梨屋アリエのレビュー一覧

  • でりばりぃAge

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    わからんなー。こうゆうのを良書というのだろうか。私はキモいと思った。個人的な感想です。
    まず、大学生がちょっとキモいなー。優男風で。だらしない。たくさん勉強した医学部生っていいますけど、それってかっこいいのですか?自分の苦しさを人のせいにして引きこもってるし中学生の周りをうろちょろしてるのはキモいとしか。
    結局お父さんは娘に結婚して子供産んでほしいと思ってるんだよな。結婚も家事もするかしないかは自由的な口先だけいっといて自分は皿洗わねぇんだから。何を伝えたいのかわからない。お父さんが登場した意味。
    全体的に価値観が古臭いし、ヤングアダルト小説とはこうであれ、みたいなはりつけた偽善があるように見

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    2022年08月01日
  • きみの存在を意識する

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    人には理解してもらえない困っていること、ある。
    誤解されたり、うまく説明できなかったり。
    そういうもどかしい様子がうまく書かれている。
    ディスレクシアのグレーゾーンにいるひすい。
    女にも男にも分けられたくない理幹。
    書字の違和感により合理的配慮を求める心桜。
    両親と死別し、養育里親の養子になった拓真。
    大人の期待に応えたい過食ぎみの小晴。
    過敏症をわかってもらえない留美名。
    障害という表現で書かれているが、
    今は神経細胞の多様性と捉えられているらしい。
    あとがきに、作者の体験によって書かれているとあり、驚いた。
    何かに悩んでいる人に耳を傾けなければと思った。

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    2021年09月10日
  • エリーゼさんをさがして

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    最初は読書が苦手or習慣のない中学生に読ませるならこんな本かな、と思いながら読み始めましたが、意外に幅広く社会問題にも触れられる本でした。
    とはいえ、そういうことを知るのはまた別の方法や機会を利用するとして、この本では単純に中学生ぐらいにありがちな友達関係や進路に悩む主人公の気持ちになって、また、ちょっとズレてる登場人物たちの描写を楽しんで読めばいいのかな、と思いました。
    いつもながら母親目線で読んでしまうと、ここまでひどくはないな、と安心します(苦笑)。

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    2021年05月16日
  • プラネタリウム

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    これは思春期の童話なのかもしれない。小学生には刺激が強すぎる、大人は忘れてしまっている、そんな境目の人たちに贈られる少し不思議な物語。

    短編4作の主人公達は皆中学3年生。全ての物語にはマクガフィン的にプラネタリウムが登場する。‬中高生の頃の自分の不安定さは、後になって振り返るほどに胸を締め付ける。恋、自尊心、将来、家族、そういった物に対する複雑な心理を、厨二的ともいえるマジックリアリズムにして表現しているのが面白い。

    プラネタリウムの「作られた星空」に自らを重ね合わせ、彼/彼女らの向かう先に思いを馳せる。‬

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    2020年10月26日
  • きみの存在を意識する

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    子供たちが悩みながらも、怒って傷つきながらも、自分で考えることのできる子たちでよかった。
    誰もがみんななにかしら抱えている。

    かもしれない、のきっかけをくれる物語。タイトルがとてもいいな。子供はもちろん、(わたし自身が大人を教師を好きになれなかったこともあり)大人に読んでもらいたい。これは自分も、相手も、年齢関係なく、いつまでも忘れずに意識すべきものなのだと思う。

    ただ、もどかしさに悶えたりもする(個人的に出てくる大人が菊ちゃん先生と心桜のお父さん以外ずっとむかむかした…あと梅田と田西…ちゃんと向かい合ってくれる人がいるのになぜ伝わらないのだ…!)

    ただだれもかれもが、抱えすぎていて、抱

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    2020年09月23日
  • きみのためにはだれも泣かない

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    ネタバレ

    きみスキの続編ということで読んだこの作品。思春期の中高生の心情を描いていました。

    けど、月乃や光はともかく鈴理のような性格の子は少し苦手かもしれない。近藤を美化し過ぎるし、隠れてポエムとか書いてそう。妄想癖なのかもしれませんが。

    あと、ラストでアッサリと夏海彗野上山西だけだったけれど、個人的に、斎藤や恵、寺崎のその後も
    知りたかったため、星3。ラストにあまり好感を持てなかった。

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    2020年05月31日
  • きみの存在を意識する

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    周りには理解して貰えず1人でもがいたり、葛藤している思春期の登場人物の感情をすごくリアルに描いていて良かった。ごく普通クラスには色々な生徒がいて、それぞれ悩んだり、考えたり、お互いに理解し合い、助け合いながら成長していく同年代の登場人物に感動したし、色々な子がいるんだという発見もできた。

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    2020年03月19日
  • 恋する熱気球

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    ネタバレ

    梨屋アリエさんお得意の、中学生たちの、ちょっと連作短編集。

    リアルな話ばかりでなく、ところどころ、中学生の妄想のような不思議付き。

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    2019年02月03日
  • 12月のおはなし クリスマス クッキング ふしぎなクッキーガール

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    12月のおはなしシリーズ、12月はクリスマス。クッキーの人形とクッキーの抜き型のけんか。子どもにもわかりやすい作品。

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    2018年08月30日
  • きみのためにはだれも泣かない

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    ネタバレ

    思ったより面白かった。でも鈴理は無理。特に唐揚げのとことか、電話待ってるとことか。絶対関わりたくないタイプ。対照的に中西がドロドロしてて、同じ話じゃないみたい。

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    2017年12月01日
  • 恋する熱気球

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    なかなか不思議な中学生向きの本だった。

    最初の「オルゴール・ガール」は親の離婚の話もあって、普通ではあったけど、
    その後は、魔法少女になっちゃう女の子とか、恋して自分が熱気球になって浮かんじゃったり。

    登場人物の名前も今風。でも、まあまあ面白かったけどね~

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    2017年10月31日
  • きみのためにはだれも泣かない

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    設定、感情、タイトル等一つずつはとても良いんですが、文章がイマイチ。
    読みにくいとまではいかないけど、すっと入ってはこないかな。

    でもいろんなパターンの人間の感情が描かれているので、ほとんどの方が感情移入できるのではないでしょうか。

    「こういう事考えてたな…イタかったな自分」とか、
    「こういう事ってあるよね!」って思える近距離型小説です。

    老若男女問わず「あるある」です。

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    2017年04月15日
  • わらうきいろオニ

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    仲間にしてもらいたくて、わざとふざけたことをして笑いを取る、必死に自分を押し殺すきいろオニの姿が、読んでいていたたまれません。
    けど、自分にも思い当たる節がある。
    それに、娘が幼稚園、小学校と進んで行くにつれ、こんな悩みを抱えてしまうときが来るかもしれない。と思いながら読みました。

    無理しなくても、自分を押し殺さなくてもいいんだよ。人に好かれるために、我慢してまで嫌なことをしなくていいんだよ。
    ということを伝える一冊でした。

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    2017年01月22日
  • きみスキ 高校生たちのショートストーリーズ

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    6人の高校生男女の日常を、それぞれの視点で描くショートショート集。
    あとがきにもあるように、作者が読書が苦手なティーンズのために、読みやすく書いたという…

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    2016年08月03日
  • きみスキ 高校生たちのショートストーリーズ

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    高校一年生の恋模様

    女の子4人と男子3人

    ギャルデビューの子や部活命の子やおとなしい子
    人当たりのいいイケメンに実は変人な文武両道くんや彼女が欲しい男の子

    青春だなぁ

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    2015年03月23日
  • スリースターズ

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    ネタバレ

    自分に注目してほしい、リスペクトしてほしい、背伸びして頑張っていることではなくて頑張っている自分のことを誉めてほしい、愛してほしい。っていうのはなにも悪いことじゃなくて、だけどそれをするのって案外めんどくさくて、しなきゃいけないことなんだけど、余裕がなくて。うーん、難しい!

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    2015年01月24日
  • わらうきいろオニ

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    黄色い鬼は珍しいのか、知らなかった。
    他の人と違うってどういうこと?の一例をわかりやすく紹介するようなお話。

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    2014年12月06日
  • きみスキ 高校生たちのショートストーリーズ

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    高校生の日常。あっさりすぐ読める。物語としては平坦。
    登場人物。
    山西達之、野上未莉亜、寺崎誠也、湯川夏海、沢井恵、近藤彗、斉藤美希。

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    2014年10月19日
  • ココロ屋

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    「それでは、よいココロがけを」
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    読書感想文コンクールの指定作品だったかな?仕事関係で知り、興味をひかれて読みました。

    ただ優しいだけじゃだめ。ただ素直なだけじゃため。あたたかい心だけでもだめ。
    そのすべてを兼ね備えて、いろんな形を持った、自然の、自分のココロがいちばん、という良い話。

    個人的に、ココロ屋という存在がすごく魅力的に感じました。ココロ屋の店主も好き。
    あのお店は、ゼルダの伝説(64版)の、ビンがいっぱい並んでるお店を思い出した。

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    2014年03月26日
  • 12月のおはなし クリスマス クッキング ふしぎなクッキーガール

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    かわいいかわいい、だけど芯の強い童話。
    男の子のするケンカと女の子のするケンカって違うよね。
    こどもの頃はなにかと絶好、絶好って言ってたな。
    絶好っていう割にはすぐ仲直りできたりして。
    おとなになったら絶好なんて言わなくても簡単に絶好になってしまうんだなーと痛感したり。
    ジンジャークッキー、作ったことないから作りたくなった。
    ツリーには飾らないで食べちゃうけどね。

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    2013年11月22日