伏見威蕃のレビュー一覧

  • 暗殺者の回想 下

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    〈グレイマン〉シリーズ第十一弾。ジェントリーがある作戦の最中に十二年前に死んだはずの男を目撃する。そこから現在と十二年前ジェントリーがCIA特殊活動部地上班のゴルフ・シエラの一員になった頃から展開されていく。この過去の活動内容、ジェントリーの若さ、そういうのがとても興味深く、今と同じ部分とまだまだ未熟なところとがあって面白い。過去と現在と恐ろしい計画が進行してそれを阻止しようとするジェントリーの戦い。そのひとつひとつのアクションシーンの迫力が今作も圧倒的なスピードど緊張感を持って展開されていく。シリーズ十一作目になるけれど面白さが衰えることは全くない。次作が待ち遠しい。

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    2022年10月27日
  • 暗殺者の正義

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    シリーズ第2作、請負う仕事はスーダン大統領の暗殺。
    ところが事情が変わり大統領の拉致となったが~~。
    手に汗握るストーリーとグレイマンのアクション。
    最高に楽しめたエンタメでした。

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    2022年08月28日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(下) 常識が通じない時代の生き方

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    2001年から2016年に世界におきた、イノベーションとグロバリゼーションが世界に与えたものは何かをよく考えようというのが読者への投げかけです。
    854頁におよぶトーマス・フリードマンの大作、読みでがありました。
    下巻は、地政学的見地から世界の変化を考察するところから、コミュニティの重要さまでを描きます。

    結論は、こうです。
    「アメリカの悪いところは、無数のコミュニティ、田園地帯、都市部の多くが崩壊していることだ。
    しかし、いまのアメリカの良さは、団結して、市民が自分の将来に責任を持てるようにスキルとチャンスを得るのを手助けしているコミュニティや地域も、無数にあることだ。
    強権をふるう男では

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    2022年07月06日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

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    2001年から2016年に世界におきた、イノベーションとグロバリゼーションが世界に与えたものは何かをよく考えようというのが読者への投げかけです。
    854頁におよぶトーマス・フリードマンの大作、読みでがありました。
    上巻は2007年のテクノロジーのブレークポイントから、変化に翻弄される社会や人々を描きます。

    結論は、こうです。
    「アメリカの悪いところは、無数のコミュニティ、田園地帯、都市部の多くが崩壊していることだ。
    しかし、いまのアメリカの良さは、団結して、市民が自分の将来に責任を持てるようにスキルとチャンスを得るのを手助けしているコミュニティや地域も、無数にあることだ。
    強権をふるう男では

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    2022年07月06日
  • ネイビーシールズ 特殊作戦に捧げた人生

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    高評価だったからどんなもんだろう、と読んだのだけど、すごく引き込まれた。
    書き方も上手く、詳細で、リアルで。少し値段はするけど、買って、読んで良かったって思えた。
    全然本読まない自分だけど、今年のOne of the bestには間違いなくなる。

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    2022年03月17日
  • 暗殺者の献身 下

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    「グレイマン」シリーズ第10弾。前作で負った怪我が治り切らないまま次の任務に出るジェントリー。体力が戻らず動きが鈍く思うようにいかない。それでも助けたい人のところへ行く。今作はジェントリーのゾーヤへの想いがこれまで以上に描かれているのもいい。そらでもやはり戦闘シーンの迫力は圧倒的で下巻に入ってすぐにあるシーンには驚く。体の動き、目線、一瞬を狙う研ぎ澄ました心。そういったものが途切れることなく続く。終盤にももう一度ピークが来て最後まで素晴らしい。シリーズ10弾まで来たけれどまだまだ衰えず傑作続き。次作がが気になる要素も色々とありこの先も楽しみは続きそう。

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    2021年12月17日
  • 暗殺者の献身 下

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    ネタバレ

    いやぁ、面白い。

    グレイマン、ハイタワー、ザハロワが勢揃い。あ、そこに、マットも来ました。

    これだけ役者が揃えばね、大変なことになる訳です。しかし、テクノロジーの進歩は、テロ手法に進歩にもなると言う、悲しい側面も明らかになりましたね。こう言う手で来ると言うのは容易に予見されるのに、屋上でドローンが見つかる日本の首相官邸はなんなんだか。

    和解したとみえていたCIAとグレイマンですが、和解したのはCIAではなくて、マットだったんですね。マットの左遷と共に、再びグレイマンは追われる立場になる訳ですが、物語的には、次もあると言う事で。

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    2021年11月04日
  • 暗殺者の献身 上

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    出るたびに必ず読んでいる当代最高峰とも呼ばれるアクションシリーズの邦訳最新。主人公はCIAの特殊部隊にもいた凄腕の暗殺者で一時は所属していた組織から命を狙われていたが今は和解して独立したエージェントとしてCIAから仕事を請け負っている。前作で負傷し本作では重い感染症に倒れている。そのため本来は彼が請け負うような仕事を同じ立場のエージェント達が対応し一人はベネズエラで拘束されもう一人はベルリンで窮地に陥ってしまう。愛する女性の危機を救うべく感染症が完治してないにも関わらずベルリンに飛ぶ主人公。ベネズエラでは死んだと思われていたNSAのソフトウェア技術者が生きているらしいといいうことでその真偽を確

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    2021年10月26日
  • 暗殺者の献身 下

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    ネタバレ

    上巻に続く下巻の舞台はベルリン。
    本作は珍しく、冒頭に南米に行く以外はベルリンで終始するという珍しい作品。

    下巻ではいよいよ民間情報セキュリティ会社を隠れ蓑としていた陰謀の全貌が明らかになり、ジェントリー含むCIAアセット3人が共同して、敵に立ち向かっていく。

    本作は登場する勢力が多く、途中から伏線回収漏れや、組織同士の関係がぐちゃぐちゃになりそうなものだが、さすが。ちゃんと最後にはすべての伏線を回収して収まる。

    今回はCIAの正規の作戦なだけに、読むほうも安心して読み進められるのが個人的には良かった。

    最後の終わり方が気になるが、次回作にまた期待したい。

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    2021年10月23日
  • 暗殺者の献身 上

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    ネタバレ

    暗殺者グレイマンシリーズ10作目。

    ぶっ飛んだ設定で常時絶体絶命のコートランド・ジェントリーの物語も10作目かーと思うとフィクションとは言え良く生き延びたなと感慨深いものがある。

    今回はキリの良い10作目にふさわしい名作だった。
    特に、前作は面白いものの胸糞悪くなる内容が多かったので、今回は単純にスカッとする内容だったのも良かった。

    物語の始まりは、南米においてジェントリーの同僚であるザックが任務失敗する所から始まる。

    ジェントリーは前作から数カ月の身で、前回の戦闘のダメージが完治していない。
    それどころか、ナイフで刺された鎖骨が感染症を発症し、完治まで絶対安静の状態だった。

    にもか

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    2021年10月23日
  • RAGE(レイジ)怒り

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    とってもヨカッタ.

    これぞジャーナリズムなのかなという気がする.
    トランプの直面してる問題を0距離で伝えてて読み応えある.

    彼らが国際問題を、他の国をどう捉えてるか、トランプという極端な人物がいるからか、他のアメリカの中枢にいるであろう人たちのリアクションがむしろ面白い.

    こういうおじいちゃんいるもんな.
    私の所属する組織にもいます.

    マティスとクシュナーの印象は変わった.

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    2021年10月17日
  • レッド・プラトーン 14時間の死闘

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    すでに目的が何なのか分からなくなっているがやめられない戦争。タリバンがアフガン全土を掌握したあとに読むとますますそう感じられるが、本書の舞台である2009年時点でも「おれたちのキーティングでの任務は、このMRE(携帯口糧)をクソに変えることだ」というくらい泥沼化も見えていた。それでも前線の兵士にとっては上官に疑問をぶつけるのが仕事ではない。

    第二次大戦後の日本でも戦友会は一種のセラピーとして機能しているとの指摘(保阪正康?)があったが、本書も著者にとって、戦場の霧を少しでも晴らし、あの日に何があったかを整理・記録して外に吐き出す意味があったのでは。

    異常に好戦的なやつとか、隠れていた自軍の

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    2021年09月26日
  • 暗殺者の悔恨 下

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    ネタバレ

    舞台はイタリアのヴェネチアから大西洋を越えてロサンゼルスへ。性的人身売買のコンソーシアムのパイプラインが行き着く場所へとたどり着く。最初に囚われの女性たちを救えなかった悔恨をコンソーシアムにぶつける。下巻ではタリッサがジェントリーとは別行動をとり、ジェントリーが戦闘などの体育会系と、タリッサが情報の収集と分析を担う頭脳系と役割分担する。タリッサは妹を救出するために必死でいい仕事をする。決着がほぼついたときの行動は格好いい。ラスボスとの闘いの時は、ここで一気にと思いきや、ジェントリーも大人の事情を酌んでしまうのが意外だった。まあどう転がっても面白いのがこのグレイマンシリーズなのである。

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    2021年08月13日
  • 暗殺者の追跡 下

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    CIAの機密情報を漏えいしていたモグラの正体が判明。モグラを動かしていた黒幕によるペスト菌散布作戦も実行に移されるが、グレイマンとゾーヤ、ザックにより阻止される。今回はチーム戦で敵を斃すのがいつもと違うところ。そしてグレイマンを何度も痛めつけるハインズの恐ろしさも際立つ。終盤は、ジェントリーのその具合では作戦行動などできなさそうだが、苦難を乗り越えつつきっちりと仕事をするのがグレイマンのすごいところ。そこはシリーズ通して変わらない。何人かの登場人物が別名を持っているので読みにくいかと思ったが、そうでもなかった。ジェントリーとゾーヤの素直なんだか強情なのか複雑な距離感にやきもき。でも、二人とも、

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    2021年05月06日
  • 暗殺者の追跡 上

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    グレイマンが乗っている飛行機が英国で襲撃される。一緒に乗っていた囚人を奪われた。同時に、CIAの監視下に置かれているゾーヤの居場所も襲撃される。グレイマンの当初のミッションとは関係なく、囚人奪回に動かされる。また、細菌兵器を研究するウオン博士がロシアの陰謀に使われる。これらが入り混じって物語は進む。大きな陰謀の謎は上巻で明らかになり、おそらく下巻ではその陰謀を阻止するためにグレイマンとゾーヤが活躍するのだろう。ノンストップ活劇なのはいつもと同じ。謎が複雑に絡み合うのが面白い。なお、ゾーヤは「暗殺者の飛躍」でグレイマンと一緒にミッションを遂行した女性だ。

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    2021年05月03日
  • レッド・メタル作戦発動 上

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    中国が台湾の親中派の党代表を暗殺、米国は別のスキャンダルにまみれながらも東アジアに軍を派遣、ロシアはどさくさにまぎれてケニアのレア・アース鉱山奪還を企てる。ロシアは隠密にポーランドを経由して戦車などを隠密に輸送してドイツなどに進攻する。これもレア・アース鉱山奪回作戦の一部。ロシアは米国など西側諸国にゆさぶりをかけながら、軍事行動で目的を果たそうとする。ロシア優勢のところで上巻は終わり。ロシアの作戦は成功するのか、中国と台湾の関係がどうなるのか、気になることをたくさん残したまま下巻に続く。

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    2021年04月06日
  • 暗殺者の悔恨 下

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    上下巻一気読みしました。

    今作は一風変わった「性的人身売買組織」壊滅の話。
    相変わらずの面白さでした。

    次作も必ず読みます!

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    2021年03月02日
  • 暗殺者の悔恨 上

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    ネタバレ

    上下巻一気読みしました。

    今作は一風変わった「性的人身売買組織」壊滅の話。
    相変わらずの面白さでした。

    次作も必ず読みます!

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    2021年03月02日
  • 暗殺者の悔恨 上

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    邦訳が出るたびに手にとってしまう現時点世界最高峰のアクション小説の一つ。主人公は元米軍の特殊部隊出身でそんなものが実在するのかわからないけどもCIAの秘密部隊に所属していたのだが、あることがきっかけでCIAとCIAから通知を受けた世界中の諜報機関から命を狙われていた。現在はCIAとも関係が修復されフリーランスの暗殺者としてCIAを中心に暗殺の仕事を請負っている。世界中で命を狙われていた時から悪人しか殺さない、という信条を持っているのだがここが難しいところで要は検事と判事と死刑執行人を一人で兼ねてしまっているのだが...その辺りを気にしなければ十分スリリングで楽しめるシリーズ。本作ではボスニア・

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    2021年01月27日
  • 暗殺者の悔恨 下

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    マーク・グリーニー『暗殺者の悔恨 下』ハヤカワ文庫。

    グレイマン・シリーズの第9弾。グレイマンは何を悔恨するのか……そうか、闘う男グレイマンだからこそ、そこまでだったのか、と納得。

    クレイグ・トーマス、スティーヴン・ハンターなどの作品と並ぶレベルの痛快無比で、非常に面白い冒険小説である。

    性的人身売買組織に単身挑むジェントリーは拉致監禁され、ヴェネツィアに運ばれる女性たちを救出することが出来るのか……

    拉致された女性たちがヴェネツィアに運ばれることがわかった。ボスニアの欧州連合法執行協力庁のタリッサは、ヴェネツィアに向かうグレイマンと別行動をとり、ハッカーを使って性的人身売買を行なう組

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    2021年01月16日