菊石森生のレビュー一覧

  • 辺境の老騎士 I

    なんと見事な!

    コミカライズを一気に3巻まで読んだ返す刀で読了。

    たまらない様な叙事詩の開幕から序盤である。
    続巻は既に買ってある。

    早く次を読むのだ。
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1)
  • 辺境の老騎士 I
     ウェブ小説からの書籍化ですが、他の作品群とは一線を画する、重厚な騎士道ものです。メシテロ要素が目新しいですが。ベースとなる騎士道冒険譚は、結構がっつり。
     従士から騎士になる流れとか、決闘とか、財産の略奪権とか、実際の中世ヨーロッパ史からひっぱってきた設定が巧みに取り込まれているので、世界の重厚感...続きを読む
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1)

    とても面白かった

    近年稀に見る傑作です。

    原作も良かったが、作画担当がまた素晴らしい。
    人の表情を描くのがとてもとても上手い。
    原作を一つ上に押し上げている表現力です。
    今後も購読するので、是非是非完結まで頑張って頂きたい。
    オススメです!
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(3)
  • 辺境の老騎士 III バルド・ローエンと王国の太子
    久しぶりに重厚な、ファンタジー冒険小説に出会えたことに感謝したい。
    デルフィニア戦記を読んでいたあの頃と同じくらいワクワクしている。
  • 辺境の老騎士 I
    久しぶりに、童心に帰ってファンタジィを読んだ気がする。
    ひとつひとつのエピソードが、幼い頃に夢見た魔法と冒険の旅を彷彿とさせる。
    しかし破天荒&単純な強さで読者を置いてきぼりにすることはない、という安心感を最初に得られた。
    ただ才能に頼った強さなんてなくて、あったとしても、そんなものは呆気なく崩れ去...続きを読む
  • 辺境の老騎士 III バルド・ローエンと王国の太子
    主人公バルドはお爺ちゃんだし~と毎回思うのだが読みだしたら止まらない。味のあるストーリーとメシウマ描写、味のあるイラストにノックダウンされます。
    もちろん過去のある凄腕剣士のカーズの居ますし、ここぞと云う所で活躍する盗賊のジャルチャガも大好きです。
    要所要所に女性の影もありスキのない物語です。
    今回...続きを読む
  • 辺境の老騎士 III バルド・ローエンと王国の太子

    面白い。続きが早く読みたい。

    バルドって、老騎士なのにバイタリティがあふれてて、壮年期の人に勝ってしまうので凄い。
    バルドの若き日の恋は実らなかったけれど、実ってしまっていたら王太子はいなかったわけだから、彼にとっては爺や(じいや)が今この時にいてくれて助かってるよねぇ。ところでジュルチャガのくだりが少ない。もっとジュルチャガ...続きを読む
  • 辺境の老騎士 III バルド・ローエンと王国の太子
     パルザム王国での諸事を描き、中原に巻き起こる戦乱の始まりを描いた今巻は、一言で言うのなら、大変面白かった。いま現在読んでいるシリーズの中でも屈指の作品だろう。
     文物への深い知識もさることながら、そこでの洞察の鋭さには本当に驚かされる。たとえば、私でもわかるもので言えば、歌が共鳴するものだ、という...続きを読む
  • 辺境の老騎士 I
    古書店の店頭の話題作コーナーに以前から並んでいるのを目にしていて、気になるものの手にとることはありませんでした。
    その日々にちょっと後悔。どうしてもっと早く手にしなかったんだろう、わたし。

    異世界が舞台のファンタジー。
    辺境パクラで、魔獣の脅威を退けつづけるテルシア家に長年仕えてきた騎士バルド・ロ...続きを読む
  • 辺境の老騎士 II 新生の森
    絵も内容も味わい深く、レベルの高い作品。
    老騎士バルドと仲間の旅の道中。老騎士の他にも超絶剣技を誇るカーズもいて、さらには美女も登場。
    今回も道中の食事風景は秀逸。いかにも美味しそうで、この作者の描写力には花丸を付けたい。
  • 辺境の老騎士 II 新生の森
    死出の旅から生き抜く旅へ
    相変わらずの飯テロ級架空グルメから
    老騎士と一行の無双な戦いっぷり、女騎士の一途な思いに
    豪快領主のまっすぐな人柄、寡黙な男の再生の物語等々
    読みどころの事欠かない良作です。
    さらに面白くなっていきそうな続巻が楽しみですが
    1年ほど先とか……何度も読み返して待つとしましょう...続きを読む
  • 辺境の老騎士 I
    最近の好みの軽いノリのライトノベルではないが、読み応えがあって素晴らしい作品と評価できる。
    仕える主家を故有って離れて旅する高名な老騎士バルドが、成り行きで食べ歩きしてるだけのつもりが、後世では多分水戸黄門の世直しみたいな評価をされる旅路。
    旅の途中での食事描写が秀逸で、鬼平を読んでて食べてみたくな...続きを読む
  • 辺境の老騎士 II 新生の森
    気ままな一人旅から旅の面子が増えた第二巻。辺境の老騎士のささやかな人生が大きな流れに合流し物語がうねり走り出す。亜人たちとの交流もドリアテッサとの出会いもその流れを推し進める力になるが、各話ごとに入る美味いものに歯噛みするのは一巻目と変わらず。全部食べたい。
  • 辺境の老騎士 II 新生の森
     引退した老騎士が主人公の異世界グルメ・エピック・ファンタジー第二弾!

     前回は「死に場所を探す旅」で、あてどもない旅路の先で土地土地のグルメを気ままに楽しむ旅でしたが、ここから「生きる旅」。旅の仲間も増え、目的地も定まり、グルメからエピックのほうへ比重が傾きます。なので、グルメ描写はちょっと少な...続きを読む
  • 辺境の老騎士 II 新生の森
     二巻は仲間が集い、思いを交わし、別れを告げる物語である。
     語るべきことはあまりない。一巻ですでに、ネット小説では頭一つ抜けた作品だと思っていたが、その評価を修正したい。これは隔絶していると言ってよい。

     文句なしの星五つ。おかしみあり、波乱あり、胸が熱くなる交情ありの名作であるが、惜しむらくは...続きを読む
  • 辺境の老騎士 I
    「老騎士」って打とうとして予測変換に「労基署」を出してくる我がPCよ……。
     でも、もうすっかり「老騎士」を一発変換で出してくれるようになりました!
     読んでる途中から「これいいよ!」と宣伝したくなる、楽しいファンタジーでした。
     グルメ・エピック・ファンタジーの冠、伊達じゃないです。
     全部が全部...続きを読む
  • 辺境の老騎士 I
     面白い本ほど、よく手が止まり積んでしまうことがある。自分が一番良い状態の時に、思う存分楽しみたいと思うからだ。
     この本もそうした類の一冊で、明日続巻が発売されるからと踏ん切りをつけて読み切った。
     やはり、面白い作品である。極上のひと時を味わわせていただいた。

     ネット小説出身の作品としては異...続きを読む
  • 辺境の老騎士 I
    ここ最近の睡眠不足の要因。webで無料公開されてるのを読み切り、応援と、手元においておきたいという気持ちから書籍も購入しました。
    老騎士の視点を通して、生きるという問いにひとつの回答を与える作品です。