開沼博のレビュー一覧

  • はじめての福島学

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    福島県外の人はもちろんのこと、福島の人にこそ、読んでもらいたいー

    そして、多くの人に福島へのありがた迷惑12箇条知ってほしい。

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    2015年07月29日
  • フクシマの正義――「日本の変わらなさ」との闘い

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    「日本の変わらなさ」について、共感できるところがたくさんありました。
    自分自身がしなくての問題として、考えていきたいと思います。

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    2015年06月10日
  • はじめての福島学

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    2011年3月11日の巨大地震→巨大津波→原発事故の巨大複合災害に見舞われた福島県。あれから四年経っていま何が違うのかといえば、それは事実に基づいた福島県のデータが出揃い、複合災害前と後とで比較をできるようになったことである。本書ではそういった前と後の事実をいまわかっている範囲内、復興、人口、農業、漁業・林業、第二次・三次産業、雇用・労働、家族こども、これからの福島という項目で詳細に、でも分かりやすく解説した本である。

    まずそもそも福島という単県のことをここまで知る機会はなかったし、語り口があらゆる意味で面白い。その意味では純粋な研究成果というよりかはそこを踏まえ、作者が実際に経験した様々な

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    2015年05月08日
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談

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    小室さんの夫の家事を見守るくだりとか、堀潤の退職話とか面白くてニヤけたwチェルノブイリ観光の話はなかなか衝撃。知らなかった。

    対談という形でゲストの話がメインだけど、乙武さんのまとめ方や話の持っていき方、切り込み方や引き出し方など対話力が上手いって思った。

    いろんな視点を見ることができて良かった。

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    2015年03月27日
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談

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    様々な分野で草の根運動を展開している人との対談。
    すごいなあとは思うけど、全部に共感できるわけではない。
    でも、それでいいんだ、ということをこの本は教えてくれた。
    相手を、別の考えを理解する。共感しなくていい。これが大事で、最も大切で、忘れられがち。
    触発された。

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    2015年03月21日
  • はじめての福島学

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    「しかし、福島県の漁港への水揚量は9%しか回復していない。」

    福島に友達がいて、先月初めて福島県郡山市を訪れた。福島を訪れるまでは、死んだ町のイメージを持っていた。しかし、実際にはたくさんの人がいて活気に溢れていた。純粋に驚いた。そして、自分はメディアのセンセーショナルな報道に強く影響されていたのだと分かった。そこで、福島についてもっと知りたいと思い本書を購入した。

    読んだ率直の感想は、驚きだ。今まで福島の食べ物は放射能が怖く、可能な限り避けていた。ところが、実際には危険でないと分かった。また、原発の影響でかなり多くの人が県外に引っ越しただろうと勝手に思っていたら、その割合は2.5%に過ぎ

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    2015年03月10日
  • はじめての福島学

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    まもなく4年。そんな中、なんとなく福島のことが気になっている方、なにかお手伝いできることがあるのではないかと思っている方に手に取って欲しい。
    最近、地方創生が話題になっていますが、近い将来起こるであろうことが、すでに福島では顕在化(地方都市の将来の姿)していると感じました(著者もそう考えています)。

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    2015年03月04日
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談

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    共感しないけど、理解し尊重する。というスタンスを私も是非身につけたい。

    世の中の不満足に対して、文句を言うだけではなく、他人任せではなく、出来ることを実行している人たちとその発想を分かりやすく紹介。
    どれも掘り下げて調べてみたいと思う内容。

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    2015年01月04日
  • 漂白される社会

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    あってはならぬもの、ならぬことにされたもの、長谷川氏の本に倣うなら、ディズニーランドのそとの世界についての様々な入口。
    ダイヤモンドで連載されてたときの内容に加え、その構造の分析や解説も。

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    2014年10月28日
  • 漂白される社会

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    売春島における高齢化、原発の影。移動キャバクラのホームレスギャル二人。シェアハウスに蔓延するネズミ講、オフ会ビジネス。生活保護受給マニュアル。見えている世界、見えざる世界。

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    2014年11月26日
  • フクシマの正義――「日本の変わらなさ」との闘い

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    明確な善意と悪意のぶつかり合いならば目指すべき道筋は見えやすい。しかし、そうでなく、善意同士のぶつかり合いに走った分断線を上手く繋ぐ方法を私達はまだ持ち合わせていない

    端的に言えば現在の善意の分断の背景にあるのは、「一つの解がない。にもかかわらず一つの解を求める志向」あるいは「科学的合理性に基づいた複数の解が並立している状況への認識不足」。これを私は近代化の進展の中で現れた、再宗教化とよべる社会現象として捉えている

    私達は、その「一つの解を志向する科学」や「それによって作らられる良き社会」という前提自体が一つのフィクションに過ぎないことに気づきつつある

    社会の善意の分断を再度つなぎ合わせ

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    2014年06月08日
  • フクシマの正義――「日本の変わらなさ」との闘い

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    フクシマ論とあわせて読むのをおすすめ。仙台になれると思って受け入れた原発。東京で言われている脱原発論からは見えてこない当事者の思いが書かれている。フクシマを理解せずして脱原発は実現出来ない。

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    2014年02月11日
  • 漂白される社会

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    ネタバレ

    電車の車窓から見るように、社会を見る。冒頭で表明した視点と視座が貫かれていました。


    メモ:
    ・純粋な弱者しか許さない現代社会
    ・一見、わかりにくい、グレーな貧困
    ・インフォーマルなセーフティネットに頼るしか術がない貧困
    ・合理的な思考を積み重ねていく「普通の人」としてではない、生まれ、生きていく中で、生き続けるために「思考のスイッチ」を切りながら善良な市民が眉をひそめるような生き方へと突入せざるを得なかった人々の貧困
    ・弱者へ憑移した議論
    ・あってはならぬものとして不可視化されながらも存在し続ける「周縁的な存在」

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    2013年08月15日
  • 漂白される社会

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    戦後の日本において、社会的にグレーな領域が長く存在していましたが、その領域は長引く不況や法的な規制などにより、どんどん淘汰され、もしくは消滅していっているということです。

    しかし、そのグレーな境界線上には、また新たな世界が発生しているということでもあります。

    つまり、現在の日本社会には、かつて存在しえなかった貧困や共同体や正義的な価値観などが登場し、すでに僕らはそれらに飲み込まれようとしているということでした。

    本書は、かつて存在していたグレーでアンダーグラウンド的な社会と、それらが消滅して新たに生まれた社会のルポルタージュでありドキュメンタリーです。

    社会学者の著者は、現代社会におい

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    2013年07月05日
  • 漂白される社会

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    最近話題になった「フクシマ論」の著者の手になるものとは知らずに読んでいた。そして、読み終わってから、著者のプロフィールを見て、ずいぶん若い人なんだなと思った。というのも、本書に盛られた12編のルポが、ベテランのルポライターの作品ように思えたからだ。
    著者は、本書について、広い意味での社会学の論文、あるいは社会学的な考察による学術的な意義のある書物として理解されたがっているようだが、(著者も許容するように)ルポルタージュ集として読み、優れたルポだと感じた。ルポの対象は、どれも「周縁的な存在」として位置付けられており、そのようなものであることは十分納得できる。何よりも、自分が知らない世界でありなが

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    2013年05月18日
  • 漂白される社会

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    通勤途中の車から降りて
    道端の草むらにしゃがみ込んで
    その時の空を見上げ゛て
    しばし ぼーっ と
    何もせずに 過ごしてみたら

    本書に描かれたさまざまな人たちの
    息吹が聞こえてくるかもしれない

    私たちが暮らしている この現代の
    同じ空の下に
    このような人たちが 暮していることを
    知っていることは
    「今」を生きていく覚悟につながっているような気がする

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    2013年04月29日
  • 漂白される社会

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    ネタバレ

    開沼博といえばフクシマ論、というほど震災後の論客のイメージだったのだが、この人のフィールドワークは、震災前から「周縁的なもの」に対して、多岐にわたっていたことを改めて気付かされる意欲作。

     売春島、ホームレスギャル、シェアハウス、ヤミ金・生活保護、違法ギャンブル、脱法ドラッグ、右翼/左翼、偽装結婚、援デリ、ブラジル人留学生、中国エステ、と、「周縁的な存在」についてのケースレポートを読むだけでもお腹いっぱいだし、正直、1つ1つの事象に興味はあっても、読み進めるうちに「自分にとってはあまりにも現実離れしている」と思う自分がいたのは確かである。筆者はこの書物を1つの旅に見立てているが、私には長旅過

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    2013年04月02日
  • フクシマの正義――「日本の変わらなさ」との闘い

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    「必要悪」の「必要」と「悪」は本来切り離せないものなのだが、物事を単純化したがる人びとは往々にして「必要」だから「善」、または「悪」だから「不要」と決め付けたがる。

    「必要」さと「悪」さをそれぞれ直視した上でうまくバランスさせることができるのは、正に成熟した社会だけだろう。

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    2013年03月29日
  • フクシマの正義――「日本の変わらなさ」との闘い

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    サブタイトルで指摘されている「日本の変わらなさ」とは、「中央」の論理による「地方」の視点が震災を通じて存続している(というよりむしろ強化されている)ことと思われる。原発や放射能をめぐる言説が、結局のところ原発を推進してきた「地方」観と同一であるというのが本書のメッセージと捉えると興味深い一冊である。『「フクシマ」論』(青土社)は読みたいけど難しそう、と考えるのであれば本書を足がかりにしてみては。

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    2012年10月18日
  • 漂白される社会

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    本書の目的は、現代日本の「周縁的な存在」に注目しながら、現代社会とは如何なる社会なのかという問いの答えを明らかにしていくこと。

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    2025年10月02日