梨屋アリエのレビュー一覧

  • わらうきいろオニ

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    すごく難しいなぁと思いました。
    いろんなできごとがやさしいことばで(多分中学年くらいでも読むのは読めるかも)語られていますが…痛いんです。すごく。自分が大人だからでしょうか?
    自分探しは痛みがともなうものなんですね。
    高学年か中学生に。

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    2013年09月27日
  • わらうきいろオニ

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    鬼といえば赤か青がメジャーで普通なのか。わたしの中では黄色い鬼も普通だったからまずそこに疑問が生まれてしまった。そんなに変か? 確かにツノのは三本もあって形もへんてこで普通ではなかったけれど

    主人公はそんな黄色い鬼くん。学校に行って人間のこどもたちに混ざってみるのだけど、変だ変だと言われあまのじゃくな行動をとってしまうきいろおに。悲しいのに笑って、自分を蔑んで…
    そんなきいろおには様々な変わった鬼に出会い、あまのじゃくな自分を見つめ直すーー
    とっても可愛いきいろおにの物語。

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    2013年09月10日
  • でりばりぃAge

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    ネタバレ

     この作品と、もう少し早く出会いたかった
     気もするけれど、今でも遅すぎることは
     ないだろう。

     始まりがあれば、いつかは終わりも
     やってくるけれど…
     でも、ひとつの終わりはひとつの始まりでも
     あるから。やっぱりぐるぐるとまわって、
     繰り返されていくんだなあ。

     お父さんがいい人だった。
     いつでもやり直せるって、勇気が出る
     言葉だ。
     やりたいことは、やるべきだ。

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    2013年07月15日
  • スリースターズ

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    子供の思い込みを拡大肥大した小説で
    必ずしも読後感はよくはないのだが、訳知り
    な大人とは違う感覚に基づいた行動が新鮮!
    ラストのなんで爆弾テロするんだろ?という自問
    が笑えるというか同感というか(笑)

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    2013年05月12日
  • きみスキ 高校生たちのショートストーリーズ

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    ネタバレ

    ころころ視点が変わる連作短篇集。
    色んなタイプの男の子や女の子がいて、仲良しグループではないが心情が重なるところがちょっと出てきたりとそういう接点がおもしろかった。
    ただ後半ちょっと展開が突飛というか、キャラの心の動きについていけないところもあり、少しラストが微妙に感じてしまった。

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    2013年03月20日
  • プラネタリウム

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    *あおぞらフレーク
    *飛べない翼
    *水に棲む
    *つきのこども

    人とは違った特徴をもつ人たちの、ちょっぴり不思議な物語。

    翼を隠しもつ少年
    15センチ宙に浮いてる少年
    月にかえりたい少女と木になりたい少女
    などなど

    少しずつ苦い話。

    あおぞらフレークが、絶対どこかで読んだことある気がするんだけど、どこでだろう?昔みた雑誌か何かの中に入っていた気がするんだけど、、
    他の話も含め、とても読みやすい本だなと思った。

    『わからない人には、その事実だけを受け入れてほしい』そこが、印象に残った。

    ブラネタリウムはどちらかというと、あまりメインではなさそう。
    読んでるときの私の状況も関係してるかも

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    2013年03月24日
  • きみスキ 高校生たちのショートストーリーズ

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    ネタバレ

    高校1年生の男女7人の短編集。短編、というか、一つ一つがとても短い! 作者あとがきにもありますが、掌(てのひら)小説だそうです。文豪・川端康成の「掌の小説」からちなんで、連作掌編小説、だそうです。

    設定的には、学区内2・3番目くらいの進学校でしょうか。男女7人の心の内が2〜3ページくらいで ぱたぱたと切り替わって語られていきます。7人が、同じ仲良しグループとかいうわけでもなく、でもちょっと接点があったり、思わぬ心情を知れたり。
    普通の高校生って、こんなかんじかな〜と。

    読むのが苦手な中高生に。(作者もそれを意識して書いているそうです)

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    2013年01月13日
  • きみスキ 高校生たちのショートストーリーズ

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    高校1年生のあるクラス。それぞれから見たクラスメイト達。本当に短い掌編(と著者もあとがきに書いている)が繋がり、1学期のクラスを描く。
    初めは、一編一編があまりに短く、ちょっと不満が残るような違和感があったけれど、読み進むうちにそのテンポに慣れ、終わり方も自然な感じで良かった。
    基本的に、登場人物がみな良い子で、安心していられたからかも知れない。

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    2012年10月15日
  • ココロ屋

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    〈内容〉「ココロを入れかえなさい。」また先生におこられてしまった。教室からにげだしたぼくの目の前にココロ屋があらわれて、「さて、どのココロにいたしましょうか。」―えっ、ココロって、取りかえられるの?ぼくは、ココロ屋の『やさしいココロ』と自分のココロを取りかえてみた。すると…。

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    2012年09月14日
  • ココロ屋

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    読書感想文 中学年課題図書

    ほうほう。面白い・・・!
    「やさしいココロ」
    「すなおなココロ」
    「あたたかいココロ」の
    欠点を見るっていう展開がすごい。

    ココロって複雑だから面白いのよね。

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    2012年07月10日
  • でりばりぃAge

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    登場人物みんな頑張ってるんだけど、頑固で他人を思いやれてない部分がある…
    物語を思い浮かべたときの絵がきれい。

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    2011年10月11日
  • プラネタリウム

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    『プラネタリウムのあとで』の前作。不思議な身体癖(?)を持つ少年少女の
    短編が4話。『あおぞらフレーク』での、空の割れるときの描写「薄氷で作った
    風船を割ってしまったような音がした。」の描写が好き。

    MVP:なし

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    2011年01月15日
  • プラネタリウムのあとで

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    不思議な体質(?)を持った少年少女の恋愛物語が4編。
    「プラネタリウム」の言葉につられて買ったのだけど、案外おもしろかった。
    『笑う石姫』が好き。プラネタリウムを形容した「星の湯船」という言葉も好き。

    MVP:なし

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    2010年12月28日
  • プラネタリウム

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    4つの短編集。「あおぞらフレーク」、「飛べない翼」、「水に棲む」、「つきのこども」。どれも不思議な現象・体質を中心にプラネタリウムをからめて書かれている。
    2010/5/8

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    2010年05月08日
  • ピアニッシシモ

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    中学生の少女の成長物語。友達との距離の取り方とか、両親への思いとか、おもしろいけど・・・ありがちな感じがする。
    2010/4/4

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    2010年04月04日
  • ピアニッシシモ

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    やわらかいけどイタイ。
    梨屋さんの作品はそういうタイプが多い。装丁もそうだけれど、イタイ作品なのにきれいなかんじが漂う。

    揺れ動く二人の少女の物語。

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    2009年10月08日
  • でりばりぃAge

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    ハードカバーが出たのはもう10年も前ですが。

    中学生の時にこれを読んで、大学生のお兄さんに憧れました笑
    今読んだら、また違う感想になるかもしれないけど。

    夏に読みたい本。

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    2009年10月04日
  • でりばりぃAge

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    うつろいがちな中学生が、
    夏季講習を飛び出し、とある庭に飛び出した。
    そこから、不思議な関係が始まる。

    わかることもあって、わからないことも多い、
    そんな誰でも経験した、中学生のさわやかな想いが蘇る。

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    2009年10月04日