方が成功しやすい。
★チームが「何を信じるか」「何を大切にするか」を示す、カルチャーをつくる。
互いをやる気にさせ、絆きずなを強め、チームワークを促す、ポジティブなものである必要がある。
★チーム全体でビジョンを共有し、それに向けた大きな目的を持つ。
ビジョンは、皆を同じ方向に導く役割を果たす。
共通のビジョンと目的を生かし続け、楽観的・前向きに働けば、信念、愛、希望を持