竹内淳のレビュー一覧

  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    非常に簡単な計算だけでフーリエ変換とラプラス変換のポイントを抑えており、
    数学的な煩わしさを感じることなくフーリエ変換の本質的な意味が理解できた。

    特に、
    フーリエ展開可能性、フーリエ級数から変換への拡張、ローレンツィアン、時間空間とスペクトル空間の関係、電気回路とラプラス変換の対応
    などは非常に分かりやすく改めて納得した。

    また、途中に現れる数学者の歴史がとても興味深く、歴史的な発展にも興味が湧いた。

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    2010年12月19日
  • 高校数学でわかる半導体の原理 : 電子の動きを知って理解しよう

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    工学にありがちな細かい計算にこだわらず半導体の原理を解説。
    デバイス開発の背景なども合間に述べられているので、飽きずに読み進めることができます。

    より詳細な理論を求める人は、参考文献を参照すれば完全に半導体工学を理解できるでしょう。

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    2010年12月19日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    [ 内容 ]
    フーリエ級数・フーリエ変換は、物理学や電子・電気工学、さらにそれ以外の分野でも、極めて重要で有用な数学です。
    また、数学ファン・物理ファンにとっては、フーリエ変換を理解できれば、科学はもっと面白くなるはずです。
    本書はラプラス変換も含めて、この理系必須の数学を高校理系レベルの数学の知識でできるだけやさしくマスターすることを目指します。

    [ 目次 ]
    第1章 フーリエ級数
    第2章 複素形式への拡張
    第3章 フーリエ変換への拡張
    第4章 代表的な関数のフーリエ変換
    第5章 フーリエ変換の性質
    第6章 ラプラス変換
    第7章 ラプラス変換を用いた演算子法
    付録

    [ POP ]


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    2010年05月23日
  • 高校数学でわかるボルツマンの原理 : 熱力学と統計力学を理解しよう

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    [ 内容 ]
    熱力学と統計力学は、重要な物理学の分野です。
    しかし「ちゃんと理解していない分野」の代表でもあります。
    定義は簡単だけれど、もうひとつよく解からないエントロピー。
    統計力学からエントロピーを導いたボルツマンの原理。
    どことなく違和感を感じていた熱力学と統計力学を、納得して理解できるように解説します。

    [ 目次 ]
    第1章 天を目指す人々
    第2章 夢のエンジン
    第3章 エントロピーって何だ?
    第4章 気体分子運動論-ミクロの世界で何が起こっているのか
    第5章 統計力学の世界へ
    第6章 ボルツマンの原理-統計力学の中核へ

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ 

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    2010年05月22日
  • 高校数学でわかる半導体の原理 : 電子の動きを知って理解しよう

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    [ 内容 ]
    半導体を理解するということは、半導体の中の電子の動きを理解することです。
    量子力学、電磁気学などのいっけん難解な半導体の動作原理を、高校レベルの基礎知識で、納得しながら理解できます。

    [ 目次 ]
    第1章 半導体の秘密
    第2章 キャリアの数は?
    第3章 半導体の中の電流
    第4章 pn接合とショットキー接合
    第5章 世紀の発明トランジスタ
    第6章 光の世界へ
    付録

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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感

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    2010年05月22日
  • 高校数学でわかるマクスウェル方程式 : 電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ

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    [ 内容 ]
    電気発見の歴史をたどりながら、電流、電圧、電界、磁界、磁束密度、静電容量…、そしてマクスウェルの方程式が見通しよく理解できる。
    電磁気学を学びたい人、学びはじめた人、しっかり原理を知りたい人の絶好の入門書。
    高校生から。

    [ 目次 ]
    第1部 エレキの謎を探る旅(平賀源内の挑戦 クーロンの秘密兵器 ファラデーの登場 もう一人の天才、アンペール 最後の壁、電磁誘導)
    第2部 電磁気学の統合(マクスウェルの方程式 電子のベール 無限のバトンリレー エレクトロニクスへ)
    第3部 旅の終わりに

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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章

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    2010年05月22日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    大学数学の基礎中の基礎のフーリエの法則を高校レベルの式を使って解説していますが、十分社会人にも通用する解説です。
    実際に計算しながら読んで行くと理解度100%な予感

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    2010年02月03日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    フーリエ級数の導出からフーリエ変換、ラプラス変換までを一気に押さえる。高校3年生(理系)の数学知識だけで、ここまで説明できるかと驚いた。
    厳密性は多少、損なわれるものの基本を理解するには十分。さらに詳しい専門書へ進みたくなった。

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    2009年12月11日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    2009/11/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2010/1/10~1/12

    大学時代あまり真面目に勉強してなかったので、このあたりの基礎がまったく抜けている私としては、これまでも何冊かフーリエ級数、変換からみの本を買って読んできた。「高校数学でわかる」と謳っているだけあって確かにこれまでの類書より分かりやすいし、これまで以上にこの部分の理解が進んだとは思うが、やはり「高校数学でわかる」のはちょっとしんどいのでは? 内容には何も文句がないだけにタイトルが狙いすぎのような気がする。

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    2010年01月12日
  • 高校数学でわかるマクスウェル方程式 : 電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ

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    平賀源内のエレキテルからマクスウェルによる電磁波の発見まで、電磁気学の基礎を非常に分かりやすく説明している。良い復習になったと思う。

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    2009年10月04日
  • 高校数学でわかるマクスウェル方程式 : 電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ

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     簡易な数学(とはいっても、積分は必要ですが)を使って、マクスウェル方程式を紐解こうという本です。
     基本のおさらいとしてもちょうどいい本です。

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    2009年10月04日
  • 高校数学でわかるシュレディンガー方程式 : 量子力学を学びたい人、ほんとうに理解したい人へ

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    かなり実用主義的ですが、方程式を本当に学びたいと思っている高校生以下の人には最高の著書です。とりあえず方程式を組み立てて説明して解く。あとちょっとした物理のお話。深い意味は他の本をあされということですw

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    2009年10月04日
  • 高校数学でわかるマクスウェル方程式 : 電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ

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    マクスウェル方程式の概要(示していること)は、分かったような気がするけど、数学で理解しているまでは至らなかった気がします。

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    2025年01月15日
  • 高校数学でわかる光とレンズ 光の性質から、幾何光学、波動光学の核心まで

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    仕事でレーザーに関する基礎知識が求められたので必要となり本書を紐解いた。
    光学に帰依した歴史上の偉人達の足跡解説に加え、数式を用いて、カメラ、眼、望遠鏡、顕微鏡などの光学機器の仕組みについて解説されている。
    「高校数学でわかる」とはいうものの、数ⅡBを分野横断的にこれでもかと使うためかなり難しかった。数学をきちんと通ってきていた人なら最後まで数式について行けるのだろうか。
    私は数学が好きだったものの全く得意ではなかったので、『生き抜くための高校数学』を片手に読み進めていった。それでもやはり2行2列のベクトル配列計算や偏微分、積分を複合的に使った光線追跡や分解能の箇所は非常に難解だった。
    基礎の

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    2024年04月13日
  • 高校数学でわかる流体力学 ベルヌーイの定理から翼に働く揚力まで

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    ネタバレ

    高校数学だけでは・・・、わかるところまではいかないんじゃないかなと思う。ちょこちょこ大学の教養レベル(理系高校数学+αの内容)をも超える数学が出てくる。タイトルを本気にしてはいけない。
    また、タイトルには無いが高校物理学も学んでいることが前提となっている。

    ただ、序盤は数式をしっかりと理解しないでも流体のイメージをしやすく書かれている。
    細かい数式の展開を追いたい場合には、物理や数学の教科書を側に置いて、わからない箇所は教科書を読みながら式の解き方を学ぶと良い。


    本文中には図と数式が多いが、数式を用いずに説明するには限界がある(;式を使わないように説明するせいで非常にわかりにくく誤解しや

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    2024年07月13日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    ネタバレ

    電気信号をフーリエ級数で表す。ほとんどの関数を三角関数の和で表せる。
    オイラーの公式=eのiπ乗=cosθ+isinθ
    テイラー展開=a+bx+cx2+dx3・・・とおくと、eのX乗、とsinx、cosxのテイラー展開で表せる。テイラー展開した式を足し算するとオイラーの公式が証明できる。
    複素平面を使うとフーリエ級数を表しやすい。フーリエ変換からフーリエ級数へ。
    指数関数のフーリエ変換。原点に点対称。
    ローレンツ型関数。面積がπに等しい。
    フーリエ変換の性質=線形性、推移則(時間推移則と周波数遷移則)、相似性、など。
    フーリエ変換の応用=振動現象、熱伝導、光学、量子力学、電波天文学など。CTス

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    2023年02月07日
  • 高校数学でわかる線形代数 行列の基礎から固有値まで

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    ネタバレ

    逆行列が存在する=行列式がゼロではない
    クラメールの公式=方程式の解がわかる=行列を行をいれかえたものの行列式を元の行列式で割ったもの
    逆行列は、転置行列を行列式で割ったもの
    クラメールの公式は計算が多くなる。ガウスの消去法が早い。

    固有値問題=正方行列Aと列ベクトルXの関係で、Ax=λxとなるときのλが固有値。
    エルミート行列の固有値は、必ず実数になる。量子力学で使われる。

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    2023年01月05日
  • 高校数学でわかるボルツマンの原理 : 熱力学と統計力学を理解しよう

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    熱力学について考えない日常生活が長いと、ついつい熱とは何であるかを忘れがちになる。
    毛皮のコートや羽毛布団では物質を温めることはできないし、
    統計と確率抜きに温度とは何であるかを語ることはできない。

    本書はボイル・シャルルの法則やカルノーサイクルなどを基礎に、エントロピーや熱力学の第2法則などを丁寧に解説しつつ、
    熱と統計の関連性をボース・アインシュタイン分布やフェルミ・ディラック分布を材料に紐解く。
    熱力学の教科書を書いたらこんな感じになるだろうというオーソドックスな構成であり、
    復習するには役立つが、数学の部分は省略がちで初学者には向いていないし、余談も雑で面白みに欠ける。

    悪い本では

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    2019年03月16日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    社会人になって数学のやり直しのために購入した本。今までフーリエ変換は大学授業ではやったことがあるが、初心に戻って購入。
    フーリエ変換、フーリエ級数だけではなく、数学にまつわる歴史も紹介してくれているため、読み応えのある1冊になっていると思う。
    数学は積み上げ式の知識だと思うので、忘れた頃に再読予定。

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    2019年02月14日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    大学で数学専攻したのにフーリエ変換がわからない。なので、工学的数学が理解できない。だからといって、わけのわからない数式を使う気にもならず、仕方なく40の手習いよろしく、再学習のため本書を読んだ。で、感想は以下の通り。・工学的対象物をモデル化する数式を理解するためには十分な内容。・数学的には、かなり無邪気な(間違った)証明が掲載されているということで、数学の本としては駄目。工学の本としては十分ということになるのだろう。

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    2018年10月23日