サイモン・シンのレビュー一覧

  • フェルマーの最終定理

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    アンドリュー・ワイルズが「フェルマーの最終定理」を証明する過程と、古代ギリシャから現代に至る数学の流れを巧みに組み合わせた読み物である。あくまでも読み物であり、フェルマーの最終定理に至る数学や数学史を体系的に知りたい場合には、別途専門的な文献が必要である。

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    2025年12月10日
  • フェルマーの最終定理

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    無限と戦った数学者たちの物語。ど文系だが面白かった。

    3 以上の自然数 n について、
    x^n + y^n = z^n
    となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない。

    ディオファントスの「算術」の余白が狭かったせいで、300年以上世界中の数学者たちを翻弄してきたこの問題。n=3の証明、n=5の証明、、、個別の証明はされていくが、立ちはだかるのは無限の壁。数多の天才たちが壁に挑むも完全な証明には至らない。もはや証明不可能とまで言われはじめたフェルマーの最終定理。

    幼少期にこの問題に魅せられて数学の世界に入ったアンドリュー・ワイルズ。7年間屋根裏で進められた孤独な研究。ケンブリッジ大学

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    2025年10月31日
  • 暗号解読(下)

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    上巻でエニグマまで辿り着いたので、暗号の歴史的にはRSAしか残っていないのだが、ナバホ族のコードトーカーから線文字bの翻訳まで説明するとは恐れ入った。とはいえ古代文字翻訳も暗号解読みたいなもんだし、統計と勘によって翻訳できないものはないことを知るのは重要で、例えば暗号のために新しい言語を作るのはあまり効果がないという実例だろう。
    またRSAの説明も恐ろしくわかりやすく、最後に量子コンピューティングの話を持ってくるのも心憎い。訳者の後書きにある通り、暗号本の中で傑出した出来だった。

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    2025年08月19日
  • 暗号解読(下)

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    上巻では数学、下巻では科学→物理学という感じ。
    暗号が出来たての頃は生々しい理由からだったけど、今や情報ツールとして私たちが利用しているのも暗号化されているものが身近に沢山ある事を知った。
    量子暗号や量子力学、または量子コンピューターなどこれについて初心者だった為もあり分かりやすく纏められていて助かった。
    量子力学の本も積んでいるので予習できて良かったと思う。
    様々な天才たちが暗号を作成、解読しているドラマチックでロマン溢れるこの行為は現在も続いてるとなると胸が熱くなりわくわくする。
    最後が読み手によって合うか合わないか別れそう。
    私は進化という意味で楽しめた。
    暗号関連ちょっと追ってみたくな

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    2025年08月13日
  • フェルマーの最終定理

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    面白かった!
    フェルマーの最終定理が解けるまで350年という途方も無い時間がかかっているわけだが、そこに至るまでがわかりやすく、面白く描かれていて、映画になりそう(笑)

    ワイルズ先生が証明を講義してから欠陥が見つかり、それを修正するまでがもハラハラした。

    とうとう解けた時の美しい瞬間はワイルズ先生だけのものであり、本当によかった。

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    2025年08月11日
  • 暗号解読(上)

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    暗号の歴史について、科学史の大家、現代のカール・セーガンともいうべきサイモン・シンが紐解いた本。
    上巻はスコットランド女王メアリーからエニグマ解読まで。相変わらずドラマチックだし、メアリー女王は勿論、ヴィジュネルやバベッジ、チューリングなど題材に魅力的登場人物が多いのも良い。エニグマの解説はどうしてもややっこしいので一般本だとこの本の解説が限界かなぁ。
    とはいえ元の情報を巧みにデタラメな文字列にする暗号発明者と、デタラメな文字列から巧みに法則性を見出す暗号解読者。この2つの視点で書くことで従来の解説本よりも暗号の面白さが際立ってる。こうしてみると暗号技術は理論と職人芸の切磋琢磨により成長してき

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    2025年08月09日
  • フェルマーの最終定理

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    ネタバレ

    フェルマーが証明を残さなかったことで350年間、数学者たちを悩ませ続けたフェルマーの最終定理を、1993年にアンドリュー・ワイルズが証明するまでの軌跡。一つ一つ積み上げていって、ワイルズが100ページ超の論文として発表することからは、後書きで訳者言っていた通りまさに、ニュートン曰くの「巨人の肩に乗った」というのがふさわしい。偉大な先人たちが少しずつ少しずつ証明していった知識を活用して一歩一歩進んでいく感じが、なんというか頭の中はサカナクションの「怪獣」だった。全ての楕円方程式はモジュラー方式である、という谷山=志村予想が最後の鍵になっていくように、この定理には実は日本人も寄与していたことも初め

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    2025年08月05日
  • フェルマーの最終定理

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    とんでもない本だな。高校で数学が止まってる身としては詳しい内容はさっぱりだが一つの未解決問題に対して300年以上かけて天才たちが挑むプロセスは読んでてとても面白かった。誰かが証明を失敗してもそのアイデアを活かして次世代の天才が利用してく様が人間のすごさを感じた。この物語に日本人がしっかり関わっているのがとても誇らしい。

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    2025年07月30日
  • フェルマーの最終定理

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    ド文系でも大丈夫なように書いてくれててありがたい
    読んだ上で数学の美しさとかは正直理解できないけどロマンはわかる気がする
    立ち向かった人々のドラマがある

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    2025年07月28日
  • 暗号解読(上)

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    暗号と共に時代の歴史が知れた。
    暗号解読の挑戦状もあり解いてみたけど、読んでて胸が熱くなる。
    いつの時代の戦争にも数学者や科学者が犠牲になることがはっきりと分かる。
    映画だとオッペンハイマーとか。
    上巻は陰謀からの暗号の歴史から量子暗号までがテーマになり、量子暗号のところは読んでいて本当に面白かった。
    量子暗号VS明晰な頭脳。
    人間はここまでできるんだ!?という驚きもあった。

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    2025年06月28日
  • 暗号解読(上)

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    ゆるコンピュータ科学ラジオというポッドキャストで紹介され、興味を持って読み始めました。過去に、サイモン・シン氏の「フェルマーの最終定理」を読んだことがありましたが、本書も期待を裏切らない内容だと思います。ただ、作品そのものはすばらしいのですが、ラジオで概要と面白ポイントを聞いてしまっていたので、ほとんどの情報は新鮮さを欠いてしまった点が残念でした。良書は前情報なしで読むに限る。

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    2024年11月10日
  • 宇宙創成(上)

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    サイモンシンの宇宙に関する人類の知識や考えの歴史をドラマチックに描いている。難しい数学が分からなくても、面白いと思える。

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    2024年09月28日
  • 暗号解読(下)

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    マニアックな内容だけど、わかりやすく書いてくれている。暗号ってあまり一般には意識しないけど、実は凄く身近なものだとわかる。

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    2024年09月14日
  • 代替医療解剖

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     様々な医療がある現代で、医療効果の厳密な評価の重要さを説いた一冊。コクランレビューの存在を知れただけで価値があったと思う。
     どの医療に対しても適切な認識プロセスを経るべきという著者の意見はとても納得できる。効果が有効と科学的に立証されたものが評価され、投資費用に見合った対価を受け取ることのできる社会であってほしい。
     医療だけでなく、健康効果を謳う商品についても、エビデンスの強固さがどの程度か判断できる基準を学びたいと思った。

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    2024年07月09日
  • 暗号解読(下)

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    暗号ってこんなに社会に根ざしているけど、日の目を浴びてない領域ってなかなかないのでは?
    これからもっと大切になっていくと思うので、自分の情報を守ることに対して、少しは意識を持とうという気持ちになった。
    最近はサイバー攻撃もあるので、日本の暗号技術というか、サイバー防衛スキルを高めていって欲しい。今はめちゃくちゃ弱いらしいので。

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    2024年06月11日
  • 暗号解読(上)

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    アラン・チューリングは現代のコンピュータの基礎を作った人なので、もっと多くの人に知られるべきだと思った。チューリングのように活躍した人でも、その社会の中で差別されてしまうと、生きてきけないことに恐ろしさを感じた。そういう人たちがいることで今があることを再認識させられた。

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    2024年03月05日
  • 暗号解読(下)

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    下巻冒頭は太平洋戦争でのナヴァホ暗号から始まった。ネイティブでなければ聞き取れないことを考えると、ある意味最強の音声伝達方法だ。間に古代文字の解読が話題となる。ロゼッタ石のように手がかりがあるものは暗号解読と同じだが、未だ解読されないものがある。そして、いよいよインターネット時代に、非軍事目的で個人情報を守るための暗号の話だ。国家と個人の利益が相反する問題が……。公開鍵、暗号鍵は初級シスアドの参考書で読んだ記憶があるが、暗号のかけ方の理屈は驚くばかり。量子コンピュータによる解読不能の暗号は登場するのか?

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    2023年11月25日
  • 暗号解読(上)

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    YouTubeの「ゆるコンピュータ科学ラジオ」で『暗号解読』が取り上げられていたのがきっかけで手に取りました。
    暗号の世界については何も知識がない状態から読んだので、古代で使われていたシーザー暗号からヴィジュネル暗号、エニグマ機までどれもワクワクしながら興味深く読みました。
    上巻の最後、エニグマ機の詳しい解説などは私には難解すぎたのでサーっと読んでいきましたが、知識を持たない人にもわかりやすく書いてくれている印象を受けました。

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    2023年07月28日
  • 暗号解読(下)

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    下巻の「鍵の配送」問題は、こういうことだったのか!と目からウロコでした。RSAとか公開鍵とか、知ってたけどその仕組みが必要となる理由が上巻から来てお腹の底に響きました。

    最後の量子のあたりはもうちんぷんかんぷんだったんですが、数学弱い私がよくぞここまで楽しめたな、と思える本でした

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    2023年07月12日
  • 暗号解読(上)

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    暗号開発と暗号解読の歴史本。
    素人も暗号の仕組から理解できます。

    暗号の歴史に与えた影響の大きさと、その特性ゆえに生きてる間に功績が認められなかった人々の存在に心震える。

    エニグマの凄さとか、暗号鍵の大切さとか、お腹の底に響きました!

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    2023年07月12日