サイモン・シンのレビュー一覧

  • 代替医療解剖

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    「DJの首を吊し上げろ、奴らの音楽は俺の人生に何の役にもたっていない」(The Smith 「Panic」)

    優れた科学ジャーナリストであるサイモン・シンが、代替医療の学術的研究を行うエツァート・エルンストとの共同作業により、鍼治療、カイロプラクティック、ホメオパシー、ハーブ療法等のいわゆる「代替療法」について、数多の先行研究を踏まえて科学的なプロセスによる効果検証を行い、その結果をまとめ上げた一冊。

    検証にあたってのスタンスは決して「代替医療は効果がある/ない」というどちらかの立場に与するものでもなく、また生理学的な効用をもたらすメカニズムがわからないとしても、それが実際に効果があるのか

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    2016年01月17日
  • 暗号解読(上)

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    スコットランド女王メアリーの処刑など暗号解読にまつわるエピソードに絡めて暗号を解説。エニグマの仕組みの概要がわかるので映画イミテーションゲームの暗号解読機がガチャガチャ回転しているのが、何をやっているのか理解できる。チューリングのエニグマ解読の背景にポーランド人の貢献があったのを初めて知った。
    (2015年6月)

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    2020年03月24日
  • 代替医療解剖

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    とりあえず、自分や身近な人を殺してしまわないためにも、すべての人に読んで欲しい本。
    代替医療を科学的アプローチから、有効かどうかを判断して行く本です。
    無害ならまだしも、施術から数年後に悪影響の出る可能性のある治療法があったりして、ちょっとぞっとします。
    癌は治療するなとか、肉は食うなとか、そういった情報を受けたときに、実践に移る前にちゃんと考えてみるための参考になります。
    ただし、これ読んだら、ブラシーボ効果が効きづらくなる可能性があるので、そこら辺は覚悟の上で。(^^;

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    2015年07月20日
  • 代替医療解剖

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    ホメオパシーは怪しいと気付いている人でも、鍼灸、カイロプラクティック、漢方を疑いなく信じている人は多い。
    科学は今の時代でも万能ではなく、推論の積み重ねであり、原因が完全に解明されないまま利用されているものは多数ある。だが、本書が軸としているのは科学的根拠の究明ではなく、臨床試験とその結果を収集した系統的レビュー。ランダムで選ばれた患者に対し、二重盲検法によって試験担当者も対象者も本物の薬かどうか知らされないまま検証し、プラシーボの効果を排除してその効果を測定する。
    正規の医薬品だろうと鍼治療だろうと霊感診療だろうとその理論はさておき、同じ検証プロセスを通してこそ何が有用で何が有害であるのかが

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    2018年10月20日
  • 暗号解読(下)

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    暗号の歴史を綴ったノンフィクションの下巻。
    内容は、第二次大戦で暗号として用いられたネイティヴ・アメリカンの言語、古代言語の解読、コンピュータ時代の暗号、次世代の量子暗号など。特に公開鍵暗号に関しては一般に知られている発明者以前に、英国の暗号班が同等のものを開発していたという話は興味深い。
    巻末には著者からの読者への暗号解読の問題が記載されている。この問題はスウェーデンのチームにより既に解読済みだが、解読プロセスを再現した訳者ら"チーム暗号猫"の活動についても記されている。

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    2019年01月04日
  • 代替医療解剖

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    代替医療について、科学的に突き詰めて考察できる。
    おかげで、いろんなものが怪しく見えてくることになるが、逆にこれまでいろいろなことを信じすぎていたということか。
    とりあえず、首に着けていた磁気ネックレスは外した。

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    2014年11月06日
  • 宇宙創成(上)

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    良いなぁ~宇宙って。神話の時代から、相対性理論、ビッグバン・・・どんどん発展してきた宇宙論。でもまだまだ謎だらけ。人間が知っている事なんて、ホントに限られた事だけなんだなぁ。

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    2017年10月16日
  • 宇宙創成(上)

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    ローマ時代から天動説、そして現在のビッグバン理論まで、宇宙というものが数多くの研究者によって少しずつ解き明かされてきた歴史を知ることができる。このシリーズは好きです。

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    2019年01月16日
  • フェルマーの最終定理

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    フェルマーの最終定理なるものをよく理解できていないのだが、それでも苦なく読むことができたし、数学ってロマンですね。

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    2025年11月08日
  • フェルマーの最終定理

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    訳のわからない所もあり、さら〜っと読みました。
    数学は様々な定理が結びつき、〜を否定したら〜も否定する、などつきつめるほど沼にハマる学問だなと感じました。

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    2025年08月11日
  • 暗号解読(下)

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    戦争と暗号あたりまではまだ何者か分かりやすかったけど
    一方向関数や量子暗号はブラックボックスに投げ込まれたみたいな感覚でほんとうに難しい
    言ってることはわかるけど、これを考えついて実践まで落とし込める頭は中身どうなってるんだって感じる

    言ってることはわかる、まで噛み砕いて書けるサイモン・シンが凄いのか
    量子コンピュータも手が届くところまで来ていそうだし、現代までのその後版も書いて欲しい

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    2025年07月09日
  • 暗号解読(上)

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    ずっと放置していたのをようやく読んだ
    暗号の起こりと解読の歴史
    上巻のラストが第二次大戦ということで、下巻はコンピュータ関連目白押しになるのかな

    エニグマって言葉は聞いたことあったけどよくわかってなかった
    暗号生成の仕組みから解読方法までしっかり解説されてて満足

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    2025年05月11日
  • 代替医療解剖

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    2013年10月頃初読
    2020年3月頃再読

     医師が効果の証明された薬を処方すれば、患者には生化学的、生理学的な効果があるだろう。そしてその効き目は、プラセボ効果によってつねに強められるということを思い出そう。薬の標準的な効果のほかに、その薬が効くと患者が期待することによって、標準的なレベルを上まわる効果があるはずなのである。別の言い方をすれば、効果の証明された薬には、プラセボ効果というおまけがついてくる。それなのになぜ、プラセボ効果だけしかない治療を受けなければならないのだろうか? なぜセラピストは、プラセボ効果だけしかない薬を使うのだろう? それは単に、患者を騙しているだけではないのだ

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    2025年05月03日
  • 暗号解読(下)

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    上巻をだいぶ前に読んで、ようやく下巻読破。仕事で馴染のあるDES、RSA、Diffie-Hellman、PGP等の暗号技術を作り上げた人々の様子はすごく興味深いものだった。暗号技術はいつも政治的な影響を受けていて、そのあたりの戦いも面白く、また恐ろしさを感じる。技術は良きにも悪きにも平等に機会を与え、使うものの道徳観人間性はいつも問われることは、歴史をみても明らか。いろいろ難しくはあるが、テクノロジの進化はどうやったって止められない。だって、やりたいんだもの。
    好奇心は止められんよ。
    #技術論のところは、正直厳しかった、読み飛ばしてしまいました。ごめんなさい。

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    2024年05月10日
  • 暗号解読(下)

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    ネタバレ

    先住民族の言葉を暗号に使った話では、ナヴォホ語は、言語体系が英語やドイツ語(もちろん日本語とも)と全く異なっていることや、ドイツの学生がこの20年入っていないことから暗号としての使用が決められたとのこと。日本軍でも薩摩弁を暗号として使ったと聞いたことがあるが、言語体系も同じで、薩摩弁に明るいアメリカ人がいないとも限らないとなれば、突破されるのは時間の問題(実際には2ヶ月かかったらしい)だったろうなという感想を抱いた。

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    2023年06月20日
  • 暗号解読(上)

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    『フェルマーの最終定理』が面白かったので、こちらも読んでみた。
    結果的にいうとフェルマーの最終定理ほどはハマれなかったが、アメリカ軍が先住民族の言葉を暗号に使った話や、古代文字の解読などはとてもおもしろくよめた。上下どちらも⭐︎3にしているが、厳密にいうと上⭐︎3、下⭐︎3.5といったところ。
    戦時中暗号に纏わる場所で活躍していた人々が、秘密保持の観点からその活躍を世間に長い間知られてはいけなかったのは切ない話である。
    下巻のエピソードの感想は下巻のレビューに。

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    2023年06月20日
  • 数学者たちの楽園―「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち―(新潮文庫)

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    フェルマー近似のエピソードがおもしろい。
    3987の12乗 + 4365の12乗 が、ほぼ 4472の12乗 で、フェルマーの最終定理どこいった?と錯覚するところ。

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    2022年04月20日
  • 数学者たちの楽園―「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち―(新潮文庫)

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    米国のコミック「シンプソンズ」のスタッフには、数学者がいっぱい。コミックの中にも数学の有名な数式やフレーズが頻繁に登場しているという。その数式を取り上げ、数学ネタや数学史について繰り広げてくれる。
    正直、数学的な内容はほとんどわからないけれど、読み物として楽しく読んだ。この人たち、本当に好きなんだね数学が。真に遊び倒しているんだろうなあ。

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    2021年12月11日
  • 数学者たちの楽園―「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち―(新潮文庫)

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    日本とアメリカで学位への考え方が違うとはよく言われます。米国では、各々の専門性はアイデンティティの一部であり、そのバックグラウンドで何ができるのか?ということが大事なので、別に同じ分野の職につかなくてもよく、活躍の場は広いが、日本では学位は「専門バカ」と見なされ、「現場で活躍できない」とされたり別分野に行こうとすると「もったいない」と言われたりします。

    それでも、シンプソンズの制作スタッフに数学の学位をもったマニアが集まっているとは思いもよらないでしょう。シンプソンズは米国のみならず世界でも話題のお下品ギャグアニメですが、よく見るとーー劇中の学校で黒板に書かれた数式などーー深遠な数学のテーマ

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    2021年10月27日
  • 数学者たちの楽園―「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち―(新潮文庫)

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     シンプソンズの脚本家には数学の素養をもった人たちが少なからずいる。シンプソンズや彼らの担当したフューチュラマには数学ネタが詰まっているという。
     シンプソンズは全く見たことがなくても、それなりに面白く読めた。一般向け数学の解説も健在。シンプソンズもフューチュラマも見てみたいと思った。
     今までのサイモン・シン3部作からすると、内容は軽めで、ドラマ性も薄い。ワクワクするような読書体験を求めて読むと肩透かしだと思うが、気軽な読みものとしては十分に面白い。

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    2021年10月23日