竹内淳のレビュー一覧

  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    若いときに出会いたかった本。
    ラプラス変換に親しみを覚えた。
    巻末付録でテイラー展開を微分で求めていて喝采。 でも仮定の証明が無いな。

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    2010年08月04日
  • 高校数学でわかるシュレディンガー方程式 : 量子力学を学びたい人、ほんとうに理解したい人へ

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    [ 内容 ]
    最もわかりやすいシュレディンガー方程式の入門書。
    高校数学レベルの知識さえあれば、量子力学の最も重要な方程式あのシュレディンガー方程式に到達できる!
    シュレディンガー方程式を理解しなければ、ほんとうに量子力学を理解したことにはならないのだ。
    『高校数学でわかるマクスウェル方程式』の著者による待望の一冊。

    [ 目次 ]
    第1部 シュレディンガー方程式への旅(量子力学の誕生 波を表す式 シュレディンガー方程式 ほか)
    第2部 原子の姿(波としての電子 量子数とはなにか 核と核分裂 ほか)
    第3部 シュレディンガー方程式を解く-計算編(解析的に解く 数値的に解く 外からの影響がある場

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    2010年05月22日
  • 高校数学でわかるボルツマンの原理 : 熱力学と統計力学を理解しよう

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     授業の復習のために購入。210ページ(本編)で熱力学~統計力学のエッセンスを取り出しながら、最終的に、Boltzmannの原理を導出する。もう少し具体的に言うと、古典熱・統計力学におけるボイル・シャルルの法則から状態方程式、熱力学の3法則やエントロピーを扱い、気体分子運動論による統計力学に入っていく。

     タイトルにもあるように、高校数学で基本的には構成されている。もちろん偏微分や1周積分など高校の分野を超えた記法もあるが、簡単な解説を付記してから書いてあるので、読む上では問題はない。が、やはり数Ⅰ・A・Ⅱ・Bのエッセンスを理解していないと、読むには少し厳しいだろう。

     理系高校生が少し背

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    2010年04月02日
  • 高校数学でわかる複素関数 微分からコーシー積分、留数定理まで

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    波を表すのに非常に便利な複素関数について、オイラーの公式から始まって、テイラー展開、コーシー•リーマンの関係式、コーシーの積分定理、留数定理などなどを経て、実積分、ひいては流体力学などにもつながってくるのが不思議です。
    高校数学から説き起こしてくれるから、分からないなりでもありがたいです

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    2025年06月23日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    私のブルーバックス積読シリーズ。
    フーリエ変換の解説から、ラプラス変換まで高校数学のレベルで解説された本。ブルーバックス新書であるが、数式はたくさん出てくる。高校数学を「しっかり身についている」人向けの本。
    数式がたくさん出てくるだけでなく、なぜ有用なのか、どんな分野に応用されているのかも記載がある。

    私はフーリエ変換の復習がてらこの本を手に取ったが、十二分な内容で満足。

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    2023年03月13日
  • 高校数学でわかる線形代数 行列の基礎から固有値まで

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    私のブルーバックス積読シリーズの一つ。
    学生時代に買ったか、社会人になって買ったか記憶は定かではない。

    優しく解説している線形代数の本。とは言え、行列を学んでないと、「高校数学でわかる」は難しいかも。なぜならしっかりとした線形代数の教科書的な内容だから。
    内容は口語体で分かりやすく、線形代数の基本を一通り学ぶことができる。
    専門外や、専門として学んだけど復習がてら、といった方にオススメできる本。

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    2023年01月08日
  • 高校数学でわかる半導体の原理 : 電子の動きを知って理解しよう

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    竹内先生の高校数学でわかるシリーズは好きでよく読んでいる。本書は私のこのあたりの勉強不足もあり最初はおもしろく読んでいたが途中で挫折。統計力学で勉強したマクスウェル・ボルツマン分布などが重要であることを改めて認識。以前はこのあたりのハードウェア的な話はあまり興味がなかったのだが、統計力学などの物理学の応用分野としておもしろそうだという興味は強く湧いてきた。

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    2021年12月19日
  • 高校数学でわかるシュレディンガー方程式 : 量子力学を学びたい人、ほんとうに理解したい人へ

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    とても簡潔かつ丁寧にシュレディンガー方程式を導き出すさまを解説してくれています。テイラー展開やオイラーの公式、フーリエ級数あたりは高校数学より先の内容ですが、どういうものかはわかる様に説明してくれています。自分の記憶では、理系学部の1年生で習うくらいのはなしでしょうか。筆者もおっしゃられていますが、紙と鉛筆をもって、泥臭くも愚直に手を動かしてみれば、式の変形を追ってシュレディンガー方程式にたどり着くことができました。

    見通し良く簡潔に説明してくれているのですが、私には以下の2点がどうしてそうなるのか、よくわかりませんでした。

    ●P61
    (運動量演算子と運動量の値の関係式)この式を使って運動

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    2021年12月15日
  • 高校数学でわかる線形代数 行列の基礎から固有値まで

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    完全に理解するためには、式の計算も図示すればいい。新書なので、レイアウトの問題でわからなくなることもありうる。線形代数の中ではかなりやさしい本であり、シュレディンガー方程式も記載されていることから発展もある。これをどのように卒論に結びつけられるかはわからない。

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    2021年05月30日
  • 高校数学でわかる線形代数 行列の基礎から固有値まで

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    行列を勉強しなければ量子コンピュータを理解できなさそうだったので、読んでみた。
    丁寧に説明されていてわかりやすかった。

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    2020年08月21日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

    購入済み

    わかりやすい

    大学時代、悲しいことにFFTのプログラムを理解できなかった。いま改めて読むと、フーリエ変換自体は簡単なものだということが理解できた。本書を参考にして、エクセルで合成する高調波の数を変えながら、近似される矩形波を見ていると面白かった。

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    2020年06月26日
  • 高校数学でわかるマクスウェル方程式 : 電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ

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    いきなりマクスウェル方程式から入らずに、平賀源内のエレキテルから、クーロン、ファラデー、アンペールと読み物的に進んでから方程式へと進んでいくので、抵抗なく入っていけました。
    『電磁気学という思考方法の体系を理解した私たちは、電磁気の世界を合理的にながめられる。数百年にわたる科学者たちの合理的な精神の活動の結果として、迷信や偏見、そして未知なるものへの恐怖から解放されたのである。』

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    2019年04月30日
  • 理系のための 微分・積分復習帳 高校の微積分からテイラー展開まで

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     証明を変に省略したり、数式を使わわないなどという事をせず、ちゃんと数式を使った、順を追った段階的な説明がとてもわかりやすかった。物理数学を扱うのに数式を使わないでちゃんと説明しようというのは無理があるように思える。なお、証明にこそ省略はないものの、その証明が必要となる状況の説明は明らかに知っていることを前提としており、また、タイトルの通り「復習」することを目的にしていることからも、これからはじめて微積分を学ぶ人にはちょっと適さない内容になっている。

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    2018年02月03日
  • 高校数学でわかるボルツマンの原理 : 熱力学と統計力学を理解しよう

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    まだ読んでいる途中だが、わかりやすくて良い。マクスウェル・ボルツマン分布が丁寧に導出されていて良かった。

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    2020年06月07日
  • 高校数学でわかる流体力学 ベルヌーイの定理から翼に働く揚力まで

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    ブルーバックスの中でも、かなりハードに数式が書き込まれているほうだ。ベクトルの話になるのでやむを得ない。流体工学を「つかむ」には、定番教科書をいきなり読むよりも、この内容をサクッと頭に収めてからのほうが良さそう。専門家でないのなら、この本の内容でも十分。

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    2018年10月14日
  • 高校数学でわかる線形代数 行列の基礎から固有値まで

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    教科書より分かりやすい。教科書読む前に、読んでおきたかった。行列について、本質的な理解を進められる。取っ掛かりにくい量子力学とつなげられるのが良い。

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    2016年08月28日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    これは分かりやすかった!学生の時に読んでおきたかった。もうフーリエ級数、フーリエ変換、ラプラス変換は怖くない。関わった人たちの歴史的な解説も良かった。

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    2016年07月09日
  • 高校数学でわかる半導体の原理 : 電子の動きを知って理解しよう

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    ネタバレ

     半導体についての全体像を知ることができた。今後、他の半導体についての本を読んだとき理解が深まりそうだと思った。
     半導体の仕組みは、目に見えない構造を自由に操っているみたいで凄かった。

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    2014年05月14日
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで

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    ネタバレ

     フーリエ変換とラプラス変換の方法となぜそのような形になるかを知ることができた。インテグラルが出てくると計算が複雑になると思っていたが、変換後の式の方が簡単になったので、少しは積分への苦手意識を克服できた。フーリエ変換とラプラス変換という武器を使うことはできるようになったが、まだ武器に振り回されている感がある。今後は実際に使ていき、これらの武器を使いこなせるようにしたい。

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    2014年01月18日
  • 高校数学でわかる統計学 本格的に理解するために

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    コンパクトで解りやすい統計学の入門書。
    と言っても、「ビジネスに役立つ統計書」というわけでなく、数学をベースとした本格的な統計学を学ぶための入門書である。

    分散や検定に始まり、回帰分析、二項分布、正規分布、ポアソン分布について、導出過程を含めて分かりやすく説明されている。また、ガンマ関数、確率母関数、モーメント母関数の説明も分かり易い。

    「高校数学でわかる」という書名どおり、数IIIで習う部分積分、置換積分、極座標変換に加え、大学初歩のヤコビアンあたりまでの知識があれば十分。

    ただ、カイ二乗分布、t分布、F分布については紙面の都合もあり、サラッとしか触れられていないのは少し残念。この辺り

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    2013年10月15日