菊石森生のレビュー一覧

  • 辺境の老騎士 V バルド・ローエンと始祖王の遺産

    老いは、終わりじゃない

    一巻を試しに買い、面白さに残りもすぐに購入&一気読みでした。
    バルド・ローエンの老いてなお学び、深まり、周りを援ける姿が印象に残る爽やかなファンタジーです。

    この作品を読んで、真っ先に思い出したのはグイン・サーガです。
    私は栗本薫先生著の部分までしか読めていないのですが、なんといいますか、...続きを読む
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1)

    とにかく面白いから、読んでみて

    どこか違う国の、歴史書のような雰囲気のあるお話でした。
    主人公が、とにかく魅力的❗出てくる人々の背景も深くて、また、魅力的❗
    面白くて泣けて、お腹がすいて(食べてみたいような料理が、いっぱい出てくる)
    ハラハラ、ドキドキ、ワクワクが、止まらない❗
    完結してるので(残念ながら……(笑))一気に...続きを読む
  • 辺境の老騎士 V バルド・ローエンと始祖王の遺産

    面白かった~~❗

    面白かった~~❗を、何べんでも言いたい❗泣いたし、笑ったし、お腹空いた(笑)出てくる料理が、とっても美味しそう。
    久々に、読みごたえの有る本に出合えた❗
    もう、終わってしまったのかっていう、今は、喪失感で、いっぱい……バルトロス……
    一人一人の登場人物が、とても魅力的だし、各々の話が、とても深...続きを読む
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(6)

    相変わらずのいい仕事!

    しかし、漫画版は何巻までいくのか…今6巻てことは20巻?50巻でも買うから、完結までいってね!
    川熊の皮鎧後編からモウラ登場まで。TKGは旨そう。白羅王の話は哀しい。崖落ちのオンマは名を残せたろうか。
    次巻、遂に彼女が登場するはず!
    次巻切望!
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(5)

    23話は是非読んで

    5巻収録の23話「三色の干しぶどう」は是非読んでほしい。

    歌合戦などと合わせて、原作を読んでいた時から大好きな話の一つです。

    詳しい内容はネタバレになるので物語の詳細の紹介は避けますが、後々語られる、同行者のゴドンの心情を読んでからこの話を再度読むと更に深みが増すと思います。
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1)

    私も…

    私も出来るならば、こんな旅がしてみたいと思わせられる作品ですね。
    まだ、1巻しか読んでないですがこれから先が楽しみですね。
  • 辺境の老騎士 V バルド・ローエンと始祖王の遺産

    完結

    この物語がまさかもう終わってしまうとは思わず、終わりを感じ始めて、寂しさから読むペースを落としました。
    情緒に溢れ、キャラクターひとりひとりに深みのある設定も好ましく感じました。
    多くの伏線も繋がりあたたかみのある最後にジーンとしました。素敵な作品をありがとうございました。
  • 辺境の老騎士 I

    圧巻の読みごたえ

    ようやく手を出した作品。前から気にはなっていたが、手が届かず今回の出会いがあった。
    圧巻の読みごたえは格別の喜びでした。通常のライトノベル3冊くらいの深みと読み易さがある作品。
    おすすめです。
  • 辺境の老騎士 IV バルド・ローエンと不死の将軍
    物欲将軍率いるシンカイ国との二回にわたる諸国戦争メイン。
    外伝『レイリアの結婚』

    いつのまにか四が出てた。登場人物紹介頼りに読みました。
  • 辺境の老騎士 V バルド・ローエンと始祖王の遺産

    大傑作

    遂に読み終わってしまった。
    冒頭少々を読んだところで漂い出した終わりの匂い。
    大事にじっくり噛み締めて読んだ。
    バルドは幸せだったんだろうか?
    みんな先にいってしまった。

    作品としてはとてもきれいにおわっている。
    大傑作。
  • 辺境の老騎士 I

    大人向けファンタジー

    40代になって、ラノベのノリが少し疲れるようになってきたが、本作は主人公が引退を決意した騎士な事も有り、あまりガチャガチャした雰囲気ではなく重厚で奥深い作品に好感が持てる。
    大人がじっくりと読めるファンタジー小説であると言える。
    料理の描写かかなり詳しく、「これは〇〇のことだ」という感じで想像しなが...続きを読む
  • 辺境の老騎士 I
    剣客商売を彷彿とさせる、小気味良く鮮やかな人と食の描写。世に溢れるなろう系ラノベとは一線を画す、確かなバックボーンを感じる文章力(なろう系はなろう系で軽く読めるんだけど)。
    値段の価値は十分にあり。
  • 辺境の老騎士 V バルド・ローエンと始祖王の遺産
    本作品シリーズは、久々に表れた所謂ヒロイック・ファンタジーだ。バルド・ローエンこそ英雄で有りその持つ剣も魔法の剣と言っても良い。異世界の物語でありSFでもある。ヒロイック・ファンタジーの要素全てが詰め込まれている。RPG要素もある、言わば新時代の「ネオ・ヒロイック・ファンタジー」だ。ラノベ好きにも楽...続きを読む
  • 辺境の老騎士 V バルド・ローエンと始祖王の遺産

    旅路は続く、人は往く

    個人的には、ファンタジーが実はSFだったと言うのは萎えるのだけど、本書は終始どこかあっけらかんとした空気があり、地の文章も乾き気味なので、それほど気にせず読みきれた。
    最後まであくまでも旅と美食に尽くした主人公達のおかげだ。
    老人の冒険譚がどれほどかと読み始めたら、すっかり虜にされてしまった。
    やや...続きを読む
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1)

    原作を読んでから買ったのだが…

    上手い!
    冒頭の展開の仕方が、コミカライズのコマ割とインパクトを意識したもので、唸らされた。原作書籍版の後半を担当したイラストレーターさんだけはある。文章と漫画の違いを熟知していると感じた。
  • 辺境の老騎士 II 新生の森
    老騎士バルド、さらに同行者も増え、活躍も大掛かりになっていくが、バルドはいたって平常モードなところと、プライオリティは美味しいものというところが可愛らしい。そう、可愛らしい人柄が覗いて好ましい。そして、顔に出さずともまだ枯れきっていない部分も見せてくれる。女騎士ドリアテッサから始まる道中、ヴェンが養...続きを読む
  • 辺境の老騎士 I
    表紙もすばらしく私好み。59歳の異界の騎士バルドが長年仕えた城を辞して、たびに出るストーリー。ほぼ同年代のバルドの活躍に非常に心励まされ、また考えさせられる。バルドに惚れていく人々とシンクロナイズしてバルドに惚れる。老人活劇グルメ本。なんせ美味しそう。バルドのキャラが秀逸、それに出てくる味方になる人...続きを読む
  • 辺境の老騎士 IV バルド・ローエンと不死の将軍

    哀悼・笹井一個先生

    あれ?と思った。
    表紙の感じが違う、と。
    挿絵の感じも。

    なにか生臭い事情でもできたのかとググってみて驚いた。

    笹井一個先生、謹んで哀悼の意を表します。

    #3巻に追記とも思ったが、強烈にここに書くべき気がした。
    #菊石森生先生、お気を悪くなされたら申し訳ない。
    #漫画版、い...続きを読む
  • 辺境の老騎士 IV バルド・ローエンと不死の将軍

    待った甲斐ある一冊

    3巻から2年近く経ての4巻。
    この巻で遂にバルドは物欲将軍と対峙。神話から抜け出したかのごとき異様に立ち向かうは、バルドを頂点にした3ヶ国連合軍。
    いずれ劣らぬ精鋭騎士達はいかにしてこれを撃ち破るのか。
    今回食べ物描写は控えめながら、しっかり物語にアクセントを与えてくれていて、骨太な冒険譚に読みやす...続きを読む
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン(4)

    やはり面白い!

    思えば「騎士の誓約」のシーンをニコ静で読んで、この漫画と原作小説を知ったのであったよ。
    漫画版で微妙に足らんと思っていたスタボロス成分を、オマケ小説で補ったかな?
    こう書くと誤解も生じるかもしれんが、この漫画版が原作を補っている部分は絶対にある。鉈剣のサイズとか、なんとなくもっと大きいと思ってたりし...続きを読む