伏見威蕃のレビュー一覧

  • 暗殺者の鎮魂

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    グレイマンシリーズ第三弾。
    恐らくシリーズ最高傑作かと。ストーリーは王道だけど、グレイマンが強すぎ、かっこよすぎ!今回はロマンスもあり人間味を感じられた。

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    2014年01月23日
  • 暗殺者の正義

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    シリーズ二作目。前回はストーリーが一本だったけど、今回はサスペンス。グレイマンのピンチばかりで、終始ハラハラさせらせる。強さより、サバイバル力が目立った。

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    2013年12月17日
  • 暗殺者の鎮魂

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    前作まではそこまで魅力を感じなかった主人公がやたらと人間味のある熱い男でかっこよかった。
    現実問題のメキシコ麻薬戦争にまぁ普通にありえない世界最強の男を登場させる事でこんなにも面白くなるもんねんな。
    命の価値が無さすぎてゲンナリする描写も多いけどフィクションやと思わなしゃあないか。

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    2013年10月31日
  • ねじれた文字、ねじれた路

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    『そのあとは、野原の向こうの林から昼が流れ果て、夜が居つくまで、フロントポーチにつくねんと座っている。どの日もちがう、どの日もおなじ』
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    テキサスの大都会の一番の通りといえども、最も賑わうショッピングエリアから西へ15分も行けば、「町はずれ」の雰囲気が漂い始めるほどに建物と建物の間隔は広がり、駐車場に車が疎らなショッピングモールも出現し始める。そんなエリアに建つホテルにて「ねじれた文字、ねじれた路」を読む。

    もちろん、ミシシッピ川はテキサスを横切ってはいない。隣のルイジアナからメキシコ湾に注ぐ泥の河。しかし、ここもディープサウスと並ぶ保守の州。白人のみが不動産を購入できる元大統領の住む一角があり、厳然とした社会的ヒエラルキーが「機会平等」という原則の下で形成され、その階層の違いと皮膚の色の違いが寄り添うように並び、5分と行かない場所で発砲事件が起こる街である。否応なしに、本の世界が頁から溢れて現実との境を曖昧にする。

    そんな風に本に寄り添って文字を読む必要はないのだが、置かれた場所の雰囲気を身体は脳以上に敏感に感じ取る。理屈ではない、そこはかとない恐怖心が、窓の外の闇の方から忍び寄って来ては取り憑こうとする。ここは安全な場所だと脳がいくら諭しても身体は既に緊張感に縛られている。

    ミステリー風の体裁を保ちながら、この本の描くところは社会派のルポルタージュのようでもある。「評決のとき」「ペリカン文書」を連想させる雰囲気である。最後は「スタンドバイミー」のようなヒューマンドラマの要素が濃くなりはするが、そこに至る間に「羊たちの沈黙」のようなサイコパスの要素も入ってくる。そんな風に書くと何だか如何にも陳腐なハリウッド映画のようないいとこ取りのごった煮のようなものと受け止められてしまいかねないけれど、社会的な抑圧の下に粛々と生きることの描写が読むものをずっと捉えて離さず、深々とした雰囲気の中で頁をめくり続けていくことのできる本であることは間違いない。

    タイトルの言葉は、ミシシッピの綴りを教えるための言い回しということだが、そこにはどこかマザーグース風の響きが伴い、そのリドルの裏に隠されたものは何だろうという思いが常に頭の片隅に棲みつづける。そこにある筈もないアナログ時計の秒針のカチッ、カチッ、と進む響きが脳の中を満たす。ワン・ミシシッピ、ツー・ミシシッピ。頁と伴に時差で痺れた身体は夜の闇へ一歩ずつ引き込まれてゆく。

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    2013年02月02日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    会計やITの知識など一見素晴らしい専門知識に思えてもそれだけではすぐにoutsourcingされてしまうという指摘に愕然とさせられる。しかし米国にもAppleやGoogleのような会社がごろごろしているわけではないし、ハーバードやスタンフォードに行く人材ばかりではない。日本の教育が崩壊寸前と言われるけど危機感を持ってるだけまだましのように思える。

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    2012年09月10日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(下)

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    フラット化する世界下巻では、フラット化に対する企業、個人、政治の反応、そして「イマジネーション」の重要性を説いている。

    ほとんどの仕事がコモディティ化されてしまい、どこへでもアウトソーシングできるようになった今、企業のバリュー創出の難しさとそれへの対処法が大変納得のいくものであった。

    個人の章では、個人の情報が氾濫していく中、一度の悪行がサイバースペースに永遠に残ってしまう危険性の記述があった。
    「チャンスは一度きり」
    私たちは常に正しい行いをし続けなければいけない事がよくわかった。

    下巻の特に政治の話の中では安価なコミュニケーション、共同作業を可能にしたツールがビジネスマンだけでなくテロリストに対しても力を与えている事についての記述が目立る。9/11が日本人にとってもはや遠い昔の事になってしまった今もアメリカ人の心の深い所にとどまり続けているのがよくわかる。アルカイダの脅威に無頓着な自分にとってはあまり興味がもてるものではなかった。

    本書を読むとフラット化した世界で生きて行くためには、自由な「イマジネーション」が必要なのがよくわかる。
    豊かな「イマジネーション」の為には過去ではなく夢の話ができるような環境作りが大切だという。
    日本の場合でも昨今漂う閉塞感打破の為には必要なことではないかと感じた。


    フラット化する世界は現代の解説書のみならず、最高の自己啓発本であった。
    下手な精神論ばかりを語る自己啓発本を読むのなら、本書を読むことをお勧めする。
    グローバル化が壁を打ち破ったおかげで、我々はインド人、中国人、世界中の人々と同じ競技場で戦わなくてはいけなくなった、。
    「大変な世界になっちゃったな。」というのが正直なところだ。
    しかし、本書を読むとフラット化後の世界において個人の可能性は無限大である事に希望が持てる。
    明日の世界が楽しみになる本である。

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    2012年07月25日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(中)

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    主に第二部のアメリカがグローバリゼーションにどう対応していくべきが中巻の大半を占めているが、一番最初の第4章の内容がすばらしい。
    デルはどこの会社であるか?
    一昔前ならアメリカとすぐさまこたえれただろう。
    しかし、製造地、消費地、資本の基などが多国籍である企業の国を中心とするアイデンティティーをどこに置くのかが難しくなっている。
    ユニクロが中国などで製造、さらに販売までも行っている事に旧世代の人々は批判する。「日本から職を奪っている」と。
    しかしグローバル化が進む中、企業が生き残っていくためにはもっとも安い労働力をつかって、もっとも需要がある市場に投入すべきなのである。
    ユニクロはもはや日本企業ではない。
    日本企業などあと10年したらなくなるのかもしれない。
    本書を読んでそう思った。

    第二部はアメリカがどう生き残っていくべきかを説明していたが、日本の場合も当てはまることが多々あると感じた。
    デジタル化の時代、理系の人材育成はアメリカだけでなく日本の発展にも絶対必要なことであろう。
    教育はイノベーションを生む。イノベーションは雇用を生むので、日本の利益になるのだ。
    さらに、ミドルクラスの労働者は今以上に勉強を怠らずに、努力をし続けなくては、生き残れないと言う言葉が心にひびいた。
    インド人中国人との激しい競争生き残るためにさらに勉強していこうと思う。

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    2012年07月21日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(下)

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    3冊は多かったが、読んで良かったと本当に思った。

    自分が書くと月並みだが、想像力を羽ばたかせ、物事を実行することによって可能性が生まれるということを肝に銘じたいと思った。また、世界に破壊をもたらす想像力もあるため、これに関しては注意をしていく必要がある。ネット中毒になってはいけないのかもしれない。フラット化する世界によって、紛争を減らすことができるという点は感心した。
    読み進んでいて思ったが、世界が変わることによる自然環境の悪化は非常に心配である。解決できるテクノロジーが発明されると良いのだが。

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    2011年01月20日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(中)

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    上巻はIT系の例が多く、少々飽きてしまったが(システム屋なので)、中巻はアメリカの危機について書いてあり、勉強になった。その危機は日本をはじめとした先進国に言えると思う。

    雇われる能力と書いてあったが、まさにその通りだと思う。読んでいると怖いことだらけだが、やはりビジネスマンなら読むべき本だと思う。仕事のレベルをあげたり、複合的な能力を身につけていかないと首になっちゃうかも、と身につまされる本だった。

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    2011年01月18日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    2005年出版からの大ベストセラーの普及版。新たに加えられたポイントとして、新ミドルクラスに求められる能力、その教育方法など。個人的には①社会事業家になる方法②個人が媒体化する世界での評判維持方法などが有益だなと思った。必読。

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    2011年01月07日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(下)

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    「フラットな世界」で生き抜くための最後の締めくくりとして実践指南が下巻。モティベーションアップにもつながる言葉満載。

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    2011年01月07日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(中)

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    この(中)は最新版の核。フラットな社会で必要な役割と才能、その育て方、という「無敵の個人」となりたい私たちにとって必要な情報がまとめられている。必読。

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    2011年01月07日
  • ファイアファイト偽装作戦

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    ケネディとドルーが死んだとき風呂に入らなければ呑みこめなかったがこれが犠牲というものだ。兵士として死ぬのでなかったらWal-Martで働いて腐れるまで生きればいい。アフメドの言葉はただしい。ケネディとドルーが死ななかったらアフメドが死んでいた。

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    2010年10月26日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(下)

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    世界のフラット化に伴うチャンスと危機。今の自分の仕事は5年後(いや、3年後?1年後?)どうなっているのか?新たにフラット化した国で行われている?それとも機械がやっている?
    真面目に考えなければならない質問。その答えを踏まえて、さらに自分はどうするのか、考え続ける事が必要。

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    2010年10月18日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(中)

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    本書に書かれたアメリカの危機は、そのまま今の日本が直面している危機だと痛感。我が身と我が子のためにしっかり読むべし。

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    2010年10月10日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    やっと読み始めました。
    「フリー」(クリス•アンダーソン)「ハイ•コンセプト」(ダニエル•ピンク)と合わせて読むと理解が深まる。

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    2010年10月09日
  • 無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

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    ネタバレ

    無人の兵団――AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

    読書好きで知られるビル・ゲイツ氏が年間ベストブックに選んだということで読んでみました。
    装丁やタイトルはものもしいですが、内容は至ってオーソドックスで、丁寧に自律型兵器に関しての歴史と現在、未来への規制の在り方が説かれています。
    恥ずかしながらこの本で初めて知ったのですが、ディープラーニングの盲点として、画像認識で明らかに人は間違えるはずの無い画像を間違って認識してしまうパターンがあるそうです。多分、取り上げられている例はほんの一例でたくさんの誤認画像が存在するはずです。
    完全自動化された殺戮用の兵器がこの誤認識を起こしたら?また、敵が誤認識を誘発するように仕組んだら?
    解決しなければならない課題が山積みな中、市販のドローンを改造した編隊が石油施設を襲撃したニュースは自律型の兵器が誰でも簡単に作成・運用できてしまうテクノロジーが既に広まっているこの実証として考えなくてはなりません。
    国が作った兵器としてはイスラエルが作ったハービーはターゲットであるレーダーを指定しなくてもレーダーを探し出してそれを爆破するように自律的に行動する兵器が既にあるそうです。
    また、イージスシステムのシナリオモードの話や誘導爆弾の話など元レンジャー出身ということもあり詳細な解説で知ることが出来ました。
    最期の章では核の抑止に関しての考え方を応用しようというアイデアがあげられていますが、核と違い為政者がどんな悲惨な結果を招くかを創造することが難しい自律型兵器の開発や配備を制限することはとても難しく感じました。
    この分野でも悲惨な実例から人は学ぶしか方法が無いようです。それも学べる人が生き残っていたらのことですが・・・

    竹蔵

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    2026年09月07日
  • ねじれた文字、ねじれた路

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    世間は噂に弱い、実態も知らず他人の言葉でも信じることが現代でもある。「風評」も拡散すればするほど真実かのように思えてくるからだ。殺人罪の容疑で20年以上周りから疑われ続けた一人の孤独で初心な男が最後まで重んじたのは「友達」だった。警察も先入観を持ち犯人扱いする、だが、結末はその「友達」で事態が急変するミステリ小説だ。気になる言葉「解って貰えないかも知れないけど、僕にはあまり選べなかった」と孤独生活で唯一「友達」として信じたのは二人だけだった。

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    2026年05月07日
  • 暗殺者の矜持 下

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    AIを搭載した自律型致死兵器システムが暴走した世界が展開されます。映画「ターミネーター2ジャッチメントデイ」の世界観です。この小説でも登場人物のセリフから「T2」の話が出てきますので、著者もオマージュを捧げているのでしょう。
    新たな脅威をリアルに描いています。グレイマンがいて、良かった。笑。
    最後に私は予想だにし得なかった出来事があり、次巻も読まずにはいられない展開でした。幸い、すでに発売されていますので、早速読み始めます。

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    2026年04月30日
  • 暗殺者の矜持 上

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    今回は、AIを搭載したロボット兵器がグレイマンを追い詰めます。こんな兵器が世に放たれたら、勝ち目がないような気がします。実際にAIを搭載した戦闘ロボットが存在しているかわかりませんが、あっても驚きません。AI技術は日進月歩で、変化しているのを日常的にも感じています。この物語の黒幕は誰なのか?上巻では謎のままです。

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    2026年04月26日