竹内淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
確率って苦手だから頭の章は読む速度が、このシリーズの他の本とは段違いに遅かったけど...
回帰分析の章はオモロっ!
「えっ?最小二乗法って思ってたよりも簡単やん」とか相関係数とか決定係数とかの説明はすいすい読めた。
正規分布は学生の頃、待ち行列のシミュレーションなんかで正規分布は使ったけど、数学的説明省かれてて意味は良く理解らなかったけど、これ読んだら「おぉ!」って感じでよく理解った。なるほど、統計の女王だ。
そして、知ってるようで知らない「偏差値」の説明はもう、「なる〜!」って感じだ。平均と標準偏差を元にしたものが「偏差値」なのかぁ。
尖度と歪度かぁ。統計学の授業でやった覚えないが...寝て -
Posted by ブクログ
「PV=nRT が出てきて懐かし〜!」と思いながら読み始めた。
アボガドロ数の解説の段落に
酸素欠乏環境に入る → 呼吸中枢からあくび指令が出る → あくびによって酸素以外を取り込みさらに酸素欠乏に陥いる → 酸欠死
って連鎖の解説があるのにビックリ。
そっかぁ、窒素事故とか一酸化中毒等の事故現場には無闇に飛び込むと二次災害になるのねぇ。
定積比熱と定圧比熱と気体定数の間の関係性の数式展開は読んでてちょっと感動した。 (^.^;;;)
しかし、高校の時に状態方程式習った時は「ふ〜ん」で済ませてたのは勿体無いことした。
多分ここら辺も習ってたんだろうなぁ...(って、歳行ってからぢゃない -
Posted by ブクログ
数式を使わない入門書はどこか薄っぺらいが、本書は高校数学という道具を駆使して、学問の醍醐味を味合わせてくれる。
以下、復習
・シャルルの法則:絶対零度の発見。気体の体積は温度に比例する。
・PV=RT:ボイル・シャルルの法則
・アボガドロ定数:6.02x10^23個:=の原子の質量=原子量(g)
・空気中の酸素濃度は21%だが、これが18%になると酸素欠乏症になる。
・エネルギー保存則:熱力学の第1法則
・内部エネルギー=重心の運動エネルギー+回転エネルギー+振動エネルギー
・不可逆過程or熱は温度の高いところから低いところへ流れる:熱力学の第二法則
・自由エネルギー(ヘルムホルツFとギブズ -
Posted by ブクログ
適切な図、数式の解釈、論の展開、小話のおもしろさ。「高校数学でわかる」シリーズは文字通り、高校数学をマスターしている人であれば、間違いなく理解できる書物だ。
・今日の電気のプラスとマイナスはフランクリンが決めた。
・ファラデーはクーロン力も万有引力も近接作用で理解できると考えた。
・空間そのものが電気や磁気を伝える媒体である
・これ以上分解して理解することが不可能な基本的な関係=法則
・磁束が時間変化すると、そのまわりに電界が生じる
・P158 マクスウェルの方程式(4つ)
・マクスウェルの予言:電磁波の予言
・光にとって相互作用の少ない媒質:ガラスなど
・3色を組み合わせて作った「黄色」と